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2021.05.14 宇佐美 清貴

札幌で家を建てることに。買う側の気持ちを痛感

家を買う 家のこと

 

こんにちは。ジョンソンホームズの宇佐美です。

実は僕、2018年に自社で家を建てました。

 

普段は家を売っている僕が、買う側に。

自分の家の間取りを考えるってすごく難しいと、身をもって実感しました…。

特に我が家の場合は、将来的に嫁の母親も一緒に住むのでなおさら。

めっちゃ悩みました。

 

お客さんには普段ちゃんと説明していることが、自分の嫁にはうまく伝えられない。

嫁も、住宅会社の営業マンとしてでなく“旦那”と話す訳だから反応も直球。

時にイラっとしたり、悩んだり。

 

当事者になって初めて分かった、家づくりのあんなことやこんなことを振り返りながら記事にしていきます。

札幌の住宅事情にも触れていきますので、しばらくお付き合いください!

 

戸建てに憧れる嫁、賃貸から出たい僕

僕は小4のころから実家が戸建てだったためか、「結婚して子どもが生まれて家を買う」のは、ごく当たり前のことだと思ってました。いずれ戸建てに住むだろう、って。

一方、嫁は賃貸で暮らしてきたので、戸建ては憧れだったみたいです。

 

うちの子どもは今5歳と1歳ですが、夫婦で家の話をし始めたのは、子どもを授かるよりもっと前。

「建てるなら土地は札幌市内に買う?」「どんな家にしよう?」「土地は広い方がいいかな?じゃあ4L?」「1階にも1部屋あった方がいいかも」なんて話していました。

 

一度そこで止まっていた家の話が、上の子が1歳半になったころ再び持ち上がりました。

それには次のようなきっかけがありました。

  • 嫁の幼なじみが結婚して子どもが生まれ、家を建てた。写メを見ると家が超かっこいい。
  • 今住んでる1LDKの賃貸は、3人家族には手狭。
  • しかも風通しが悪く、夏は着替えるだけで汗だくになるほど部屋が暑い。
  • 自分の家の生活音や子どもの声が、隣近所でストレスになってるんじゃないかと気になる。

 

嫁は僕の実家に行ったり幼なじみから話を聞いて余計に夢がふくらみ、僕はどちらかというと賃貸への不満が大きくて。

これらが重なり、次第に家が現実的になってきました。

 

思わぬ展開で土地代がタダに…!

僕はどちらかというと石橋を叩いて渡る方。

本当に大丈夫って思えないとチャレンジしないタイプなんです。

 

家は大きな買い物なので、やっぱ慎重になるじゃないですか。

 

でも住宅会社に入ったからには、「やべ~僕も建てなきゃ」って思ったし(笑)、同僚とか周りの社員が建てているのを見て、自分もそろそろかなって感覚になってきて。

 

それと嫁が、ジョンソンホームズの家を気に入ったのも大きかったかもしれません。

「どんな家売ってるの?」と聞かれてパンフレットを見せたら、「超かわいい!」って。

お義母さんもビビッときたらしく、母娘で「もし家を建てるならここだね」って2人で盛り上がってたらしいんですよね。

 

そんなこんなで家を建てることにした矢先…。

なんと、僕らは嫁のおばあちゃんが持っていた土地で家を建てることになったんです!

 

おばあちゃんの家には、嫁と一緒に居候させてもらった時期があったし、「生きてるうちに土地を娘(嫁の母親)の名義にしておきたい」というので、一緒に手続きにも行ったのでよく知っていました。

その土地が、相続したお義母さんを経由して、嫁(と僕)に「あんたたちが家を建てられるなら、そうして欲しい」と。

 

お義母さんは旦那さんを早くに亡くしていたこともあり、「土地をもらっても自分じゃ家は建てられない」と、娘に言ってたらしいんですよね。

 

単世帯のはずが親と同居!?

