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2021.01.20

家の収納するものを場所ごとに整理!収納アイデアを生かした整理整頓

暮らしを楽しむ 家のこと

 

こんにちは。COZYの井上です。

 

相談会や見学会にいらっしゃるお客様のご希望を伺うと、賃貸が手狭なので一戸建てでのびのび暮らしたいという方は少なくありません。

それなのに、自分で建てた家に住んで初めて「ほしいところに収納がない」「しまいたいところにしまいきれない」と気が付くことが、一般的にはよくあるようです。

建てる前に収納スペースをしっかり確保することはもちろんですが、自分たちの持ち物の内容と量を把握し、何をどこにしまうか考えておくとより効率的です。

 

実は僕も最近自分の家を建てたばかりで、住み始めてから「何をどこにしまうか」を模索中(笑)。

そんな実体験も参考にしていただけるとうれしいです。

 

 

収納するものは場所ごとに確認!家を建てる前に”物リスト”を作ってみよう

玄関、リビング、キッチン、寝室、子供部屋など、それぞれ自分たちに必要な収納サイズはどれくらいだと思いますか?

それを知るためにはまず、どこに何をしまうかをリストアップしてみましょう。

 

例えば玄関には靴、雨具、スリッパ、アウトドア用品、ベビーカー、非常用品というように、今持っている物や今後買う物を思い浮かべながらメモしていくんです。

するとその場所にどれくらいの収納スペースが必要か、ある程度見当がつくはず。

収納スペースはあとから追加できないので、建てる前にサイズやしまう物を検討しておくことが必要です。

 

ただこの時、細かい物まで全部思い浮かべようとするとそれだけで疲れてしまいます。

主だった物や大きい物・かさばりそうな物を書き出したら、あとは「このほか外で使う物」とざっくりまとめて大丈夫。

 

また、いよいよ新居へ引っ越す時にはしまう場所ごとに物を箱詰めすればいいので、梱包作業に迷いません。

さらに箱の外側に「キッチン」「寝室」などと行き先を書いておけば、引っ越し屋さんの運び入れもスムーズですし、荷解きする時に「あれどこだっけ?」と探す手間が省けて楽ですよ。

 

 

家に収納するもの、場所ごとに収納アイデアをご紹介!

それでは、僕の経験やこれまでにオーナー様へご提案したことに基づいて、場所ごとの収納アイデアをご紹介します!

 

リビング

「どこにも属さない物」はテレビボードの収納へ!

家電の説明書とかコード類とか、ちょっとした小物とか「これは何に分類しようかな」と迷う物ってありますよね。

テレビボードに引き出しなどの収納が付いていると、そういう物を入れておくのに便利です。

 

うちの場合は子供のオムツ替えをリビングですることもあるので、オムツを入れて実用的な使い方もしています。

 

 

キッチン

ダイニングとの間の立ち上がりにニッチを

「ニッチ」とは壁をくり抜いて作る棚のこと。

キッチンとダイニングの間にある立ち上がりにニッチを作って、そこにお箸やカトラリーを置いておくのがおすすめ。

 

ダイニングテーブルの脇にあるのでテーブルセッティングがしやすいし、お子さんにお手伝いを頼むと喜んでやってくれそうです。

 

 

トイレ・洗面所

ここでもニッチが活躍!省スペースにお役立ち

トイレや洗面所のスペースがあまり広くない場合、戸棚などを置くよりもニッチを活用した方が空間に余裕が生まれます。

生理用品のように人に見せたくない物は、ニッチに扉を付けることで目隠しになります。

 

 

寝室

ベッドの枕元にもニッチが便利!

ニッチは飾り棚として使う人も多いですが、寝室ではベッドの枕元に作ると読書灯やスマホを置くのに最適。

宮付きベッドを設置した場合と比べて、棚の分だけスペースを節約できます。

 

ウォークインクローゼットは掛ける収納で家事を時短

洋服は一つ一つたたむよりも、ハンガーに掛ける方が手間が省けるのではないかなと思います。

掛けた洋服の下をデッドスペースにしないよう衣装ケースを置いている人も多いですが、より効率的に使う方法がありますよ。

ハンガーに掛ける洋服を丈の短いもの→長いものというように長さをそろえて並べることで、その下には衣装ケースを3段→2段→1段というように高さを変えて置くことができ、空間を無駄なく使えるんです。

 

最近は「たたまない収納」というのがあって、パジャマや部屋着などシワにならない素材の衣類は、家族それぞれのボックスを用意して、そこへたたまず入れてしまう家庭もあるみたいですね。

 

 

階段下

階段下には可動式の棚とコンセントを

COZYのお家の場合、階段下の空間は収納スペースになっています。

僕の家の場合はここに家電の空き箱などをしまってあります。

階段下は立ったまま入れるだけの高さはありますが幅があまりないので、この高さを生かせるようにキャスターなどで動くタイプの棚を活用するといいと思います。

 

また、内部にコンセントを設置しておくと、掃除機をしまった時に充電できるので効率的です。

 

 

家の収納を考える時に注意すべきポイントとは?

