北海道の土地の購入時期はいつが良い?札幌の土地価格の今後も
こんにちは。COZYの松田です。
日本国内でも四季の変化がとりわけはっきりしている北海道。
冬場は雪の影響を受けることもあるので、土地購入の時期を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その上でできるだけいい土地が出回る時期も考慮したいし、悩ましいですよね。
近年、土地の価格が上昇し続けている札幌の現状と予測も含めてアドバイスします!
※2022年11月現在
北海道の土地の購入時期でおすすめは?適した季節やタイミング
北海道で土地を購入するのに一番いいとされている季節は「秋」。
雪が降る直前、雑草が枯れた時期だと土地の形状がわかりやすく、きちんと測量できるからです。
そういう意味では春、雪が溶けて草木が生い茂る前でもいいですね。
積雪があると、土地の高低差も見づらくなります。
ですが、冬に土地を購入するのは絶対にダメかと言うとそうではなく、メリットもあるんです。
それは「除雪の状況がわかりやすい」ということ。
雪がどれくらい積もるか、除雪車がちゃんと入るか、近隣と除雪トラブルになりそうな要素はないかといったことが不安な方は、冬の土地の様子を見ておくのもいいでしょう。
また、冬に雪のない時期のイメージを見たければ、Googleマップのストリートビューでも土地の様子を確認することができます。
夏に土地の様子を確認するのなら、ガーデニングや家庭菜園、プール遊びなど、ほかの季節と比べて近所の人が庭先に出ている率が高いので、近隣の様子がわかります。
実際に足を運べば、お話もできるかもしれません。
北海道で土地を購入するなら積雪のない秋や春先がおすすめではありますが、季節ごとにメリットはあるので、重視したいポイントがある人は参考になさってください。
土地の購入に適したタイミングは?
安いうちに土地を買いましょう!と言いたい気持ちもありますが、COZYが一番大切にしているのはお客様自身の「今、自分の家が欲しい」という明確な意思です。
結婚や出産、入学・進学、転勤などきっかけは何でもいいですが、「この季節がおすすめ」「今なら安いかも」という一般論を「今欲しい」より優先させる必要はありません。
一般論にとらわれすぎるとかえっていい土地を逃したり、もっとも重要な「理想の暮らし」が十分に叶わなかったりすることも。
お客様が「今欲しい」と思った時が、土地を購入するのに適したタイミングです。
とはいえ、初めてお家づくりに臨む場合、「なぜ今家を買いたいんだろう」「理想の暮らしって何だろう」と具体的に表現できなくても仕方ありません。
そこで、私たちハウスメーカーに相談していただきたいと思うのです。
みなさんと一緒に理想の暮らしを考え、何を優先させたいかはっきりさせるお手伝いをいたします。
また、土地購入の際の注意点と見るべきポイント、近隣トラブルの避け方といったアドバイス、価格交渉のノウハウなど、プロの立場でお役に立てることがいろいろありますよ!
ぜひ一度オープンハウスやショールームへ足を運んでみてくださいね!
一般的に土地が出回りやすい時期も確認!
一般的に土地が出回りやすい時期も知っておきましょう。
賃貸の場合は、3月、4月の転勤シーズンに向けて物件が出やすく、また埋まりやすくもあります。
ですが、土地の出回りやすい時期は長期休暇のあとといわれているんです。
具体的には年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みのあと。
親戚同士で集まった時に、「あの土地どうする?」「売りに出すか」という話が出るんですね。
例えば、1月の長期休暇のあとならお正月が明けてすぐというよりは、お正月明けに査定に出して、実際に売りに出るのは1月後半から2月にかけてという感じ。
逆に真夏は争奪戦になりやすい傾向があります。
それは、3月~4月の転勤シーズン、または入学・進学シーズンに合わせて新築を建てたいと考えると、スケジュールを逆算して夏あたりには土地を確保していなければならないからです。
もし現在、転勤や入学・進学に合わせて新築購入を考えているのであれば、春先からモデルハウス見学に行くなど具体的な検討を始めるのがおすすめですよ。
札幌での土地探しの場合は、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
札幌での土地探しはどのタイミングがベスト?手順や注意点も確認
札幌の土地価格の動向は?今後はどうなる?
私がジョンソンホームズに入社したのは2020年。
それから2年半の間、札幌の土地価格はずっと上がり続けていて、一時は入社当時の2倍もの値段がついたところも!
でも、ここ数カ月は土地価格の上昇率が落ち着いてきました。
今までは本当にスピード勝負で、「いいと思った土地は、すぐ買わないとすぐ売れる」という状況でしたが、2022年12月現在は割と土地を選ぶ余裕があり、エリアによっては下がっているところもあるなという感じ。
土地の需要増の勢いに乗ってどんどん売値を上げすぎて、買える人が少なくなってきたのではと思います。
だから今はチャンスともいえるのですが、今後はどう動くか…。
この状況がいつまで続くかわからないし、「落ち着いている」と知った人たちがどんどん買うようになったらまた相場も上がってしまいます。
家を建てる資材の価格は上がり続けていて、これから光熱費も上がるとされていますから、土地は少しでも安いうちに買っておきたいところなのですが、予測は難しいですね。
今後も札幌の土地価格の動向を注視していきましょう。
「札幌近郊で住みやすいエリアは?地域の特色や土地の動向もご紹介」もあわせてご確認ください。
北海道の土地の購入時期は季節や価格だけでなく自分の意思を優先しよう
北海道で土地購入に良い時期といえば、一般的には土地の状態がよく見えて測量もしやすい秋、あるいは春とされています。
でも、積雪状況が気になる方なら冬の土地の様子を見た方がいいし、近隣の雰囲気を知りたい方なら住人が庭先に出ていることが多い夏が情報収集に便利でしょう。
おすすめの購入時期(季節)もありますが、一番大切なのはお客様が「今、自分の家が欲しい」という明確な意思になります。
それが、土地を購入するのに適したタイミングだといえます。
また、一般的に売り地は親戚同士が集まる長期休暇のあとに増える傾向があり、休み明けに査定を依頼すると考えると、だいたい休暇時期から1カ月前後で市場に出回ります。
転勤や入学・進学をきっかけに新築購入を決める方は多いですが、スケジュールを逆算すると入居希望時期の前年の春先から検討を始め、夏に土地を確保することになるため、夏場は争奪戦になりがちです。
近年上昇し続けていた札幌の土地価格は、ここ数カ月でやや落ち着いてきたように思えます。
金額が上がりすぎて買える人が少なくなってきたためとも推測できますが、今のうちに買おうと考える人が増えれば再び相場が上がりかねません。
今後も土地価格の動向に注視してみてくださいね。