そんな訳で、元々おばあちゃんの土地だった場所に僕らが家を建てて住む、という所まではサクサクと話が進んでいきました。

 

土地は札幌市内、しかも街ナカからも結構近い場所。

元々自分で土地を買うつもりだったから、めっちゃラッキーですよね。

嫁さん側の土地に家を建てるのは正直、男として肩身は狭いけど、後は僕が家のローン返済を頑張るだけだ、と。

 

ところが、話にはまだ続きがありました。

 

嫁「うちのお母さんも一緒に住むから」
僕「え? あ? そうなの?」
嫁「親がお金出すから一緒に住もうって言ってて」
僕「それ、もう決定なの? 僕が考えてた3人家族の間取りは!?」

 

家族3人で暮らす家を考えていた僕にとって、嫁の親と一緒に住むという話は想定外。

正直動揺しました。

だって相手の親と住むって、気を遣うよね…。

 

家づくりは夫婦間の擦り合わせが大切

とはいえ土地代はかからず、家のお金はお義母さんも出してくれる。

総合的に考えれば、やっぱり僕は恵まれてる訳です。

 

「僕が考えてた3人家族の家の間取りとか、無しなの?」って、まだちゃんと消化できてないだけ。

恐らく嫁(とお義母さん)は「将来的にこうしよう」という想定があったんだと思います。

でも、夫婦できちんと話をしてなかった。

今思えば、早い段階からその擦り合わせが必要だったんですね。

 

思いもよらない話が出てくると、納得するにはどうしても時間がかかる。

 

だからみなさんも、夫婦間で「家」というワードが出てきた時から、お互いに思っていることをよく話した方がいいですよ。

その方が、いろいろな意味でハードルは下がると思います。

 

それがこの時、僕が得た教訓でしょうか。

 

マイホーム計画を変更!その時僕と嫁が話し合ったこと

札幌市内に土地を買い、家族3人の家を建てようと思い描いていた僕。

ところが親の土地に建てることになり、さらにお義母さんとの同居話も持ち上がって…。

家づくりってこんなに大変だったの!? を実感する日々が始まりました。

 

実は、お義母さんが同居することが夫婦の共通認識となるまで、僕の中では葛藤がありました。

嫁の母親…仲が悪いわけではないけどすごく頻繁に行き来する間柄ではないし、まだまだ「他人」の距離感だったんです。

こういう感覚って多くの人が持っているはずだけど、なかなか相手の親のことをどう思っているか、率直には言えないですよね。

 

同居を考えた時、主に僕が引っかかっていたのは以下のようなこと。

 

・お義母さんだけじゃなく嫁の実家にいる猫や、嫁の10歳下の弟もうちに住むことになる!?

僕はアレルギー体質でペットを飼ったことがなく、住んでから体に不調が出ても「やっぱり無理」なんて言えないし…。

 

・僕とお義母さんとの距離感では、お互い気を遣ってあまり落ち着けない暮らしになるのでは?

さらにお義母さんは耳が不自由なため手話で意思表示するが、僕は手話ができないから嫁が不在の時どうしよう。

 

確かに、相手の親や家庭のことってなかなか言えない。

でも僕は「ここは言わなきゃ」と思って言ったんです。

 

「まずは家族3人で住みたい。お義母さんと住むのはいいけど、もうちょっとあとにしない?」って。

 

ちなみに、うちの親については嫁の方でも思うところがあったようです。

土地をもらえる話が出る前、僕の実家がある江別の土地も安くていいねーなんて話をしていたのですが、だんだんリアルに想像していくうち、嫁の中では「旦那の実家の近くはやっぱりないわ」ってなったみたいで。

 

嫁はうちの親とも仲がいいけれど、それって友達感覚とはまた違うし、何でも言い合えるフランクな付き合いでもない。

嫁から親への言葉のチョイスを考えてみても、遠慮してるな、気を遣ってるなっていうのはわかるから、あんまり近くに住むのもなぁって。

 

近くといえば、職場の近くに住むのも僕は嫌でした。

会社の人にばったり会っちゃうからというよりも、会社から家へ帰るまでの間は僕だけの自由時間だから。

 

もちろんやましいことをするつもりはありません(笑)。

仕事を終えて車で帰る時、ちょっと本屋まで足を延ばしたい日もあるじゃないですか。

だけど家が近くだと、「遅かったね。何してたの」って嫁から聞かれちゃうし…。

 

車社会の札幌ならではかもしれないけど、そういう意味で僕らは会社のある西区も選択肢から外しました。

 

とにかく僕たち夫婦はこういうことも、ほかの細々したことも、全部ぶっちゃけて話しました。

たぶんどちらかが遠慮していたら、家を持つまでもっと遠回りになったんじゃないかな。

 

言いたいことを言えないとGOサインがなかなか出せないし、プランが進まないので時間がかかったでしょうね。

だから必ず「見えない不安」は夫婦で潰しておくべき。

 

今、札幌市内に土地を買って家を建てようと思ったら、3200万~3600万円が平均的な予算です。

(最近の土地事情は「札幌では新築住宅の相場はどのくらい?補助金についても知ろう」でもご紹介しておりますので、こちらもご参考くださいね!)

