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2021.03.01

札幌市教育委員会潜入!新築を建てて学区が変更しても希望の学校に通える?

家を買う 家づくりの基本

こんにちは、COZY札幌豊平ショールームの山下です。

家を新築するとなると、予算の関係で今まで住んでいた所から離れた地域に土地を買うケースが多いものです。

 

その場合、多くの方が心配しているのが、お子さんの転校。

「仲のいいお友達と離れるのはかわいそう」「転居後も同じ学校に通わせてあげたい」と思うのが親心ですよね。

 

実際に、お子さんの学校に関する質問はお客さんからよくいただきます。

そこで今回は、札幌市教育委員会を訪問し、「校区外」の学校に通わせることは可能なのか?など、よく聞かれる質問について話を聞いてきました。

 

指定校にしか通学できない!?気になる「校区」の疑問を解消

今日は、子どもの校区に関する疑問や質問に答えていただこうと、札幌市教育委員会にやってきました。

時計台のすぐ近くにあるんですね。初めて知りました。

怪しい出で立ちでスミマセン。ただの演出です…!

 

教えてもらったのは、お客さんから聞かれることが多い3つの質問について。

よく聞かれる順にまとめて紹介します。

 

①転校させたくないけど、引っ越しで校区が変わるとどうなるの?

校区に基づいた指定校に通うのが原則なので、家を建てた場所が今までとは別の校区であれば転校しなければいけません。

とはいえ今までの学校への通学を希望するのであれば、個々の事情によって校区外の学校への通学が認められる場合もあります。

例えば以下のようなケースです。

・小学校5年生と中学校2年生の修了式以後の転居の場合は、卒業まで通うことができる

・学年途中の転居であれば、学年末までは同じ学校に通うことができる

・中学の学年途中の転居であれば、卒業まで同じ学校に通うことができる

・転居先が、現在通学している学校の隣接校区の場合

など

 

②保育園や幼稚園のお友達と同じ小学校に通わせたい。隣の校区から通ってはダメ?

もし車で送り迎えできたとしても、基本的にはNG。指定された校区の学校へ入学するのが原則です。

ただし、例えば「心身の病気があって指定校に通えない」「校区に特別支援学級がない」といった理由で認められる場合があるので確認してみてください。

 

③建て替えで一時的に校区外に仮住まいする場合、通う学校はどうなるの?

これは現在子どもが就学中で、同じ土地で家を建て替えるケースです。

一時的に校区外に転出するけれど、おおむね1年以内にこれまでの住所・校区に戻ってくることが確定している場合は、そのまま通い続けることができます。

 

他にも指定校以外の学校へ通うことが認められるケースはいろいろあります。

条件に当てはまる場合は、教育委員会で指定校の変更手続きができるので、詳しくは札幌市教育委員会のホームページで確認してみてください。

 

家づくりのスケジュールは子どもの進学・進級に合わせて逆算

できれば、子どもをお友達と同じ学校に通わせてあげたい。転校させたくない。

多くの親御さんはそう考えますよね。

でも同じ校区内に土地が見つからなければ、マイホーム完成後は転校することになるので、せめて引っ越しのタイミングは事前にしっかり考慮して家づくりを進める必要があります。

 

僕ら住宅メーカーの営業は、お客さんに「いつまでに建てたいか」「リミットはいつか」を必ず事前に伺います。

お子さんの進学や進級のタイミングで引っ越しできるよう、逆算してスケジュールを立てるためです。

期の途中に転校するとキリも悪いし余計な手続きも増えるので、春・夏・冬休みのタイミングに合わせるのが鉄則。

その方がお子さんも気持ちを整えることができます。

 

COZYの場合、契約してから完成までにかかる期間はだいたい5カ月から半年くらい。

希望の完成時期に時間的に無理がある場合は、最初から「それは出来ないです」と伝えますし、土地を探す時間はここに含まれていないので、プラスαの時間がかかると見ておいた方がいいと思います。

 

実際、家が4月までに完成しなかったばかりに、新築へ転居するまでの間、今住んでいる所から転校先まで親が送り迎えした、というご家庭もあります。

そうならないようしっかりスケジュールを逆算し、余裕を持って家づくりを進めないといけません。

 

こちらの記事では計画的に引っ越しをする流れを解説しています。ぜひ参考にしてください。
新築への引っ越しまでの流れを解説!いつまでに何をするべき?

 

家を建てる時期は早いに越したことはない

僕は幼稚園卒園と同時に引っ越ししました。

その時はすごくイヤでしたが、小学校に入学してしばらくすると友達もでき、案外すぐに馴れました。

小さいうちの方が環境に馴れるのは早いんですよね。

 

でも子どもが大きくなればなるほど、転校して環境が変わるのは大変。

小学校高学年から中学生の多感な時期はなおさらです。

 

だからこそ大切なのは、少しでも早く家を決めて生活の地盤を固めること。

できれば保育園のエリアが決まる前など、早ければ早いほどいいんです。

 

さらに言えば、子どもが生まれる前から「生まれたらここで育てよう」という場所を決めて住むのが一番。

そこで保育園、幼稚園に通えばママ友もできるし、そのまま地域社会に根付いて成長していけます。

 

子どもが小学生なるまでずっと利便性のいい土地に住んでいると、もしそれから一戸建てを考えた場合は、同じエリアに建てるのはなかなか難しいのが現実。

土地自体なかなか出てきませんし、運良く出てきても高い。結局は郊外で家を建てることになってしまいます。

 

早くに家を持つことで、家族が増えたというオーナーさんもたくさんいます。

子どもがいなかったご夫婦にお子さんが生まれたり、兄弟が増えたり。

あらかじめ環境を整えておいてから、そこで家族で成長していくのって、すごく素敵だと思いませんか?

 

 

入学・入園に合わせるための契約時期については、宇佐美の記事、お子さんの家の購入時期について、入学・入園のタイミングに合わせる必要性 をご覧ください。

 

 

また、COZYでは家の購入についての個別相談を行い、どんな疑問にもお答えしていますのでお気軽にどうぞ!

 

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