新築への引っ越しまでの流れを解説!いつまでに何をするべき?
こんにちは。COZYの井上です。
先日、ついに念願の新築を建てました!
賃貸住まいだったので、これからは自分の家で理想の暮らしを一つ一つ叶えていくのが楽しみです。
お家づくりを考え始めてから完成まで、今となってはあっという間だった気もしますが、仕事の合間を縫っていろいろなことを進めなくてはならず、大変な面もありました。
特に引っ越しに関しては、一旦日取りを決めたらそれまでに動かないといけないので「まだ先のこと」と油断しているとどんどん時間がなくなります。
計画的に新居へ引っ越しするためにどう予定を立てたらいいか、僕の体験も交えながらお話しします。
新築への引っ越しまでの流れ<3カ月前〜1カ月前>
引っ越し会社の選定
引っ越し会社を手配する=引越し日が決まるということですから、準備はここからスタートするといっても過言ではありません。
その際は複数の業者社に見積もりを取ると、よりお得な価格で依頼できることがあります。
引越しにかかる費用を少しでも抑えたいなら、異動などで多くの人が動く年度末のような繁忙期を避け、価格が下がる時期にずらす工夫も必要です。
また、早割を適用する会社もあるので、引き渡し日が確定し次第、依頼先の検討に入るといいと思います。
会社によりますが、時間を指定せずに「この日の何時でもいいです」としておくと安くなる場合もありますよ。
ちなみに当社「ジョンソンホームズ」でお家を建てたお客様には、指定業者による引っ越しが20%オフになるという特典があります。
家電・家具の購入を検討
新居で使う新しい家具・家電を選ぶのって楽しいですよね。
お店を見て回るにしても、一日で全部決めるのは困難です。
共働きのご夫婦の場合は、新居のイメージをある程度定めた上で、お休みを合わせて計画的に進めていくといいでしょう。
エアコンを新しく取り付ける人は要注意。
近年、北海道でも導入する人が増えているため、夏の暑さを見越して早めに購入したのに、取り付けまで1カ月待ちどころか2〜3カ月待ちとなったケースもあると聞きます。
余裕をもって3カ月前のこの時期に手配しておく方がいいでしょう。
前のシーズンの型落ちが狙える時期なら本体価格も安く収まります。
通常期と繁忙期とで取り付け工事の工賃が変わることもあるので、事前にチェックを。
不要な家具・家具の処分
新しい家具・家電を買うとなると、処分する家具・家電も出てくると思います。
札幌市では自分で処分場へ持ち込むことができるものもありますが、自治体によっては市町村の指定業者へ引き取りを依頼しなければなりません。
住んでいるエリアによって回収できる曜日が決まっていることもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
ゴミ捨て場へ出せる大きさのものについては、一度にたくさん出すとほかの人が置けなくなる恐れがありますから常識の範囲で。
地域のルールを守りつつ、マナーにも気を配れるといいですね。
電話・ネット回線の手配
固定電話もインターネット回線も引かずに無線Wi-Fiルーターを使う人は別として、回線工事の日程を決める必要があるので、早めに手配した方がいいです。
住まいの解約
賃貸契約で「解約する場合は退去希望日の○日前までに申し出ること」と記されているはず。
指定された期限を守ってスムーズに手続きをしましょう。
新築への引っ越しまでの流れ<1カ月前〜1週間前>
荷物の梱包を始める
季節の衣類や趣味の道具など、引っ越すまで使わない物の梱包を少しずつやっておくと、直前になって慌てることがありません。
この段階でいらない物がけっこう出てくると思うので、並行してどんどん捨てていくことも必要です。
梱包した箱の中に何が入っているか、開けなくてもわかるようにマジックで書いておきましょう。
僕が引っ越すときに「これはいいな」と思ったのが、その箱を新居のどこに運び込むかを一緒に書いておくこと。
引越し当日の立ち会いができない場合でも、業者さんがそれを見て運び入れてくれるので、あとから探したり荷物を移動したりしないで済みます。
住民票や郵便物の住所変更手続き、学校転校手続き
学校転校手続きはともかく、住民票や郵便物の住所変更は「まだいいかな」と後回しにしがちです。
忘れることはないにしても、「時間があるときに」ではなく時間を作って手続きに行ってください。
お子さんの転校を心配している方は多いのではないでしょうか。こちらの記事では「校区外」の学校に通わせることは可能なのか?など、よく聞かれる質問について紹介しています。
札幌市教育委員会潜入!新築を建てて学区が変更しても希望の学校に通える?
電気・ガス・水道の手続き
一般にWEBで手続きできるので手軽ですが、利用している会社によって異なる場合もあるので調べておきましょう。
新築への引っ越しまでの流れ<1週間前〜当日>
新居を軽く掃除しておく
家具や持ち物を運び入れる前に軽く掃除をしておくと気持ちよく新生活を始められます。
排水口に蓋を付ける、換気扇カバーにシートを張るなどの汚れ対策を今のうちにしておけば、新居をきれいに使えて、のちのち掃除も楽になります。
残った荷物の梱包と買い出し
退去する直前までどうしても必要な物以外はどんどん荷造りしていきましょう。
当日自分で運ばなければならない物が多く残っていると、今のお家と新しいお家を何度も往復しなければなりません。
実体験からいえば、事前に運べる物は少しずつ運んでおくのがおすすめです。
買い出し
引っ越してすぐ使う掃除道具や荷解きの道具なども事前に用意しておくと、当日買い出しに出かける必要がないので作業を効率的に進めることができます。
新築への引っ越しまでの流れ<当日>
引っ越し立ち会い、電気・ガス・水道開通確認
仕事などで忙しくてどうしても立ち会えないこともあると思いますが、なるべくスケジュールを合わせて対応してください。
ご近所への挨拶
新しいお家の近所の方へのご挨拶は引っ越してからでかまいませんが、入居してから早めに行った方がいいいですよ。
僕の場合はなかなか時間が取れず、引っ越しの1週間ほど後になってしまいましたが、それまでの間も家の前を通るご近所さんがチラチラ様子を伺っている姿を見かけました(笑)。
逆の立場ならやっぱり「どんな人が来たのかな?」と気になりますよね。
町内会のお話も聞けたりするので、早めにコミュニケーションを取っておくと地域になじむきっかけになるでしょう。
一方で、新型コロナの影響下、知らない人にあまり家に来てほしくないと考える人もいるかもしれません。
僕もその点を考慮して、最初は直接対面せずにお手紙と手土産をお届けするにとどめました。
「このご時世ですからインターフォン越しにご挨拶させてください」と一言添えるのでもいいでしょう。
このほか挨拶のマナーやノウハウについては以下のコラムで詳しく解説しています。
新築への引っ越しまでの流れはチェックリストを活用して早め早めの行動を
新居への引っ越しの準備は「3カ月前から」「1カ月前から」「1週間前から」「当日」というように、時期を区切って考えると効率的です。
できればノートを1冊用意して時期ごとにやるべきことを書き出し、済んだことには印を付け、新たにやるべきことができたら書き足すというふうにしていくと間違いがないでしょう。
今はスマホのアプリでもToDoリストを管理するようなものができているので、そちらを活用するのもアリだと思います。
いずれにしても早め早めの行動が大事。
「まだ3カ月ある」と思っても、本当にすぐ時間がなくなります。
お家を建てる方のほとんどが初めてで、お家づくりの初心者です。
引っ越しのこと以外にも、不安や疑問を解消できるよう僕たちがお手伝いしたいと考えていますので、気軽にご相談にお越しください。
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