 

こんなに大きな買い物をするのにわだかまりを抱えたまま、いよいよ決断というときにトラブルになると嫌じゃないですか。

 

結局、嫁とお義母さんの間でも話し合いがあったみたいで、いずれ猫の面倒を見終わって、弟が家を出てからお義母さんがうちへ来るということに。

 

1階のフリールームは必要かどうか迷っていたところでしたが、ここをお義母さんの部屋として確保し、新築時から新しい家具やお義母さんの持ち物を置いて同居の時を待っています。

 

また、家を建てる前はクリスマスパーティーなどの行事を嫁の実家でやっていましたが、今は我が家が会場になりました。

お義母さんが孫たちに会いに来る機会が増えたので距離感も縮まってきている気がするし、表情や仕草で何を言いたいか僕にもだいたいわかるようになってきました。

 

いざ同居を開始したらまた何かしら考えることがあるかもしれないけど、それはもうちょっと先の話になりそうです。

 

自社・ジョンソンホームズで家を建ててよかった!

僕がジョンソンホームズで家を建てることになった最初のきっかけは、嫁が当社の家を気に入ったことでしたが、客として自社のサービスを振り返ってみると、聞き取りが上手な人が多いなぁと思います。

 

当時、社内で仕事をしていると、僕の家を担当してくれたスタッフがふらりと来て、「宇佐美さん普段何してるの?」「奥さん何か趣味あるの?」ってわちゃわちゃした感じで雑談しながら緩めの打ち合わせ(笑)。

 

だけど、それを家づくりにちゃんと反映してくれる。

 

「どんな家にしたいですか」「間取りどれがいいですか」「4LDKならこれですね」っていう機械的な流れじゃなく、「こういうの好きならこれは?」って僕の頭の中になかったこと、僕になかった視点で提案してくれたから、イメージが広がりました。

 

嫁はコーディネーターさんとの打ち合わせをすごく楽しみにしていて、ここでも一方的に押し付けず、言われた通りにただやるのでもなく、嫁の好みを取り入れながらバランスよくプロのセンスを発揮してくれて、客としてはめちゃめちゃ安心感がありましたね。

 

これからCOZYで家を建てたいと思っている人なら、規格住宅といってもセミオーダーなので、意外と自由度が高いから楽しめるはず。

追加料金で既存プランの壁を抜いたりもできるんです。

 

僕の時はCOZYの設計士さんが「2階のフリースペースを広くしたら」と案を出してくれて、合計12~13畳と広々したフリースペースを造りました。

ここでは子供を遊ばせたり、洗濯物を干したりして、多目的に使っています。

 

宇佐美家のこれからは?機会があればまたご紹介します

というわけで、家を建てて3年目となる今、僕たち家族は満足して暮らしています。

 

これからお義母さんが一緒に住むようになったら?

子供たちがもっと大きくなったら?

どこまでコラムに書けるかわかりませんが、またいつか宇佐美家の実情をご紹介する日が来るかもしれません。

 

COZYのお家に興味を持った方はもちろん、漠然と家づくりを考えている方も、ショールームやモデルハウスに遊びに来てみませんか?

 

(自画自賛ですが 笑)聞き上手なスタッフが、皆さんご自身でも気付いていないご希望やご不満を引き出して、よりよいお家づくりのためにサポートしますよ!

 

宇佐美 清貴

この記事を書いた人

宇佐美 清貴USAMI KIYOTAKA

皆様 こんにちは!
 COZY事業部 営業の宇佐美です!

 1児のパパやってます!
 子供が生まれる前はどう接したらいいか全くわからなかったですが、
 生まれて抱っこした瞬間に赤ちゃん言葉で話しかけてました!笑

 楽しくお話しできたらと思っていますので、
 何でも話します!そして何でも話してください!

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