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2025.05.28 樋口 春紀

規格住宅と注文住宅の違いは?メリット・デメリットや向いている人

家を買う 家のこと

 

こんにちは。COZYの樋口です。

 

僕たちが販売しているCOZYは規格住宅のブランドですが、新築のご相談にみえるお客様の中には注文住宅と迷っているという方も少なくありません。

コラムを読んでくださっているみなさんの中には、そもそも規格住宅と注文住宅の違いがよくわからない、また、それぞれのメリット・デメリットを知りたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

今回はそういった疑問を解消するとともに、みなさんが自分たちにはどちらが向いているかと考える際の参考になるような情報をお届けしたいと思います。

 

 

規格住宅とは?注文住宅との違い

まずは、規格住宅と注文住宅の違いをチェックしていきましょう。

 

規格住宅とは?

規格住宅とは、設備、内装、間取りなどがあらかじめ用意された中からお客様が選んで建てるお家のことです。

 

その名の通り建材が「規格化」されていて、工場で決まったサイズにカットされたものが現場に運ばれ、それを手順に従って組み立てていきます。

 

キッチン、お風呂、トイレなどの設備は特定のメーカーの特定の製品が使われますが、オプションでグレードの変更はできる場合が多いです。

間取りは複数のプランからそれぞれのご家庭に合うものを選んでいただきます。

 

注文住宅とは?

対して、注文住宅はお客様が一からすべてを決めて建てるお家。

ご予算次第ではありますが、お家のサイズから間取り、設備、特殊な工法に関してもご希望通りに仕上げることができます。

 

法律や技術的な制約はありますが、その範囲内であれば、お城みたいなお家でも、全面ガラス張りのお家でも実現できるというように、自由度が非常に高いのが特徴です。

 

 

ちなみに「建売住宅」というものもありますが、こちらはすでに完成している建物にそのまま住めるお家。

価格の安さを重視する方に選ばれる傾向がある一方、たいていご夫婦にお子さん2人を想定した広さや間取りで造られているので、家族構成や暮らし方によっては、うまくマッチしないケースもあり得ます。

 

注文住宅と建売住宅については、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。

注文住宅と建売住宅の違いとは?おすすめな人や選び方もチェック!

 

規格住宅はその中間、それぞれのいいとこ取りをしたお家といえると思います。

 

プランバナー

 

 

規格住宅のメリット・デメリット

建築現場

 

では、規格住宅のメリット・デメリットをご紹介します。

 

メリット1:総額がわかりやすい

建材や設備が決まっている分、「1軒建てると価格はこうなりますよ」総額が初めから提示されるので安心です。

 

オプションの料金もカタログなどで比較できるので、設備のグレードを上げた場合の価格も明瞭です。

 

全体の費用が見えることは、住宅ローンの返済計画の立てやすさにもつながりますし、土地と建物それぞれにかける費用のバランスを取りやすいということでもあります。

 

メリット2:ミスや失敗が発生しにくい

現場で建材を切ったり細工をしたりという造作(ぞうさく)がほとんどないので、大工さんの技量で差が出るというようなこともないんです。

また、間取りは設計士が生活動線や収納量を考えた上でプランニングされていますから、そういう意味での失敗もありません。

 

特にCOZYではこれまでのオーナー様方からいただいた意見を集約し、使いやすいと好評の間取りや設備を取り入れて標準仕様を日々ブラッシュアップしています。

 

デメリット:デザイン・設備・間取りなどにある程度制限がある

内装や設備はあらかじめ決まった中から選ぶので、デザインやメーカーを好きなように選ぶということができません。

出窓や吹き抜けなど、プランにない要望にはなかなか対応できないケースもあります。

 

また、オプションで「足す」ことは可能でも大きく「引く」ことは不可能です。

窓を減らす、建具を減らすなどしてわずかに価格を下げることはできますが、例えば「水回りは身内や知人に頼みたいから設備を付けなくていい」ということには対応できません。

 

ただ、このような点は「自由すぎるとわけがわからなくなっちゃう…」という方にとっては、スムーズに家づくりを進められるという利点にもなると思います。

 

 

ちなみに規格住宅の設備は、大量発注を見越してメーカーさんが価格を下げてくれていることもあるので、高品質の製品を標準仕様で使えるのをメリットとしているブランドもあります。(COZYもそうです!)

 

それに、デザインに制限があるとはいっても、自分たちの個性を反映したおしゃれなお家にすることは十分可能です。

注文住宅が主力となっているハウスメーカーでは規格住宅のプランをあまり多く持っていない場合もあるようですが、COZYは初めから規格住宅専門のブランドとして誕生しました。

そのため、多彩なプランや設備、オプションを用意しており、間取りだけでも約50パターンの基本プランに加え、今までの事例も合わせると200パターンくらいはご提案できます。

 

また、デザインや設備、間取りだけではなく、住宅性能にもこだわりたいという方もいらっしゃると思います。

札幌生まれのCOZYの場合、断熱性能は他社に引けをとりませんし、最近話題の太陽光発電システムを標準仕様として採用したことで光熱費の削減も図っていますので、そこは規格住宅だからといって心配はいらないと思います。

 

こちらのコラムもぜひのぞいてみてください!

