札幌の新築一戸建てなら
コーズィ

2018.06.02

土地の相場を知って予算を決めれば家作りがスムーズに。

家を買う 土地のこと

こんにちは。田上です。

新居を考えているみなさん、住みたいエリアの土地代はどれくらいか把握していますか?

土地の相場は株と一緒で人気のあるエリアほど値段が上がり、需要の少ない場所は下がります。

今、土地代はまず高いです。

自分の予算をきっちり出し、土地代に当てられる金額を明確すれば、エリアや坪数、家の大きさを決める目安になります。

 

そこで今回は土地の相場や土地代に含まれる諸費用など、一戸建ての予算に必要な費用の考え方をお伝えします。

ではまず、札幌市内の土地相場はいくらかチェックしてみましょう。

 

札幌市内の土地は1000万以上が多い

2017年9月現在、人気の中央区は1500万円~が相場。

ステータスの高い人が住む宮の森は土地代だけで2000万円以上かかります。

一般的に住宅地は、土地を求める人が減れば相場も下がりますが、こういったブランド化したエリアは価格の変動がほとんどありません。

 

地下鉄沿線の中で比較的低価格な土地が多い東区でも、ショッピングモールのある元町付近だと1300~1700万円と高額。

ですが、子育て世代に人気の東雁来ニュータウンは800~1000万円、北丘珠・中沼なら300~500万円と郊外へ出るほど価格が手頃になります。

 

では、1000万の土地で一戸建てを新築するとしたらいくら必要になると思いますか?

 

1000万円の土地なら3LDKは2980万円

ニーズの多い3LDKをCOZYの平均価格1550万円で計算すると、費用は全部で2980万円くらいかかります。

みなさんにとってこの金額は、「高い!」「まぁまぁこんなところだよね」のどちらでしょうか?

 

中には「1000万円の土地に1550万円の建物だから、2550万円じゃないの?」と考えた人もいると思います。

家を建てるにはさまざまな諸経費がかかり、以下の項目が大体費用として換算されます。

 

・建物代

建築費(COZYの平均的な価格)・・・1550万円
諸経費(登記やローンの手続き)・・・200万円

・土地代

土地代・・・・・・・1000万円
杭代・・・・・・・・100万円
*仲介手数料・・・・40万円

 

札幌市内なら杭の費用は必要です

札幌の97%は地盤が弱いといわれています。

硬い層まで何十本も長い杭を打ってから家を建てる必要があるので、杭の費用で50・60~200万くらいを予算に組み込んでおくのが無難です。

 

南区や西区の福井、西野、清田区清田など山の近くにある地域で、たま~に「硬い岩盤があったので杭代はかかりません」ということも。

でもこれは、土地を決めて調査に入らないと分かりません。かなり運です。

硬い地盤だったらラッキー程度に考えておくといいでしょうね。

 

土地の購入には仲介手数料がかかる場合も

土地の購入には基本的に仲介業者がいないと売買はできませんから、仲介手数料がかかってくることになります。

土地代×3%+6万円の金額に税をプラスした料金が発生するので、1000万円の土地の場合は約40万の仲介手数料が必要です。

 

でも「仲介手数料0円!」みたいな広告を見たこと、ありますよね?

これは、ハウスメーカーなどの業者が持っている自社地で家を建てるので、仲介する必要がなくなるからです。

COZYのように宅建免許がある業者なら、仲介手数料をカットすることができるんです。

 

土地の価格を調べる方法はネットでも検索できます。

自社地は公開されていないことがありますので、直接ハウスメーカーへ足を運んでみてください。

 

土地代はいくら捻出できますか?

建築費+登記やローンなどの諸費費+土地代+杭代や仲介手数料=みなさんの新居の予算ということが分かりました。

自分の予算から逆算すれば土地に当てられる費用が見えてくるので、例えば土地代の予算が500万しかないのに元町に住みたいのであれば、「え!? 元町1300万?800万足りない。

しかも杭代もあるから900万だ!」と気付くことができますね。

ここから現実的な家作りが始まります。

 

僕たちCOZYにご相談にくるお客様も予算から土地代を出してみたら、希望するエリアが想像していたよりずっと高いということがあります。

「どうしても住んでみたいんだけど・・・」というお客さんには、なるべく予算に近い物件を探して月払いで提案しますが、日当たりが悪いとか、土地が狭くて隣と密集して立つとか、デメリットもきちんと説明しています。

 

それだったら、このエリアに住む必要がないね」と、ほかのエリアで家を建てる方もたくさんいます。

 

みなさんも予算を出して、リアルに家が建てられる場所を探してみてはいかがでしょうか?

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