場所別の収納について考える際、ちょっと気に留めておくと失敗を回避できることをアドバイスします。

僕が今まさに改善しようとしていることもいくつかありますので(笑)、これからお家づくりを始める人は参考にしてください。

 

生活動線を考えながら物の置き場所を決める

早速僕の実体験ですが…家の鍵の置き場所をちゃんと決めていなくて、リビングの本棚の一段に作った雑貨コーナーに何となく一緒に置いちゃっています。

 

出掛けにうっかり鍵を忘れて靴を履いてから思い出すと、取りに戻るのが面倒。

鍵は玄関周りに置けるようにしておくべきだなと思います。

 

最初から物を使う場面をイメージしつつ、効率的に動ける置き場所はどこかと考えていくことが大事ですね。

 

 

見せる収納は意外と物を置けない

前述の本棚ですが、うちは壁の一面に造り付けています。

鍵を置いている雑貨コーナーはディスプレイのために作った場所だったのですが、つい僕がいろいろな書類も置いてしまっているのが、うちの奥さんとしてはあまりいい気分ではないみたいで…。

 

見せる収納のつもりで設計した場合、実際に物を飾ってみると思ったよりも収納量が少なくなることがあります。

雑貨などをカッコよく配置するなら、あまりギチギチに並べると見栄えが悪いですからね。

 

 

ライフステージの変化に応じて収納を考える

僕の家にはよく友人が泊まりに来るのですが、来客用の布団の置き場をどうしよう…っていうのはいまだに迷っています。

子供がまだ小さくて子供部屋を使う年齢ではないのでとりあえずはそこに置いていますが、将来的にはどこへ置こうかなぁと。

 

COZYのお家には1階にフリールーム1室を配置したプランがありますが、オーナー様の中にはそこの収納に布団をしまって、友人や親が来た時の寝室として使ってもらうという方もいます。

これだと、そのお部屋の中だけで完結するのでいいですね。

 

子供部屋の収納も、学齢が上がっていくごとにおもちゃ→部活や習い事の道具→洋服や趣味の道具…というように入れる物が変わっていくので、ライフステージに応じた変化も見据えて収納を考えましょう。

 

 

シューズクロークはライフスタイルに合わせて事前に検討を

最近人気があるのがシューズクローク。

ウォークイン形式で広めに作るとアウトドア用品も置けたりするので、アクティブなご家族に喜ばれています。

 

靴を出し入れする時に玄関ポーチとクロークを行き来するのが面倒だという人の場合、クロークが玄関ポーチにもホールにもつながっている、いわゆる回遊式にすることも。

ただこのタイプだとお客さんが来た時にクロークの中が見えてしまいますから、中にいろいろ物をしまっておきたい人は回遊式は避けた方がいいです。

いっそクロークは不要と考えるのであれば、家族分の靴を収納できるシューズボックスだけでいいかもしれません。

 

このようにシューズクロークに関しては人それぞれの部分が多いので、建てる前にじっくり使い方を考えるべきところだと思います。

 

 

収納ボックスを買うなら統一感を意識して

お子さんのおもちゃなどが増えて「ちょっと収納が足りないな」と思った時、便利な収納ボックスを見るとつい買っちゃうという人はけっこういらっしゃいますね。

そうやっていろいろなところでちょくちょく買っていると、みんなちょっとずつ違うデザインで、並べて置くとどうも収まりが悪いなんていうことになりがち。

少なくとも同じメーカー・同じシリーズで統一感を持たせないと、ちぐはぐな印象になってしまいます。

 

また、ボックスにしまったらそれでOK!…ではなく、ある程度ジャンル分けして中に何が入っているかラベリングしておくと使いやすいですよ。

物が増える一方で収納ボックスも増え続けると、スッキリ片付けるつもりが家の中のスペースが圧迫されて逆効果です。

何か買ったら古い物を手放すことも検討しましょう。

 

 

収納量の7〜8割がちょうどいい

リストアップした持ち物がぴったり入る収納を作る…のは、実はおすすめしません。

しまいたいものが全部きっちり収まるのは気持ちいいですが、収納量に対して物は7〜8割にとどめておくのがいいかなと、経験上、僕はそう思います。

 

というのも、あまりにきっちりだと中の物を使った時にレイアウトが崩れてしまい、またきれいに戻すのが面倒になる人の方が多いと思うんですよね。

「あとできれいにすればいいや」っていうのが何度も続くと、使った物を別なところに置きっぱなしにしたり、結局その収納を使わなくなってしまったり。

 

ちょっと気を抜いても上手にしまえるくらいの余裕を持って、収納量を設定するのがおすすめです。

 

 

家に収納するものを考えるときは、スペースにも考え方にもゆとりを持つことがコツ!

新築で収納をうまく使うためには、お家を建てる前に持ち物をリストアップして、収納スペースの場所と広さを検討するのが大事。

ここでご紹介した以外にも、ネット上には収納に関するさまざまなライフハックが公開されているので、それらのアイデアを自分たちに合うようにアレンジして活用しましょう。

COZYでも「収納アイデアを活用して、おうちの中をスッキリと!」というコラムで収納術を公開していますので、ぜひチェックしてみてください!

 

お家の中の収納スペースは、建ててからだとなかなか変更できません。

後悔しないためには失敗例もチェックして、生活動線や自分たちのライフスタイル、また、今だけでなく家族の将来像を考えていくことも大切です。

 

収納に関して全体的に言えることは、収納量に対して物は7〜8割に留めるのがちょうどいいです。

収納スペースにきっちり物をしまって「ここにはこれしか置かない!」と決めて実行できる人はいいですが、あんまりきっちりしすぎるとしまうのが面倒になる人の方が多いのではないかな、と思います。

空間にも気持ちにも余裕を持っていた方が、多少物が増えたとしても対処しやすいはずです。

 

お家づくりは住んでからの暮らしが大事!

僕たちCOZYスタッフは「家が売れたら終わり」ではなく、完成したそのあとの暮らしがオーナー様にとって充実したものとなることを重視しています。

収納のお悩み以外にも、お家づくりに関するさまざまなご相談に乗りますよ!

一戸建ての収納のイメージをつかみたい方、COZYのお家の収納を自分の目で見てチェックしたい方は、モデルハウスやオープンハウスの見学予約を利用してみてください。

予約は随時受け付けていますので、ホームページでチェックしてくださいね!

 

資料請求でもCOZYの間取りなど、プラン集をカタログでご覧いただけます。

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