実際のCOZYのお家の写真も紹介しています。

規格住宅でもおしゃれなデザインに!実例や工夫をご紹介

 

 

注文住宅のメリット・デメリット

次に、注文住宅のメリット・デメリットをご紹介します。

 

メリット1:自由度が高い

「世界で一つの間取り」も実現可能な自由度の高さは、注文住宅の最大のメリットです。

外観、間取り、内装、お庭周りと、自分の思い描くイメージを叶えやすいです。

 

例えば、1・2階を吹き抜けにしてゴージャスな螺旋階段を付けるというようなことも叶うでしょう。

 

メリット2:好みのメーカー・設備を選べる

規格住宅は設備のメーカーや製品が指定されているのに対して、注文住宅では好きなものを選んで取り付けることができます。

初めから「ここのメーカーのこの設備を使いたい」という方も少なくないので、そういう方にはメリットになると思います。

 

デメリット:総額が最後までわかりにくい

どんなお家でも希望通りに建てられることの裏返しとして、契約後も総額が不透明であるということが多々あります。

というのも、注文住宅においては契約時に概算が提示されていても、そのあとで造作すべきところが出てきたり、別途発注した設備が入ったり、オプションで追加するものがあったりするケースがほとんどだからです。

食器棚などはあとから受託オプションとして追加するケースが多いですね。

 

そんなふうにいろいろと追加していくと、最終的に契約時に想定していた金額から200万円~300万円上がってしまうことも珍しくありません。

 

お金をかければこだわりたいだけこだわることはできますが、一方で「そこまで必要かな」と立ち止まって考えることも大事です。

 

 

規格住宅・注文住宅のどちらに向いている?

規格住宅と注文住宅のメリット・デメリットをそれぞれご紹介してきましたが、「うちだったらどちらだろう」とまだ迷っている方もいらっしゃるでしょう。

みなさんがどちらに向いているか、判断のポイントもお伝えしておきますね。

 

規格住宅が向いている人:それほどこだわりはないけれど失敗はしたくない人

お家づくりについて「失敗だけはしたくない」と考えている方は今すごく多いです。

規格住宅は、そのあたりをうまくフォローできる選択肢の一つだと思っています。

 

間取りはプロの設計士が動線や収納をしっかり考えた上でプランニングされていますし、設備やデザインも日々アップデートされています。

きちんとしたハウスメーカーが手がける規格住宅であれば最低限「失敗はない」と考えていただいていいはずです。

 

注文住宅が向いてい人:どうしても叶えたい希望がある人

規格住宅はある程度「型」が決まっているので、そこで叶えられない希望がある人には注文住宅をおすすめします。

 

ちょっと尖ったテイストを求めている方はもちろん、ハウスメーカーによっては「持っている土地が狭いので3階建てがいい」とか「両親と暮らすので二世帯住宅にしたい」とかいったご要望は規格住宅ではお応えできない場合もあります。

検討の際には「最優先したい希望が叶うかどうか」というところが判断基準になると思います。

 

 

「予算が許せば注文住宅がいい」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、初めてお家づくりに臨む場合はわからないことだらけ。

素材から設備に至るまで一から自分たちで決めるとなると打ち合わせの回数も増えてきます。

途中でゴールが見えなくなって「自分たちが求めているのは何だったっけ?」と迷う場面も出てきます。

 

僕のおすすめとしては、規格住宅も注文住宅も見ていただいたうえで「これなら規格住宅でも理想の暮らしができそうだね」と考えるか、「やっぱりここは絶対叶えたいから注文住宅にしよう」とするのかを判断するのがベストではないかなと思います。

 

 

規格住宅と注文住宅の違いを把握しベストな選択をしよう

COZYの家

 

あらかじめ用意された間取りや設備から自分たちに合ったものを選ぶ「規格住宅」と、一からすべて希望通りに進めていける「注文住宅」。

 

規格住宅は、総額がわかりやすく、ミスが発生しにくいなどのメリットがあり、デザイン・設備・間取りなどに制限があるのがデメリットです。

注文住宅は、自由度が高く、好みのメーカー・設備を選べるのがメリットで、総額が最後までわかりにくいのがデメリット。

 

「失敗したくない人」には規格住宅はベストな選択肢になると思いますし、「どうしても叶えたい希望がある人」には注文住宅が向いていると思います。

 

僕たちの会社「ジョンソンホームズ」では、規格住宅のCOZYに加えて、注文住宅のブランドも複数展開しています。

もしCOZYで叶わないことがあったとしても、ご要望に合わせてほかのブランドをご紹介することもできます。

「規格住宅ってどんなもんだろう?」と思ったら、お気軽にオープンハウスやご相談にいらしてくださいね。

 

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樋口 春紀

この記事を書いた人

樋口 春紀HIGUCHI HARUKI

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