4人家族の新築一軒家の理想的な広さは?平均坪数と間取りをご紹介!
こんにちは、COZYの樋口です。
COZYのお客様は、ご夫婦2人、もしくは小さいお子さん1人のご家族が多く、将来的には4人家族を想定している方も多くいらっしゃいます。
僕たちはまずお客様に理想の暮らしを具体的にイメージしていただき、それが叶うお家を一緒に考え、そのお家を建てられる土地を探すという方法をとっています。
ですから、先にお家の広さを決めるのが土地探しの前提になります。
じゃあ4人で暮らすのに最適な広さって?
多くの方にとってお家づくりは初めての経験ですから、なかなかイメージしにくいと思います。
ここで悩んでいる方々のために、4人家族に最適な新築一軒家の坪数や間取りについてアドバイスしていきますね。
4人家族で住む新築一軒家に必要な広さは?平均的な坪数や間取りは?
COZYのプランは25坪から37坪まであって、おすすめ、かつ人気なのは30~34坪。
ご夫婦で使う主寝室は6〜8畳、子ども部屋は収納を別として4.5〜6畳が平均サイズです。
最終的にどのくらいの広さにするか、そこはお部屋に置くものによって変わってきます。
主寝室ならベッド以外にテレビやドレッサーを置くかどうか、といったことです。
今はテレビ代わりにタブレットで動画が楽しめるので、子ども部屋にはベッドと勉強机だけで良いというお客様も多いです。
さらに書斎やウォークインクローゼットがほしいとか、2階の一角にカウンターをつけてパソコンスペースにしたいとかの要望があれば、必要に応じて坪数を増やしていきます。
また、COZYの30坪以上のプランでは2階にもトイレを設置できるので、女の子の多いご家庭だとけっこう需要があります。
でも僕が思うに、一番コンパクトな25坪のプランでも4人で暮らすことは十分可能です。
この場合は子ども部屋の考え方がポイント。
将来的にお子さんが家を離れることを想定するなら、空いた子ども部屋をその後どう生かすかということも新築を建てる時から考えておきたいところです。
僕が担当した小学4年生の息子さんと赤ちゃんがいるご家族は、当初4LDKを望まれましたが「下の子が子ども部屋を使うようになる頃にはお兄ちゃんは家を出ているかもね」と考え直し、3LDKの間取りに。
25坪というと手狭に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、空間にゆとりを感じさせるように見せることは、間取りの工夫などで可能です。
もっとも、ここは各家庭の生活スタイルによって感じ方が違うでしょうから、25坪でも大丈夫というご家族もいれば34坪でも足りないというご家族もいるというのが実際のところ。
「平均はこんな感じ」という話はできますがそれぞれ望むことが違うはずですから、「これがベスト」とはなかなか言えないものなんです。
自分たちに最適な広さを考える上で、以下のコラムも参考になると思います。
北海道・札幌で新築一戸建ての相場はどれくらい?「土地+建物」で考えよう
4人家族で住む新築一軒家を建てる時におすすめの間取り
ここしばらく、新築一軒家といえば2階に主寝室1つと子ども部屋2つで3部屋、このほかに1階にフリールームを1部屋設ける4LDKの間取りが人気です。
ですが、家族によっておすすめの間取りはさまざま。
実際のお客様の声もあわせて、おすすめの間取り例をご紹介します。
30坪・3LDKの間取り
僕が個人的に好きなCOZYのプランとして、4人家族におすすめしたいのは3LDKのこちら。
1階にフリールームがなく、2階に主寝室1つ、子ども部屋2つという間取りになっていますが、2階には3畳のフリースペースがあります。
このフリースペースは洗濯物を干したり、カウンターを付けてワークスペースにしたりと活用方法はお客様次第。
2階にはさらに2畳の納戸もあり、ご家庭によってはここにトイレを設置したり、書斎として使ったりするケースもあります。
また、1階のリビングは縦長で、キッチンからダイニング、リビングへとつながっていく形で11畳ありますから、同じ30坪のプランの中でも特に空間が広く見える造りになっています。
「1階にフリールームがほしい」という方の要望を細かくお聞きしていくと、お子さんが小さい時のおもちゃ部屋くらいの用途で、大きくなったら使わない部屋になってしまうかもと想像されるケースも多いんですよ。
お子さんが自立してご夫婦だけの2人暮らしになると、30坪以上のお家ではお部屋を持て余してしまいがちで掃除も大変。
それだともったいないので、例えばお子さんが小さい場合は1階にフリールームを設ける代わりにリビングを広めに造り、一角をキッズスペースに。
小学生以上なら子ども部屋で過ごす時間が多いでしょうから、リビングは主に夫婦の空間と考えていいかもしれません。
お子さんが巣立ってお部屋が空いたらご夫婦それぞれの趣味の場にしてはいかがでしょう。
…と、こういうお話をすると、33坪か34坪の4LDKで考えていたお客様でも「だったら30坪で良いよね」と3LDKを選ぶということがしばしば起こります。
