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2021.06.04

住宅ローンと勤続年数の関係を解説!転職で勤続年数が短くても大丈夫?

家を買う お金のこと

 

こんにちは。COZY事業部です。

 

「家を建てよう!」と決めた時、多くの人が住宅ローンで資金を借りています。

その際、僕がお客様からよく尋ねられることの一つとして「転職したばかりだけれど事前審査に通るだろうか?」とご相談を受けることがあります。

 

勤続年数が審査に関わってくるといっても、具体的にどのくらいの期間働いていればいいのか、わかりずらいところですよね。

今回は転職して間もない人や、これから転職を考えている人に役立つお話をしていきましょう。

 

 

住宅ローンの重要な審査基準「勤続年数」は短くても審査に通る?

現在の職場にお勤めの年数がどれくらいなら審査に通りやすいか。

少し前までは3年といわれていましたが、最近はやや短くなって、勤続年数2年以上が望ましいとされています。

 

一方で、最短の例では勤続1ヵ月の方でも審査が通ったというケースもありますが、お問い合わせをいただく中では「半年くらいだけど大丈夫?」という方や、1年たっていないけど大丈夫ですか?という方もいらっしゃいます。

 

もちろん、それでも意外とうまくいく場合があるんですよ。

銀行によって異なりますが、勤続年数2年未満、もしくは1年未満でも、それだけでローンを組めないということはなくなってきたように思います。

 

 

住宅ローンは勤め始めたばかりだと厳しい?タイミングも見極めて

転職の履歴書

転職を予定しているお客様からのご相談で「まもなく転職するけれど、いつ審査に出せるだろう?」と聞かれたことがあります。

結論から言うと審査に出すのはいつでも出せます。

 

ただ、満足できる結果を得たければ、何カ月間かしっかり給与をいただいたという実績を作った方が有効に働くはず。

 

また、前職とは異なる業界へ転職する場合についてはケースバイケース。

ステップアップであるなら問題はないケースもあるでしょうし、逆に完全に違う業種であるからといってダメということはありません。

 

これから転職するならタイミングを見極めて

たまにいらっしゃるのが、家を建てようか、転職しようか迷っている方。

家族の希望として家はほしいけれど、今の仕事に不満があるとか、よりよい条件の職場に誘われているとか。

これについては僕の立場から「こうしてください!」とは言えませんが、ご家族の状況でベストな選択肢をとるべきです。

 

仮に30代半ばで家の購入を検討したとして、同じ時期に、転職した先輩から好待遇の職場に誘われたらそちらへ行きたい気持ちもある。

でも今転職してしまうと、次に家を建てられる条件が整うのは2〜3年後かもしれない。

 

もし家がほしいという理由が、年老いた親のために1日でも早くバリアフリーの家にしようということだったら、意味がなくなりますよね。

その辺の兼ね合いは本当によく考えた方がいいです。

 

転職っていうのは、家を建てるタイミングともけっこう絡んでくるようなことなんですよね。

ちなみに、無事に融資を受けられた方がローン返済中に転職することについて、金融機関はまったく気にしないと思います。

ローンを組んだあとで転職はできますので、延滞しないように準備をしておいて、転職することは問題ありません。

 

 

勤続年数が短くても通りやすい!フラット35とは?

勤続年数が短いとか、年収があまり高くないとか、そういった方々にも広く開かれているのが、住宅金融支援機構が融資する「フラット35」という住宅ローンです。

銀行が預金者のお金から資金を貸してくれるところであるのに対して、「フラット35」は国家的な予算組みや金利の引き下げが決定される仕組みの中で動いているので、公のお金に近く、多くの人が借りられる可能性が高いんです。

 

特に勤続年数に関しては判断が明快。

転職して3カ月だとして、その3カ月分の給与明細を提出すれば、先ほど言ったような年収計算ができてしまうので、最大いくらまで借りられるかが計算上でわかります。

そちらと、その他条件も合わせて実際に借りられる金額が提示されます。

 

窓口は銀行、信金、信組といったさまざまな金融機関に設けられていますが、どこで借りても金利は一定。

現在の金利から考えた場合、銀行などと比べると「フラット35」の方が少し高い状況ですが、性質上安定した商品であるため、安定度の高さを求める方にはオススメです。

 

住宅ローンの金利については「住宅ローンの金利は変動・固定どっちを選ぶ?気になるフラット35も解説」も、ご覧になってみてくださいね。

 

 

住宅ローンの審査基準、勤続年数以外のポイント

審査基準に関していえば、勤続年数も重要ですが、やはり年収や信用情報は重要です。

 

年収って、勤続年数が1年に満たない場合はまだわからないのでは?

それがそうでもありません。

これまでの給与明細を提出することで、12ヶ月働いたら年収はこれくらいになるだろうというところを計算してくれる可能性もあります。

 

あとはクレジットカード利用履歴などの信用情報。

つまり、過去にお金を借りた時の延滞状況はどうかといったことも見られますね。

 

勤続年数の話とはちょっと違いますが、意外なところでは運転免許証の紛失回数もチェックされることがあります。

事実、再交付歴が4回あって審査に通らなかったというケースに遭遇したことがあり、僕もびっくりしました。

以上のようなことを総合的に判断して、融資を受けられるかどうかが決まります。

 

住宅ローンの審査基準については、こちらのコラムも参考にしてみてくださいね!

住宅ローンの事前審査に通らないのはなぜ?審査基準や対策をチェック!

 

 

まとめ

「自分の家がほしい!」と強く思った時、ローンを組むことさえできれば実現するとします。

ほしいという気持ちとお金、この2つの条件がそろうタイミングは、人生の中でもレアな瞬間です。

時代の変化とともに制度が変わり、ほんの2〜3年前と比べても、転職後の勤続年数に関する審査基準は徐々に緩んできています。

 

また、「フラット35」のような間口の広い住宅ローンも利用できるようになりました。

本当に家がほしいと思っている人に、優しい時代になりつつあるのではないでしょうか。

 

「転職したばかりだからお金は借りられないだろう」と、何もしないうちに諦めるのはもったいない。

僕らもご相談に乗りますし、まずは事前審査を受けてみることを強くおすすめします!

札幌COZYの新築一戸建て相談でも、お気軽に相談してくださいね♪

 

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