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2023.01.20 南 龍祐

新築のキッチンで後悔したくない!自分たちに合うキッチン作りのコツ

家を買う 家のこと

 

こんにちは。COZY設計担当の南です。

 

新築を建てるならキッチンにはこだわりたいという方はけっこういらっしゃると思います。

テレビや雑誌、SNSで見るようなおしゃれなキッチンに憧れる方も多いですね。

 

ただ、毎日使う場所ですから、いくらおしゃれでも使いにくさを感じるようではいけません。

 

後悔のないように新築のキッチンを使っていただけるよう、ポイントをお伝えしたいと思います。

 

 

新築のキッチンで後悔しがちなところは?

基本的に、システムキッチンはきちんと使い勝手を考えて製品化されているので「失敗」や「不具合」というほどの不備はないと思うんです。

 

その上でキッチンについて「こんなはずではなかった」と後悔するとしたら、自分たちの暮らしに合っていないのかも。

新築のキッチンで後悔しがちな例をいくつか挙げてみますね。

 

おしゃれ感を最優先してしまった

アイランドキッチンやフラットなキッチンはおしゃれに見えるので望まれる方も多いのですが、実は、いつもきれいにしておかないといけないので大変なんです。

 

上にちょっとでも物を出しっぱなしにしておいたり、洗い物がたまっていたりすると生活感が出ちゃうんですよ。

片付けが苦手な方にはおすすめしません。

 

床への水跳ねや油跳ねもすぐ対処しないと気になりますね。

 

逆に「アイランドだからいつもきれいにしておかなきゃ」と、こまめな片付けや清掃を心がける方なら上手に使えると思います。

 

また、カラーバリエーションが楽しめる人工大理石のシンクも人気がありますが、注意が必要。

 

サッと拭くだけで汚れが取れやすい半面、カレーや濃いめのソースなどが付いたまま放置してしまうと、色素沈着によって色ジミが残る場合があるんです。

こぼしたらすぐ拭き取るように心がけないと、せっかく好きな色を選んでもシミが目に入るたびに残念な気持ちになってしまうでしょう。

 

収納の量や位置に不満がある

自分たちの使う食器がどれくらいあるか、家電をどこに置くか、よく使うものはどこにしまうかといったことをイメージせず、何となく物を置いてしまうと使いにくく、片付けも面倒になってしまいます。

 

物の量や大きさに応じて適切な位置を決めて収納するようにしましょう。

 

収納の位置は、家事動線とセットで考えることも大切。

コンロを使う時にすぐ手に取れるよう調味料は近くに置くとか、「材料の準備→下ごしらえ→調理→盛り付け」がスムーズにいくように収納が配置されているとベストです。

 

効率が悪い家事動線

家事動線でいえば、コンセントの位置や数、ゴミ箱を置く場所なども適切でないと小さなストレスが溜まっていきます。

 

その点、COZYの間取りはこれまでのお客様の声を参考に家事動線を効率化し、使いやすい設備を採用しているので、設計担当としては自信を持っておすすめしています。

 

設備がオーバースペック

「新築ならいい設備を設置したい」と思われる方も多いはず。

しかし、自分たちに必要のない設備であったり、オーバースペックだったりすると、逆に使いづらい場合があるかもしれません。

 

例えば、食洗器はあると便利かつ人気の高い設備で、選ぶときに深型か浅型かで迷う方がいらっしゃいます。

 

深型だと鍋も入るから、と考えがちですが、食洗器があるといっても予洗いして使うものなので、鍋ならそのまま手で洗い切っちゃっていいんじゃないかなと思うんです。

深型にすることによって浅型より場所をとるので、収納が減るということも知っておきましょう。

 

あと、食洗器に関してはゴミ取りなどのメンテナンスをこまめにやる、容量を守るといったことを心がけておかないと故障や不具合の原因になることがありますから気を付けてくださいね。

 

2人でキッチンに立つとちょっと使いにくい

コロナ禍以降、お家で過ごす時間が増えるとご夫婦2人でキッチンに立つ機会が増えた人もいるかもしれません。

 

キッチン周りの一般的なサイズは、横幅255cm、高さ85cm、奥行き65cmとなります。

特に高さはたいてい奥様が使いやすいようにしてあるので、身長差があるご主人には低くて使いにくいことがあります。

 

また、1人で使うなら通路幅は平均80cm程度でいいのですが、2人がすれ違える通路幅にしたいのであれば1mくらい取っておくといいでしょう。

ちなみに、COZYでは通路幅1mが標準です。

 

高さは平均の85cmですが、ご要望に応じて調節することも可能です。

 

高さ調節やシンクの幅を広げたいなどのサイズ変更はハウスメーカーによって対応が異なるので、希望があれば相談してみてくださいね。

 

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新築のキッチンで後悔しないための対策は?

