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2025.06.14

【2025年】新築で活用できる子育てグリーン住宅支援事業とは?

家を買う お金のこと

 

こんにちは!COZYです。

 

北海道の厳しい冬を快適に過ごすためには、高気密・高断熱の住宅が欠かせませんよね。

最近では、省エネ性能の高い住宅への関心が高まっており、2050年カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとして、国からの補助金制度も充実しています。

 

そこで今回は、2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」の概要や目的、補助内容、申請の流れなどについて詳しくご紹介します。

新築とリフォームで活用できる補助金ですが、今回は新築のお話を中心にお伝えしていきますね!

 

 

【2025年】子育てグリーン住宅支援事業とは?

子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として誕生した補助金制度です。

この事業では、新築住宅においてエネルギー価格や物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯などに対して、ZEH基準を上回る省エネ住宅の導入を支援します。

 

また、2030年度までに予定されている「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた支援も。

さらに、既存住宅についても省エネ改修等への支援を行うことで、住宅全体の省エネ化を促進します。

 

なお、この事業は国土交通省と環境省の合同事業として実施されています。

 

2024年の「子育てエコホーム支援事業」との違い

2024年に実施された「子育てエコホーム支援事業」と比較すると、いくつかの変更点があります。

 

まず、新築では「GX志向型住宅」という新しい区分が追加。

GX志向型住宅は、全世帯が補助金の対象となります。

 

また、詳しくは割愛しますが、リフォームについても補助上限額が増加したり、必須工事の数が変わったりと変更があります。

 

なお、2024年に実施された「子育てエコホーム支援事業」については、「【2024年】子育てエコホーム支援事業とは?新築・リフォームも対象!」をご覧ください。

 

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2025年の子育てグリーン住宅支援事業の補助内容は?

ダイニングテーブルを囲む家族

子育てグリーン住宅支援事業では、新築とリフォームでそれぞれ異なる補助内容が用意されています。

新築の場合を中心に、具体的な補助対象となる工事と金額についてご紹介します。

 

【新築の場合】補助対象の工事と金額

新築住宅の場合、省エネ性能に応じた補助額が設定されています。

対象となるのは、床面積が50㎡以上240㎡以下の住宅です。

 

主な補助対象と金額は以下の通りです。

 

【GX志向型住宅:160万円/戸】

  • 全世帯が対象
  • GXへの協力表明を行った事業者が建築する住宅に限る

 

【長期優良住宅:80万円/戸】

  • 子育て世帯または若者夫婦世帯が対象
  • 古家の除却(解体)が伴う場合は20万円/戸が加算

 

【ZEH水準住宅:40万円/戸】

  • 子育て世帯または若者夫婦世帯が対象
  • 古家の除却(解体)が伴う場合は20万円/戸が加算

 

「GX志向型住宅」「長期優良住宅」「ZEH水準住宅」と認められるためには、それぞれ設けられた性能基準をクリアする必要があります。

COZYの家なら、「GX志向型住宅」「ZEH水準住宅」の基準を標準仕様でクリアできます!

 

補助対象となる「子育て世帯」は、申請時点において子を有する世帯です。

子とは、令和6年4月1日時点で18歳未満(平成18年4月2日以降出生)のお子さんを指します。

ただし、令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点で18歳未満(平成17年4月2日以降出生)の子と定義されています。

 

「若者夫婦世帯」とは、申請時点において夫婦であり、いずれかが若者である世帯を指します。

若者とは、令和6年4月1日時点で39歳以下(昭和59年4月2日以降出生)の方です。

ただし、令和7年3月末までに建築着工する場合は、令和5年4月1日時点で39歳以下(昭和58年4月2日以降出生)と定義されています。

 

対象工事の着手期間は2024年11月22日以降に対象工事に着手したもので、基礎工事より後の工程の工事が該当します。

 

 

ちなみに、リフォームで活用する場合は、すべての世帯が対象です!

必須工事の実施数によって補助金の上限額が60万円/戸、もしくは40万円/戸となります。

 

なお、「子育てグリーン住宅支援事業」は、他の補助事業との連携も可能です。

例えば「先進的窓リノベ2025事業」や「給湯省エネ2025事業」との併用が可能で、必須工事の要件としてカウントすることもできます。

 

 

子育てグリーン住宅支援事業の申請の流れ

子育てグリーン住宅支援事業を利用するためには、申請手続きが必要です

ここでは、申請スケジュールと手続きの流れについてご紹介します。

 

なお、申請は登録事業者が補助対象者(建築主や購入者など)に代わって行います。

 

申請スケジュールとその流れ

子育てグリーン住宅支援事業の主なスケジュール(予定)は以下の通りです。

  • 交付申請期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)
  • 交付申請の予約期間:申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)

 

制度を利用するには、建築事業者(注文住宅の新築の場合)、もしくは販売事業者(新築分譲住宅の購入の場合)が、事業者登録を行なっている必要があります(申請期間:2025年3月10日~)。

 

新築の場合

予約を含む交付申請のスケジュールは以下の通りです。

  • 注文住宅の新築:2025年5月中旬から受付開始予定
  • 新築分譲住宅の購入:2025年5月下旬から受付開始予定

 

また、完了報告期間(交付決定以降、建物種類に応じた期間まで)は以下の通りです。

  • 戸建住宅:交付決定~2026年7月31日まで
  • 共同住宅(階数10以下):交付決定~2027年4月30日まで
  • 共同住宅(階数11以上):交付決定~2028年2月29日まで

 

 

登録事業者は交付申請等の手続きを行い、補助金の交付を受けた後、補助対象者に還元する仕組みになっています。

補助金の還元方法は、原則として「補助事業に係る契約代金(最終支払に限る)に充当する方法」ですが、現金での支払いも可能です。

 

 

2025年の子育てグリーン住宅支援事業で快適な暮らしを

リビングで過ごす家族

子育てグリーン住宅支援事業は、省エネ性能の高い住宅の普及を促進するための重要な制度です。

新築住宅では、全世帯対象のGX志向型住宅で160万円、子育て世帯・若者夫婦世帯向けの長期優良住宅で80万円(古家除却時は100万円)、ZEH水準住宅で40万円(古家除却時は60万円)の補助が受けられます。

 

また、ほかの補助金制度との併用によって、さらにお得な住まいづくりができるでしょう。

 

申請は2025年5月以降順次受付開始となる予定です。

ただし、予算には上限があるため、補助金の利用をお考えの方は早めに行動することをおすすめします。

 

子育てグリーン住宅支援事業を活用することで、環境に優しく快適な住まいをより手に入れやすくなります。

それにCOZYなら、標準仕様で「GX志向型住宅」「ZEH水準住宅」の基準をクリアできます!

ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にCOZYまでお問い合わせください!

皆様の快適な住まいづくりをサポートいたします。

 

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