住宅展示場見学のチェックポイントは?押さえておきたい注意点も
こんにちは、COZYの川筋です。
お家づくりを考え始めた皆さんの多くが住宅展示場へ足を運ぶと思います。
休日のお出かけがてらに行くのも良いですが、貴重なお休みですからできるだけ効率的に回りたいですよね。
また、自分たちのお家づくりの参考にするため、どんなところをチェックしたら良いのか知りたい方もいらっしゃるでしょう。
今回のコラムでは、住宅展示場見学の際のチェックポイントや注意点をご紹介します。
住宅展示場を見学する前のポイントは?限られた時間で効率的に回るコツ
住宅展示場には複数のハウスメーカーのモデルハウスが建っているため、どれを見ようかなと迷ってしまうと思います。
1棟見るのにかかる時間は、担当者に質問したりアンケートを記入したりするところまで含めてだいたい1時間〜2時間。
1日で見て回る棟数は3棟くらいが限度かなと思います。
事前準備として、次のようなことをしておくと効率良く、かつ有益な住宅展示場見学ができますよ。
見学したいハウスメーカーを絞る
あらかじめ住宅展示場にあるハウスメーカーについて、ホームページなどで情報をチェックしておくのがおすすめです。
予算感やデザイン、仕様がわかってきたら、その中から3社程度に目星を付け、見学先を絞り込みます。
家族で優先順位をすり合わせておく
建物の仕様・性能、予算、デザイン、土地など、お家づくりで何を優先したいのか、例えばご夫婦なら2人でよく話し合って、優先順位を決めておきましょう。
現地で営業担当と話しているうちに夫婦で意見が分かれてしまい、どちらも譲れないで揉めてしまっては、せっかくの見学の機会がもったいないですよね。
見学先を絞る段階で、家族で話し合いながら意思統一をしておくとスムーズですよ!
予約することで効率的な情報集めが可能
住宅展示場は予約がなくても見学可能ですが、目星をつけたハウスメーカーにあらかじめ予約を入れておくと、効率的に情報を集めることができます。
例えば、お家を建てたいエリアの土地情報や、叶えたい暮らしに合ったプラン、好みのデザインを集めた施工事例などをあらかじめ用意して迎えてくれます。
ちなみに、当日、住宅展示場見学のために必要な持ち物は特にありません。
メジャーを持っていく人もいらっしゃいますが、どうしても置きたい家具があって、それがとても特殊なサイズであるなどのケースでない限りなくても問題ありませんよ。
また、「どんな服装で行ったら良いか」と迷う方もいらっしゃいますが、特に規定はなく、ラフなスタイルで大丈夫です!
住宅展示場を見学するときに見るべきポイントをご紹介!
それではいよいよ住宅展示場へ!
モデルハウスを見るときには、次のようなポイントをチェックしてみてください。
何が標準仕様で何がオプションか
住宅展示場にあるモデルハウスは、メーカーにもよりますが、オプションをたくさんつけたお家が多い傾向にあります。
「この吊り棚良いな」と思ったらオプションで別途料金がかかるとか、キッチンが最高グレードだったりとか、そういうところで予算オーバーになる場合もあります。
オプションが多いほかにも、坪数が平均より大きいなど、ちょっと「現実離れ」したお家が多いんです。
その中で、COZYのお家はスタンダードなグレードのキッチンを設置するなど標準仕様の現実的なお家を見ていただき、予算感や住んだあとの暮らしのイメージもしてもらいやすいように工夫しています。
実際の暮らしをイメージして動いてみる
住宅展示場のモデルハウスは家事動線や生活動線をしっかり考えた上で設計されているので、その点は安心。
でも、ここでは自分たちが求める暮らしに合う間取りやサイズ感を確認する必要があります。
例えば夕食の準備をしている間に洗濯機を回す習慣がある家なら、キッチンとユーティリティが隣接しているほうが良いかもしれません。
また、現在賃貸にお住まいの方であれば、実際にキッチンに立ってみる、浴槽に入ってみるなどするとけっこう感覚が違うはずです。
