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2017.10.16

失敗しない! 新築の収納スペースの決め方

暮らしを楽しむ 家のこと

家を建てる時は、収納スペースを「どこにどのくらい設けるか」も大切です。

収納は広ければ広いほどいいわけではありません。

使わなければ無駄になりますし、それより居住空間にゆとりを持たせた方がいいですよね。

 

ウォークインクローゼットを大きく取り過ぎて、その分リビングが狭くなったら、スペースがもったいないでしょう?

それに収納が広過ぎると気持ちに余裕が出てしまって、断捨離しにくくなります。

 

ちょうどいい収納スペースを作るための工夫

 

 

僕たちCOZY営業は、お客様と間取りを相談する時、それぞれのご家庭にどんなものがどのくらいあるかも聞き取ります。

スノーボードなどの趣味のものや、ひな人形のようなお子様のものもあるでしょう。

普段使うものや、将来的にいるものをリスト化すれば、スムーズに収納を決めていけます。

 

引っ越し前の断捨離で新居はすっきり

新しい家に住むと新しいものを買いたくなって、どんな方でも絶対にものは増えます。

収納スペースが広いと整理しきれなくなって中のモノが化石化しますから、ものが多い少ないを問わず、どのご家族にも「お引っ越しする時は断捨離してください」ってお願いしています。

 

流行がある服や靴は、思い切って処分を

特に思い切って処分したいのは、服や靴、バッグなどの流行があるもの。

「トレンドが戻ってきたらまた着られるかも」と思ってとってある服や、ちょっと飽きたけど高かったから捨てられない靴はありませんか?

 

ワンシーズン着なかったり使わなかったりしたものは、もうメルカリかヤフオクで売っちゃいましょう。

旦那さんから記念に買ってもらった思い出のあるものは大切にとっておいてくださいね!

 

将来増えるもの、減るものは?

将来収納が足りなくなったり多過ぎたりしないように、5年先や10年先、さらに20年先に目を向けてみましょう。

住み方が変われば収納も変わりますし、お子さんが0歳の時と10歳の時では、持ち物も変わります。

ベビーカーはいらなくなるし、スポーツを始めるかもしれません。

 

女の子でも男の子でも、おしゃれをしたい年頃になったら靴が増えて、きっとシューズクローゼットはいっぱいになるでしょう。

未来のことは分からなくても、このくらいあれば十分っていう、ちょうどいいスペースはどれくらいか、一緒に考えていきましょう。

 

ちょっとした収納であればニッチもおすすめです。こちらの記事ではニッチについて解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
ニッチで新築の機能性&センスアップ!収納やインテリアのコツも

 

使いやすい収納のカタチとは

奥様目線で考えると、収納の魅力は「お掃除のしやすさ」ですよね。

モノが収まればそれでいいやと思って使いにくい収納にしてしまうと、ものを出しっ放しにしがちです。

部屋が片付かないし、掃除機をかける度に床の上のものをよけるのは大変。

しまいやすくて出しやすい使い勝手の良さも大切です。

 

どこに何をどうしまうかがポイント

クリスマスツリーやひな人形、冬の衣料などの「シーズンもの」は、出しづらい場所にしまっても大丈夫です。

奥行きのある収納の奥に入れるものは、シーズンものにしてください。

 

掃除機のようにしょっちゅう使うものは、家事動線も考えて収納場所を決めるといいですね。

階段下収納がある住宅では、奥にシーズンものをしまって、手前を掃除機置き場にすると便利です。

 

ウォークインクローゼットは箱型? 細長?

ウォークインクローゼットが人気ですが、正方形に近いような箱型のスペースは、タンスがあるご家庭向きです。

タンスがなくて、普段よく着る服もウォークインクローゼットにしまうのであれば、細長いスペースに長いステンレスパイプを設置するのがおすすめです。

洋服のハンガーが掛けやすく、服を選びやすくなります。

 

普段は履かない靴を箱にしまって並べる棚が必要だったら、ホームセンターで棚を買ってくる手もありますよ。造り付けの棚は施工の手間賃がかかるので、自分で手軽にできることはやってみてくださいね。

 

物置を工夫して、うまく活用しよう

土間の広さも最低限に留めておいた方が、居住スペースを広く取れます。

土間を広くしたいとご希望のお客様は、タイヤや除雪用品、自転車を置きたいっておっしゃるんですけど、それって物置にしまえばよくないですか?

 

盗難が心配だったら、物置に鍵を付ければいいですよね。

ただし、趣味の自転車を室内の壁に掛けるなど、生きがいを感じるものであればスペースを十分確保しましょう。

 

収納の広さとスタイルは人それぞれ

広ければいいと思いがちな収納ですが、ちょうどいいサイズに抑えた方が居住空間を広く取れますし、ものを必要以上に増やさずに済みます。

 

引っ越し前に断捨離して、いずれ手放すものや将来増えるものがあることも意識して、必要な広さを検討しましょう。

シーズンものがどのくらいあるのか。タンスの有無、物置に何をしまうかなど全体的に考えて、使いやすい収納を作れるといいですね!

 

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