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2019.03.20

新築でボーナス払い!住宅ローン返済で検討するのはどんな時?

家を買う お金のこと

こんにちは。COZYの川口です。

 

企業にお勤めの方にとって、夏・冬のボーナスは家計に潤いを与えてくれる強い味方。

新しく家を建てる皆さんは「ボーナスをローンの支払いに充てて、返済残高を少しでも早く減らしていきたいなぁ」と考えるかもしれません。

でももし僕が「ボーナス払いって得だろうか?」とお客様に聞かれたとしたら「オーナー様それぞれの考え方や暮らし方次第ですね」と答えると思います。

 

今回はボーナス払いとはどういうものか、また、ボーナス払いを検討する時に考えていただきたいことについてお話しします。

 

 

新築住宅のローンをボーナス払いで返済する仕組みとは

住宅ローンの返済方法には、毎月均等払いとボーナス併用払い(ボーナス払い)の2つがあります。

ボーナス払いを選択した場合、ボーナス月にドーンと多めに払えば返済期間が短くなるし、借り入れ額も増えるかも…と思ってしまうと、実はちょっと違います。

いずれの返済方法を選んでも、1年間の支払い総額は変わりません。

 

例えば1年間に60万円返済すると仮定すると…。

<毎月均等払い>
60万円÷12ヶ月=1ヶ月当たり5万円の返済額

<ボーナス払い ※春・夏のボーナス月に10万円ずつ、計20万円支払う場合>
(60万円−20万円)÷10ヶ月=1ヶ月当たり4万円の返済額 ※ボーナス月以外

 

つまりボーナス払いとは、ボーナス月に多く支払うことでその他の月の負担を軽減する返済方法ということです。

この点がボーナス払いの最大のメリットですが、勤め先のボーナスカットのリスクを考えると、不確実な収入である点はデメリットになるかもしれません。

 

 

損得ではなく新築住宅で「豊かに暮らす」のためのボーナス払い

リビングでくつろぐ四人家族

ボーナス払いを選択した場合は利息も変わってきて、金利にもよりますが、毎月均等払いと比べるとボーナス払いの総支払額が数千円〜数万円高くなるといわれています。

ですが、僕としては「損か得か」という考え方ではボーナス払いをご提案しません。

僕が思うに、ボーナス払いのパターンとしては以下の2つ。

 

1.家族の希望を叶えるために住宅購入費用の総額が予算を上回ってしまう時

よくあるケースだと、ガーデニングや車の趣味があって外構に凝りたいとか、どうしてもこの学区内に住みたいから土地代が高くついたとか。

こういう時は予算より200〜300万円多くお金がかかることが多いです。

でも、そのご希望がご家族にとっての優先事項であるなら、ボーナス払いを検討する余地はあると思います。

 

2.現在の生活レベルを維持するために月々の支払いを抑えたい時

ローン返済総額から月々の返済額を算出すると、現在住んでいる賃貸の家賃より多く支払わなければならないことがわかったとします。

例え数千円でも毎月の負担が増えると、習い事をやめようとか食費・光熱費を節約しようとか、どこかで我慢しなければなりません。

せっかく快適な暮らしのために家を建てたのに、毎月の家計を細かく気にして過ごすのは本末転倒。

そこをボーナスでカバーするという考え方です。

 

 

もしも途中でボーナス払いが難しくなったらどうする?

電卓を指さすCOZY川口様

住宅ローンは25〜35年にわたって返済する長期ローンですが、途中でボーナス払いが難しくなっても組み換えはできません。

ボーナス払いの年数を短くしたり月々にならしたりということはできても、返済期間内に「やっぱりボーナス払いはやめます」というのはダメなんです。

こんな時は、ちょっと裏技的な話になりますが、借り換えも一つの方法です。

新しい融資先からお金を借りて元の融資先への返済を終えてしまうのです。

そうすれば、新しい融資先でローンを組む際にボーナス払いを外すことができるはずです。

 

実際、勤務先の業績不振で、将来的にボーナスが出ない時が来る可能性もゼロではありません。

そんな不安をお持ちの方に、僕はよくこんな話をします。

 

例えば奥さんのパート収入が月5万円あるとしましょう。

ここから毎月5000円ずつ貯金すれば、半年で3万円、1年で6万円になります。

毎月1万円の貯金なら1年で12万円。

どういう生活がしたいか、あるいはどういう生活をしているかにもよりますが、万一ボーナスが出ない時があっても、ここから返済額を捻出することは可能な範囲でしょう。

 

ですから、ボーナス払いにあまり大きな額を設定するのはおすすめしません。

ボーナスが出なかった時のことを考えると、奥さんのパートで補填できるくらいの額がちょうどいいと思います。

 

また、ボーナスではなくお金に余裕ができた時に繰り上げ返済をする、という選択肢もあります。

こちらについては「住宅ローン返済の計算方法とは?金利が低ければいいとは限らない」で詳しく説明していますので、ぜひご参考に!

 

こちらの記事では補助制度について解説しています。ぜひお得な家づくりの参考にしてください。
新築のマイホーム、消費税の増税前いつまでに建てるべき?

 

ボーナスは楽しみに使う!COZYの新築住宅は資金計画も安心

これまで1ヶ月7万円の賃貸に住んでいた人が、家を建てて月々15万円のローンを返済するとなるとこれは大変。

そこでボーナス払いを入れることによって、月々10万円の支払いにすれば少し楽だよね、というのが僕の考え方です。

ローン返済による負担が増えても、元の生活レベルと変わらない、あるいはできるだけギャップが埋まるように計画を立てるのがポイントなんです。

 

ボーナスが出たら旅行もしたいし、おいしいものも食べたいし、趣味の道具も買いたいし。

なのに丸ごとローンで消えてしまったら、すごく残念じゃないですか?

僕らジョンソンホームズの考え方は「住み始めてからが大切」。

自分好みの暮らしがしたくて建てた家のローン返済のために、何かを我慢しなければならなくなるのはちょっと違うと思います。

やっぱりボーナスは楽しみのために使うのが一番。

でも、返済計画に入れた方が暮らしが豊かになるのであれば、検討してみてもいいでしょう。

 

COZYの住宅は、月々のお家賃並みの金額で一軒家を所有できるのが大きな特徴です。

資金に余裕がない方でも生活レベルを下げずにお家を建てられるよう、僕たちが一緒に考えていきます!

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