換気扇掃除は 「セスキ炭酸ソーダ」におまかせ!油汚れがスイスイ落ちる活用術
こんにちは、ジョンソンレディの中村です。
大掃除のたびに「汚れがひどく大変だな」と感じる人が多い換気扇。
「セスキ炭酸ソーダ」、通称セスキを使うと、とても楽に、環境にもやさしく掃除ができることをご存知でしょうか。
今回はこの「セスキ炭酸ソーダ」を使った実際の掃除手順をご紹介します。
「セスキ炭酸ソーダ」は、換気扇掃除の強い味方!
環境にやさしいナチュラル系の洗剤としてよく知られているのが重曹、クエン酸。
それに加えて、最近注目を集めているのがセスキ(セスキ炭酸ソーダ)です。
重曹と炭酸ナトリウムからできていて、入浴剤の成分としても使用されている安心素材!
白色・無臭の粉末で、ホームセンター、ドラッグストア、100均などで手に入ります。
油汚れをしっかり洗い落とせるうえに、重曹、クエン酸同様、合成界面活性剤を使っていない「環境にやさしい洗剤」だといえます。
油汚れに特に威力を発揮するので、換気扇掃除にもピッタリですよ。
実際に、セスキ水の作り方と工程を見ていきましょう。
用意が必要なもの
- セスキ炭酸ソーダ
- バケツ
- ぬるめのお湯、または水
- ゴム手袋またはビニール手袋
- スプレーボトル、キッチンペーパー、歯ブラシ、スクレーパーなど
掃除準備
1.セスキ炭酸ソーダを水に溶かす
セスキ炭酸ソーダを水またはぬるめのお湯に溶かします(量は水500mlに対し小さじ1杯程度。
汚れがひどい場合にはもう少し濃くしてもかまいません)。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、冷たい水でもすっと溶けます。
重曹よりもアルカリ性が高く油汚れをしっかり洗い落としてくれる分、手肌への刺激が強いので、掃除の際は手袋を着用しましょう。
2.換気扇を分解する
換気扇をパーツに分け、バラバラにします。
天板の掃除
1.キッチンペーパーにセスキ水を浸し、油汚れの付いた天板に貼っていきます。
天板にセスキ水をスプレーして、その上をペーパーで抑えるのでもOK。
このままつけて放置し、途中で乾いてきたら、追加のスプレーを吹きつけます。
2.1時間程度すると、硬くこびりついていた油汚れがすっかり柔らかなクリーム状に。
スクレーパーで汚れをこそげば、力を入れることなく、面白いくらいに油汚れが取れていきます。
ファンの掃除
1.バラバラにしたパーツ部分をセスキ炭酸ソーダを溶かしたバケツの中に入れ、1時間程度つけたまま放置します。
2.天板同様、ファンについた油汚れは柔らかなクリーム状に。歯ブラシで軽くこするだけで、油汚れがどんどん落ちていきます。
その後、それぞれのパーツ部分を軽く水洗いして元のように取り付ければ掃除は終了!
汚れの状態によっては、セスキ炭酸ソーダの濃度をもっと濃くしたり、浸け置き時間を長めにしてみるのもよいでしょう。
こそぐ手間がより少なく、軽くなります。
セスキ炭酸ソーダを溶かした「セスキ水」は換気扇掃除以外にも大活躍!
換気扇以外にも、油汚れに強いセスキ水はさまざまな場面で大活躍。
100均で買ったスプレーボトルにセスキ水を入れ、キッチンに常備しておくと便利です。
レンジフードやIHなどレンジ周りの汚れはもちろん、シンクの汚れや水垢も簡単に落ちます。
オールマイティに使える重曹、水垢に強いクエン酸も常備して、汚れに応じて使い分けるのもよい方法です。
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