洗面所も1人なら広々使えるけれど2人並ぶとどうだろうとか、収納にはこんなものを入れておきたいとか…。
家族構成や毎日の生活習慣に基づいて実際に住んだ場合をイメージしながら見ていくと、自分たちに合う間取りやサイズ感がわかってくると思います。
メジャーがいらないというのはそういうことで、体感に基づいて見ていく方がわかりやすいというのが理由の一つ。
モデルハウスはあくまで一例ですから、これをたたき台にして「自分たちなら」とイメージを膨らませて見学できると良いですね。
性能や工法についての資料をもらう
安心・安全に暮らすために耐震性能や断熱性能を気にされる方は多いのですが、現在の建築基準法に則って建てられた新築物件についてはまず心配ありません。
でも「より優れた性能を求めたい」と思うのであれば、他社と比較しやすいように性能や工法に関する資料をもらってくると良いでしょう。
質問にしっかり向き合ってくれる担当者かどうか見極める
モデルハウスを見学してみると、例えば「寒いのでは…」など、ハウスメーカー側にとってネガティブな質問をしたくなるかもしれません。
その際は遠慮せず不安を打ち明けてください。
変にはぐらかすような担当者だと、会社の姿勢も疑ってしまいます。
担当者から納得のいく回答をしっかり得られるかどうかという一点だけでも、そのメーカーの社風や自分たちとの相性を測ることができます。
また、複数の会社が入っている住宅展示場という場所柄、他のメーカーを悪く言うような人もいるのですが、僕だったらこういう人がいる会社はやめておこうかなと思います。
住宅展示場を見学するときに押さえておきたい注意点とは?
住宅展示場見学の際、「本体価格」の中身と坪数による価格の変化にも注意しておきましょう。
チェックポイントのところでお伝えしたオプションの話にも通じるのですが、建物の「本体価格」の中身はメーカーによって異なります。
本当に建物「だけ」の金額で、照明やカーテンは別だったり、もっと細かいと靴箱の棚板を1枚追加するごとにお金がかかったりすることも。
価格を確認し、その中には何が含まれているか、標準仕様だとどういう設備になるのか、といったところは資金計画にも関わりますから、しっかり確認しておきましょう。
モデルハウスは坪数も大きめに建てられていることが多いので、自分たちに必要な広さかどうか、坪数が変わると金額がどれくらい変わるかというところも確認を。
住宅展示場の見学ポイントを押さえて時間内に効率良く回ろう
住宅展示場見学は、1棟当たり1時間〜2時間を目安に1日3棟回るくらいが適当です。
住宅展示場見学の際は、事前に見学したいハウスメーカーを絞り、家族で優先順位をすり合わせておくのがおすすめ。
予約はなくても見学できますが、予約しておくことで、より効率的に情報収集ができますよ!
当日は、次の4つのポイントを念頭に置いて見学に臨みましょう。
- 何が標準仕様で何がオプションか
- 実際の暮らしをイメージして動いてみる
- 性能や工法についての資料をもらう
- 質問にしっかり向き合ってくれる担当者かどうか見極める
また、モデルハウスは、平均的なお家よりもオプションが多く、坪数も広い傾向があります。
見学の際は、本体価格の中身と坪数による価格の変化を確認することも忘れずに!
COZYのモデルハウスは北海道マイホームセンター札幌会場(豊平区豊平1条10丁目)にありますが、これ以外に、最新のお家をさまざまなデザインでお見せできるよう、オーナー様のご協力をいただいてオープンハウス見学も随時行っています。
こちらは実際にこれからオーナー様がお住まいになる新築住宅なので、より現実的なCOZYのお家を体感していただくことができます。
それぞれのオーナー様のこだわりや工夫を通じてお家づくりのヒントとして得られるものも多いので、住宅展示場と共にオープンハウス見学の機会もぜひ活用してくださいね。