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2019.08.27

札幌市・川口家の実例あり!新築戸建の固定資産税を上手に支払う方法

家を買う お金のこと

こんにちは。COZYの川口です。

土地を買い、家を建てると、毎年固定資産税の支払いが発生することはみなさんご存知でしょう。

ですが、年間どれくらいかかるんだろう、高いんだろうなと漠然と思っている人は少なくないようですね。

今回は3年前に家を建てた僕のケースを例に挙げながら、余裕を持って固定資産税を支払っていくための方法をお教えします!

 

 

新築の固定資産税ってどのくらい? −札幌市川口家の場合−

COZYの家づくりセミナーでは僕が講師を務めることもあるのですが、固定資産税って年間20〜30万かかるんじゃないだろうか?…そんなふうに思っている方もいらっしゃいます。

こういう時は実例を挙げた方がイメージしやすいので、僕のケースをお話ししています。

 

POINT1 新築を建ててから3年間は減額制度が適用される

新築住宅の固定資産税は、床面積が50〜280平方メートルの範囲内であれば3年間半額になるという減額制度が適用されます。

僕は札幌市東区東雁来で50坪の土地に32坪の家を建てました。

32坪はおよそ106平方メートルなので減額制度適用の対象となり、通常の計算では固定資産税の額が16万円ほどになるところ、最初の年に支払ったのは半額の約8万円。
(便宜上、都市計画税も固定資産税に含めて考えています。以下同様)

税額は土地と建物の評価額によって変動しますから、東雁来より利便性がいい土地、例えば地下鉄駅が徒歩圏内にあるような場所だと、これよりもう少し高くなるだろうなと予想がつくと思います。

 

 

POINT2 固定資産税は4年目が一番高い

減額制度の適用外となる4年目、うちの場合は前年より4万ほど多い12万600円の固定資産税を納めました。

一般的にも、4年目にはそれまでに比べて4万円〜4万5000円程度高くなると考えていいと思います。

そしてこれ以降、建物の評価額は下がる一方なので、固定資産税に関しては4年目が一番高いということになるのです。

 

ちなみに、建物は減価償却も考慮されるため、半額適用前の税額だと1年目は16万円だったのが4年目には12万円まで下がりました。

建物の評価額はだいたい3年に1回のペースで変わりますから、さらに3年後=家を建ててから7年目の固定資産税はたぶん3万円くらい安くなって約9万円、11年目以降になると5〜6万円程度になるかな、と予測できます。

 

 

新築でかかる固定資産税は住宅ローン減税の還付金を有効活用!

確定申告をボールペンで記入

固定資産税って年間20〜30万円もかかるのでは…と考えていた人には、だいたいの金額がわかったことで安心していただけたでしょうか。

それでも毎年の出費は痛いなぁと思う人もいるでしょうね。

 

そこで活用していただきたいのが住宅ローン減税です。

公務員や会社員の方が住宅ローンを利用して家を建てると、年末調整の時にローン返済額の1%が所得税額から最大10年間(消費増税措置適用中は13年間)還付されるというアレです!
※1年目は確定申告終了後、春先に還付。自営業の方は翌年の所得税が減額されます。

収入にもよりますが、一般的に年収400万円前後だと所得税の還付金額は7万円から7万5000円くらいになるはず。

そういう人が家を建てて1年目、僕のケースで言えば8万円の固定資産税が還付金でほぼ賄えるんです。

仮に還付金額が7万円までいかず3万円程度だったとしても、残りの5万円は月々5000円弱貯めていけば十分払えますし、医療保険料の戻りも足しになるかもしれません。

年間8万円を捻出しなければと考えると気が重くなりますが、これまでもらえなかった還付金が家を建てることによってもらえるようになるので、それを固定資産税の支払いとして有効活用するのも一つの手です。

 

固定資産税の納付は札幌市を含む多くの自治体で4・7・11・2月の4期に分けてできるようになっていますが、支払いの期日って意外と忘れてしまうもの。

だから僕としては一括で払ってしまうのがベストだと考えています。

それも年末に還付金が戻ってきた時にあらかじめ固定資産税として納める分をよけておくと確実です。

 

 

住宅ローン減税の期間満了後はどうする?

どうでしょう。固定資産税に対してあまり不安を感じなくなってきたのではないでしょうか。

住宅ローン減税の適用は最大10年間、消費増税の転嫁措置が施行されている今なら13年間となっていますが、それ以降についてもあまり心配しなくて大丈夫。

住宅ローン減税の期間満了後は本当に自力で固定資産税を捻出しなければなりませんが、その頃には家の評価額もないに等しいくらいになるので、固定資産税は年間5〜6万円あたりにまで下がっているでしょう。

そうなったら月々5000円ずつ貯めていけば12ヶ月で6万円です。

給料のベースアップを考えるとその5000円分くらいは上がっていると思いますから、そういう意味では今と比べて出費が増えるわけでもありません。

将来的にも現在の生活水準を下げずに暮らしていけると思いますよ。

 

こちらの記事では補助金制度・減税制度について解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
札幌で新築を建てるなら補助金制度・減税制度をチェック!

 

札幌で夢の新築!固定資産税を正しく知って無理ない資金計画を

家族でキャンプ

いつもお伝えしていますが、COZYブランドが重視するのは「住んでからの暮らしが大切」ということ。

せっかく理想の生活を叶えるお家を建てたのに、ローン返済や納税のために好きなことを我慢するとか、ボーナスが出ても旅行したりせずに全部そっちに使っちゃうとかっていうのは違うと思うんです。

だからこそ、出費を見越した資金計画が重要。

固定資産税についても、1年目の納税額を見れば4年目にどれくらい高くなるかが予想できるので、その分を3年のうちに貯めておくということも可能です。

家を建てたからといって、出費にばかり頭を悩ませていたらもったいないと思いませんか。

生活レベルを維持しながら長く楽しく暮らしていく方法もちゃんとありますので、ぜひ僕たちにご相談ください。

札幌COZY新築一戸建ての相談窓口ではお金のことから土地のことまで、何でもご相談いただけます。ぜひ気軽にお越しくださいね!

 

 

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