新築のキッチンで後悔しないために一番おすすめしたいのは、事前にメーカーのショールームで実物を確認することです。

 

きちんと自分たちの使い方をイメージした上で、触ったり調理の流れに沿って動いたりして確かめましょう。

 

僕たちハウスメーカーの人間もある程度の知識は持っているつもりですが、メーカーの社員にはかないません。

 

また、新築を建てるとなると夢が膨らんで「あれも使ってみたい」「これも叶えたい」とオーバースペックになりがちですが、本当に自分たちの生活に必要かどうかというところもじっくり考えてみるべきです。

そこは、ハウスメーカーの担当者を通してこれまでのお客様の感想を聞くようにすると、リアルな情報を得ることができるのではないかなと思います。

 

 

新築のキッチンの仕様や設備の選び方は?設計担当がおすすめをご紹介

新築のキッチンの仕様や設備についてお悩みの方へ、COZYの設計担当が選び方のポイントやおすすめの設備をご紹介します。

 

サイズ

COZYなら、これまでのお客様の声を総合して、よりよい間取り、よりよい設備を取り入れているので、標準仕様で十分満足いただけるようなキッチンになっています。

 

料理が好きな方なら、シンクの横幅やまな板を置くスペースを標準よりも広めにとっておくとより使いやすいでしょう。

ご夫婦2人、またはご家族など複数の人がキッチンを使うお宅なら、それぞれの使いやすい高さの中間あたりをとってサイズを調節してもらうといいと思います。

 

間取り

間取りに関しては、COZYでもいろいろなプランをご用意しています。

 

片付けがあまり得意でない方なら少し奥まったところにキッチンがあるような、キッチンが目立たない間取りを選ぶと、ちょっと物が置いてあっても気になりません。

パントリーが付いたプランなら、物が多くても中にしまっておくことができます。

 

最近は冷蔵庫と別に冷凍庫を置きたいという方も増えているので、パントリーはおすすめですね。

 

新築のキッチンでおすすめの設備やオプション

設備の面で「あるといいな」と思うのは、やっぱり食洗器。

便利であるということに加え、心に余裕を持てる気がします。

 

COZYのお客様は子育て世代のご夫婦が多いのですが、お子さんのお世話でほかの家事に手が回らない時は食洗器があると気持ちがすごく楽になるんじゃないかな、と。

 

それと、ガスコンロに比べて掃除がしやすいIHヒーターも、家事の手間を減らせるという意味で取り入れてはいかがでしょう。

火力が弱いと心配する声もありますが、最近のモデルはだいぶ火力も上がり、チャーハン以外はうまく作れるはず(笑)。

 

あとはタッチレス水栓。

手が汚れていてもセンサーで水が出ますから、使ってみるとすごく便利ですよ。

 

もう一つ、ちょっとした物ですが水切りバスケットも。

マグカップなど1日に何度も使うようなものは、いちいちしまうよりもここへ置いておく方が使いやすいように思います。

 

ほかにも、新築キッチンのデザインや機能、オプションについて書いたコラムがありますので、そちらもぜひご覧ください。

新築キッチンのおすすめデザインや機能は?あると便利なオプションも

新築で後悔しがちなオプションは?どんな選び方をしたらいい?

 

重要なのは「自分たちの暮らしに合っているかどうか」

新築のキッチンの仕様や設備について一番大事なことは、「自分たちの暮らしに合っているかどうか」。

個人的には、SNSにたくさん上がっているおしゃれなキッチンの中には「生活感はない」という気がしています。

どんなに便利な仕様や設備であっても、自分たちにとって使い勝手のいいものを選ぶのが第一で、おしゃれを考えるのはその次の段階です。

 

例えば、先ほどご紹介した食洗器の場合、僕としては「あったらいいな」と思いますが、ご家族が少ないお宅は手で洗ったほうが早い場合もあるため、そのような場合は特になくてもいいかな、と思います。

 

ちなみに、COZYのキッチンで意外と好評なのが、ガス台の横に埋め込まれたスパイスラック。

お客様から「キッチンの立ち上がりの壁にスパイス用のニッチを作りたい」とご要望があった時に、「スパイスラックならここに付いてますよ」とお見せすると喜んでいただけます。

 

埋め込み式なので見た目もすっきりしていますし、仕様によっては包丁立ても全部収納されているキッチンになっているので、オープンハウスの機会などあれば見ていただきたいです。

ご見学をご希望の際はホームページから予約できますのでチェックしてみてくださいね。

 

 

新築のキッチンで後悔しないコツは自分に合うものを適切に選べるか

新築のキッチンで後悔してしまう原因としては、自分たちの暮らしに合っていないことが考えられます。

 

例えば、「おしゃれ感を最優先してしまった」「収納の量や位置に不満がある」「効率が悪い家事動線」「設備がオーバースペック」「2人でキッチンに立つとちょっと使いにくい」などで後悔する方がいらっしゃるようですね。

 

新築のキッチンで後悔するような事態を防ぐためには、自分たちの使い方をきちんとイメージした上で、メーカーのショールームで実物を見ること。

サイズ感や使い方を確認しながら、製品について一番よく知っているであろうメーカーの社員の方にいろいろ聞くこともできるからです。

 

さらにハウスメーカーの担当者を通じて、過去のお客様が実際に使った感想を聞いてみるととても参考になるのではないでしょうか。

 

COZYなら、これまでのお客様の声を総合して、よりよい間取り、よりよい設備を取り入れているので、標準仕様で十分満足いただけるようなキッチンになっています。

 

キッチンの高さの調節、シンクの幅を広げたいなどのサイズ変更や、キッチンの設備についてはハウスメーカーによって対応が異なるので、気になる方はぜひ相談してみてくださいね。

 

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南 龍祐

この記事を書いた人

南 龍祐MINAMI RYUSUKE

こんにちは。設計を担当させていただいております南です。
皆様の理想の家づくりのお手伝いをさせていただいております。
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