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2019.01.26

住宅購入の諸費用とは?新生活をイメージして事前準備を

家を買う お金のこと

こんにちは。COZYの川口です。

 

お家を建てる時に考えなければならないお金の一つとして「諸費用」があります。

ざっくり言えば土地や建物の購入・建設以外にかかる費用のことですが、登記費用や仲介手数料、火災保険料、税金などについてはみなさん考慮した上で資金計画を立てますよね。

 

今日のテーマはさらにそのほかの諸費用。

いよいよ新居へ移る直前になって「あれ?何が必要だったっけ?」と慌てることもけっこうよくあること。

今回のコラムでは、引っ越し代や新しい家具家電の購入費をはじめ、意外と見落としがち、忘れがちな諸費用のアレコレについてご紹介します!

 

 

住宅購入でかかる諸費用には引っ越し代や家具家電代も!

まずはほぼすべての方にかかってくる引っ越し代と家具家電購入費について考えてみましょう。

 

時期を見極めれば安く引っ越せる!?

賃貸に住んでいる場合、新居へ移る1カ月前には退居の手続きをしなければならないので、そのタイミングで引っ越し業者さんを探すことになります。

基本的な金額は、荷物を積むトラックの大きさと業者さん側の人員の数によって決まります。

実は距離ってあまり関係なくて、僕が東雁来のエリア内で引っ越した時は「近いから安いのかな」と思いましたが、全然変わりませんでした(泣)

何kmから何kmまではこの金額、と明確に定めている会社もあるかもしれませんが、例えば札幌から旭川へというように市をまたいで長距離移動しない限りは大きな差はないように思います。

 

それよりも、引っ越し代の見当をつける上で大切なのは時期。

進学や転勤で需要が増える2月後半から4月上旬くらいまでは金額が高めになります。

2月、3月だと10万円を超えるケースもありますが、11月に引っ越した僕の場合は4万円台で済んだという具合に、ずいぶん違うんですよ。

時期を前後に外しても繁忙期は希望通りに予約が取れない場合もあるので、引っ越し代は高めに見積もっておくと間違いありません。

 

 

今買いたい家具&数年後に買ってもいい家具

家具で買い替えをオススメするのがダイニングテーブルとテレビボード。

なぜかというと、この2つはあまり買い替えないんですよね。

そんなに壊れるものでもないし、いいものを長く使うという意味ではこの機会に購入していいかなと思っています。

 

ソファも大きめの高級品を買う人が多いですが、お子さんが小さいと汚しちゃうことも。

もしそういう心配があるのならいずれ買い替えることにして、今は予算を投入しなくていいかもしれません。

 

 

古い家電は買い替え時

引っ越しの前に不用品を処分する際、そのタイミングで家電も新調したくなりますよね。

その場合の購入費もあらかじめ計算に入れておくといいと思います。

僕のお客様でほとんどの方が買い替えるのがテレビ。

大きい家へ移るのでテレビも大きくしようというわけです。

 

それと、冷蔵庫が古いと待機電力の消費が大きくて電気代がかかりますから、長く使っているものなら新しい機種を買うのををオススメしています。

 

もう1つ、洗濯機を加えたこれら3種類の家電は新しくする方が多いようです。

 

家電4品目を処分する時にはリサイクル料もお忘れなく。

 

 

「アレ忘れてない?」こんなところにも諸費用が!?

車を持っている人ならコレも!

住み始めてからでもいいことですが、外構にも目を向けてみましょう。

車をお持ちの方なら「あ、タイヤって…」ってなることも。

特に北海道の場合、タイヤ以外にも除雪の道具や自転車をしまうのに物置があると便利です。

予算にして10万前後、これも諸費用として考えておくと安心です。

 

僕自身が面倒だなと思ったのが車庫証明。

賃貸から移るとなおさらで、お金も若干かかりますし、自分で全部手続きしないといけないのがけっこう大変でした。

 

あと、完全に人によりますが高圧洗浄機を買いたくなったりするかも。

一軒家に住んだら庭先で洗車したいという人、多いんですよね。

 

 

近所に親戚、友人知人…お付き合いは大事!

あとは人付き合いの部分で、引っ越しの挨拶やお祝い返し、町内会費など。

近所への挨拶として配る品物は、昔なら引っ越ししそばが定番。

でも、今の時代はまだ仲良くなっていない人から食べ物をもらうのに抵抗を感じる人が多く、タオルセットが一般的です。

 

友人知人へ引っ越したことを知らせるはがきを出すのにも、うちのようにハウスメーカーからお引越しはがきプレゼントという特典があればいいけれど、デザインにこだわったりしたら印刷代もバカになりません。

 

お祝い返しについては、基本半返しといっても10万いただいて5万返すということはないでしょうが、親戚などには返礼の金額相応のカタログギフトが便利です。

 

町内会費は地域によってまちまちですが、1カ月300円とか500円、これを1年分まとめて払うケースが多いです。

札幌市ならパートナーシップの除雪費用が含まれているか別なのかも確認しておきましょう。

 

 

こんな時どうする?いろいろなシーンを想定して

敷地にもよりますが、年間契約で業者さんに除雪に来てもらう費用も考えておいた方が良い
かもしれません。

 

それと、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震のことを思い起こせば、防災グッズを一通りそろえておくことも必要ですね。

 

 

どうすれば住宅購入時に諸費用を安く抑えられる?

家の間取り図と設計器具

今回お話したような諸費用について、お客様から「どのくらいの金額を準備すればいい?」と聞かれたら、ざっくり40〜50万くらいとお答えしています。

もちろんプラスアルファを求める方はその分高くなりますし、DIYが得意な方なら家具を自作して逆に費用を浮かすこともできるかもしれません。

実際に僕のお客様の中には食器棚をあらかじめ付けずに自作するという方がいて、すごくおしゃれでいい感じの棚を取り付けた方がいました。

上手い人はプロ並に仕上げますが、今はホームセンターで木材を切ってもらうこともできるので、昔と比べれば素人でも簡単にDIYに取り組めます。

賃貸ではできなかったからと、家を建てたのをきっかけにDIYを始める方って最近すごく多いんですよ。

僕も早々にインパクトドライバーを買いましたし、ディアウォールに有孔ボードを取り付けて写真を飾ったりしてDIYを楽しんでいる一人です。

 

そういったことも含めて、すべて事前準備が重要。

ハウスメーカーとの打ち合わせの段階で「これは買い替える」「こういうものを新しく買いたい」と明確にイメージして、引っ越しまでにそのための貯金をするのもいいと思いますよ。

 

 

諸費用を把握して「自分サイズ」の住宅を!

いかがでしょう、「諸費用」の幅ってけっこう広いし、考え始めると意外とたくさんありましたね。

あれもこれも一度にそろえるのが難しいと感じたら、無理はなさらずに資金計画の範囲内で考えていきましょう。

あとは引っ越した時に確実に必要なものから優先順位を付けておくのが大事。

個人的には、古い家電の買い替えは電気代に直結してきちゃうので優先順位が高いと感じます。

 

今回ご紹介した諸費用の各項目は、ほぼ確実に必要なもの、必須ではないけれど備えておきたいもの、余裕があればほしいものというように分けることができそうですね。

それに応じて自分たちのタイミングで徐々にそろえていくのが、COZYにも通じる「自分サイズ」っていうことだと僕は思います!

 

札幌COZYの新築一戸建ての相談窓口でも様々なご相談に乗りますので、ぜひお気軽にご相談くださいね!

 

 

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