お子さんのためのスペースは、お家の広さを考える時にけっこう大きなポイントですね。
子ども部屋の広さについて詳しく解説したコラムもありますので、こちらもぜひ参考にしてください。
25坪・3LDKの間取り
25坪3LDKの間取りの例もご紹介します。
25坪でも空間にゆとりを感じさせるためには、死角を作らない間取りにするのがコツの一つ。
下のAとBの間取り画像を見てください。
◆間取りA
◆間取りB
例えば、キッチンからダイニングやリビングを眺めた時、Aだと全体が目に入りますが、Bだとトイレの壁で視界がさえぎられてリビングの一部が死角になります。
実際の広さは同じでも、見えない部分があるとその分狭いように感じてしまうんです。
もちろん、間取りは住む人の使い方に合わせて決めるべきですから「Bを選んではダメ」ということではありませんが、広さが気になる方の参考になれば幸いです。
あとはインテリアの高さを統一させるとか、一つひとつの部屋をコンパクトにすることで、その分、みんなが集まるリビングにスペースを回すとかいった工夫で広く見せることもできます。
そして当たり前のことですが、お部屋の中に物が増えれば増えるほど、見た目だけでなく物理的にも狭くなります。
COZYのお家はすべて階段下に収納が付いているので、そういうスペースを活用しつつ「ここに入りきらない物は持たない」と自分でルールを決めておきましょう。
そうすればコンパクトなお家でも快適に暮らせると思います。
4人家族で住む新築一軒家の広さで後悔しないためには
家は大きな買い物ですし、せっかく新築を建てるのなら絶対に失敗したくないですよね。
僕たちハウスメーカーのスタッフとしても、お客様には絶対後悔させたくありません。
そのためにどうしたらいいか、結論から言うと「住んでからの暮らしを10年先、20年先まで具体的にイメージすること」。
例えば、キッズスペースがほしいからと1階にフリールームのあるプランを選んでも、キッチンから死角になっていて作業中は遊んでいる姿が見えないと不安になってしまうかもしれません。
お子さんが小学生、中学生になってくると玄関からまっすぐ2階の自室へ上がってしまうから「リビングを通って2階へ行く間取りにすればよかった」と後悔することもあるかも。
収納が足りない、トイレがもう1つあればよかったというようなことも事前にイメージしておけば対応できたはず。
そしてやっぱり、間取りのところでも触れたように「使わない部屋」ができたらもったいないし、その分新築時のコストも増えることになります。
将来お子さんがどうなっているか、この部屋はどういう使い方をするか、自分たちが年を取ってきた時に掃除の手間はどうか…。
こういうことをなるべく具体的に考えていくと、後悔しないお家づくりができるのではないでしょうか。
そうはいっても、自分たちだけではなかなかイメージしにくい部分はあると思います。
そんな時こそ僕たちのようなお家づくりのプロフェッショナルのアドバイスを頼りにしてください。
これまでのお客様の事例も参考に、皆さんが望む暮らしを叶えられるようさまざまな角度からご提案します。
COZYは規格住宅といって、自社の設計士があらかじめ用意したさまざまな間取りからお客様の望む暮らしに近い物を選んでいただき、好みに合わせてアレンジしていくスタイル。
多彩なプランを見て想像しながらお家づくりを進められます。
お客様には、現在から未来にかけて快適に住める広さは…とイチから考えていくよりも「シンプルでわかりやすい」と喜んでいただいています。
さらに、用意しているプラン自体、当社の全ブランドのオーナー様からいただいたご意見・ご感想をもとに「ここが良かった」というところを取り入れているのが特徴。
生活動線も掃除の手間も収納も、考え抜かれたものとなっています。
4人家族の新築一軒家の広さはこれからの暮らしをイメージして決めよう
ご夫婦とお子さん2人の4人家族で住む新築一軒家の坪数として、一番人気が高いのは30坪から34坪ですが、25坪のプランでも4人で暮らすことは十分可能です。
ただ、お家の広さについてはそれぞれ望むことが違うはずですから「ベスト」はご家庭によって異なります。
間取りで考えていくとなると、ここしばらくは2階に主寝室1つと子ども部屋2つ、1階にフリールームを1部屋設ける4LDKの間取りが人気。
でも、例えば「1階にフリールームがほしい」という方の要望を細かくお聞きしていくと、お子さんが大きくなったら使わない部屋になってしまうかもと想像されるケースが多いんです。
後悔しないために大切なのは、「住んでからの暮らしを10年先、20年先まで具体的にイメージすること」。
収納に何をしまうか、家族それぞれがどんなライフスタイルか、将来はそれがどう変わっていくかといったことをなるべく具体的に考えてみましょう!
4人家族で住む新築一軒家の広さを考えるために一番良いのは、実物を見ていただくこと。
COZYのオーナー様が実際にお住まいになるお家を見学できるオープンハウスを随時開催していますので、ホームページからお気軽にご予約ください。