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2024.11.20 大野 理胡

住宅ローンをネット銀行で組むメリット・デメリットを紹介!

家を買う お金のこと

 

こんにちは。COZYの大野です。

 

さまざまな支払いや振込など、インターネットを活用したオンラインバンキングは、いまやすっかり普及しています。

 

これまでは銀行などの金融機関の窓口で開設した口座をオンライン取引へ移行するという流れが主流でした。

しかし現在は、一度も店頭へ足を運ぶことなく口座を持つことができるネット銀行も急速に普及してきましたね。

 

実は住宅ローンもネット銀行で組むことができるのですが、便利だなと思う一方で不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

 

このコラムでは、ネット銀行で住宅購入資金を借りる際のメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

ネット銀行の住宅ローンとは?

「ネット銀行」とは、店舗を持たずにWEB上でさまざまな手続きができる銀行のこと。

 

ネット銀行の住宅ローンの最大の特徴は、金利が安いという点でしょう。

次に、事前審査の結果が出るのが早いのもネット銀行ならではの特徴で、通常1日~2日、早いところだとその日のうちに回答を得られる場合もあります。

 

COZYのお客様は地銀の住宅ローンを申し込む方が大半ですが、事前審査の申込後に1週間ほどお待ちいただくことになりますから、それと比べるとかなりスピーディだと思います。

 

従来の銀行との違いという点に関しては、やはり実店舗がないことが挙げられます。

(一部の大手ネット銀行の中には首都圏などに対面式の相談窓口を設けているところもあります)

 

また、最近では40年ローンを組まれる方の割合も増えてきていますが、2024年9月現在、ネット銀行では40年ローンの取り扱いはほぼないものと考えられ、最長35年です。

地銀の住宅ローンとネット銀行の住宅ローンとで迷っている方は、ここもポイントになってくるかもしれません。

 

40年の住宅ローンについては、こちらのコラムも読んでみてください。
40年の住宅ローンのメリット・デメリット!どんな方におすすめ?

 

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ネット銀行で住宅ローンを組むメリットは?

COZYのリビングと掛け時計

 

では、先ほど書いた特徴と重複する部分もありますが、ネット銀行の住宅ローンのメリットについてご紹介します。

 

メリット①金利が安い

2024年9月の時点で、ネット銀行の最低金利は0.27%。

COZYで住宅ローンを利用されるお客様の多くは地銀を選びますが、地銀の金利は0.7%前後なので結構な差がありますね。

 

メリット②事前審査の結果が出るのが早い

事前審査の申し込みから結果が出るまで、地銀は1週間程度待ちますが、ネット銀行は1日~2日程度、早ければ当日中に回答を得られます。

 

メリット③店舗へ足を運ばずに申し込める

そもそも店舗がなく、すべてWEB上で完結するので直接窓口へ出向く必要がなく、時間や手間、場合によっては交通費も省くことが可能です。

 

 

ネット銀行で住宅ローンを組むデメリットも確認

ネット銀行で住宅ローンを組む際のデメリットもあわせて確認しておきましょう。

 

デメリット①団体信用生命保険の保障が最低限

団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンの主債務者に万一のことが起きて支払いが困難になった場合に、ローン残額を補填するための保険。

近年、一般的な銀行の団信はガンや8大疾病、11大疾病といった病気にかかったときにも適用されるなど保障が手厚くなっています。

 

しかし、ネット銀行では主債務者が死亡した場合、あるいは高度機能障害に陥った場合というように最低限の保障にとどまっていることが多いです。

中には、ガンの保障を追加するなら金利が0.1%上がるというような条件で保障の範囲を広げることができる団信を用意しているネット銀行もありますが、あれこれプラスしていくと、結果的に一般の銀行と変わらない金利になることも。

 

「同じような金利なら安心感や利便性のある地銀がいいな」と考える方もいると思いますが、「別の保険にも加入しているから団信では自分がほしい保障だけ選びたい」という方にはメリットにもなり得るかもしれません。

 

デメリット②事務手数料が高め

ネット銀行は金利が安い分、手数料が高めに設定されていることが多いです。

初めに出せるお金にあまり余裕がない場合は、ここがネックになるかもしれません。

 

デメリット③本審査が厳しい

事前審査はスピーディに済む一方、ネット銀行の本審査は結構厳しいといわれています。

 

一般的な地銀では事前審査が通れば本審査はそのまま通ることが多いのですが、ネット銀行の場合は本審査でしっかりチェックするという傾向があります。

 

地銀の本審査は「急いでいます」と伝えると10日~2週間ほどでやってくれることもありますが、ネット銀行はそれ以上かかることが多いようですから、時間に余裕を持って早めに動くことを心がけましょう。

 

デメリット④対面で相談できない

ネット銀行は実店舗がないため、基本的には担当者と直接会って話をすることができません。

ただ、オンライン相談や電話相談を受け付けているところもありますので、資金計画に不安がある方はこういった相談に対応できるところを選ぶと良いでしょう。

 

 

ネット銀行で住宅ローンを組むのに向いている方・向いていない方

メリット、デメリットを踏まえた上で、ネット銀行で住宅ローンを組むのに向いている方、向いていない人という観点でもちょっとお話ししておきたいと思います。

 

まず、ネット銀行が向いているのは、金利をとにかく安く抑えたいという方。

事務手数料は地銀より高くなりがちですが、将来的に月々の支払額を抑えたい方には良いかもしれません。

 

ネット銀行が向いてないのは、担当者から詳しく話を聞いて進めたい方、あるいはローンの仕組みはわかりやすいほうがいいと考えている方。

 

ネット銀行の住宅ローンでは、団信の保障などについて自分で深く考えて取捨選択しなくてはならないので、金利を抑えるつもりでネット銀行を選んだのに、結果的に地銀のローンより高くなってしまうこともあるかと思います。

 

また、自営業の方は地銀で相談しながら進めたほうが、書類に表れないような補足事項を伝えやすいのでスムーズに進められる可能性が高いです。

 

なお、COZYのお客様については、地銀が強い土地柄もあり、住宅ローンでネット銀行を利用されている方は1割にも満たないのが現状です。

「給与振込口座が地銀であれば同じ銀行の住宅ローンを使うと返済の引き落としもスムーズだから」というところも大きいと思います。

 

それでも、これから何でもWEB上の手続きが当たり前になっていくと、ネット銀行を使いたいというお客様も増えてくるかもしれません。

 

住宅ローンの選択は、家づくりの資金計画において重要なステップの一つ。

「住宅ローンをどのように考えれば良いかわからない…」という方は、気軽に私たちのようなハウスメーカーにご相談いただけたらなと思います。

 

 

住宅ローンをネット銀行にするかどうかはメリット・デメリットを確認して判断しよう

COZYのダイニング

 

ネット銀行は低金利かつ手軽に住宅ローンを組むことができる一つの方法ですが、上手に取捨選択しないと思いのほか金利が高くなってしまったり、団信の保障が不十分だったと後悔につながったりすることもあります。

 

今回紹介したメリット・デメリットを踏まえた上で、「うちならどうかな」ときちんと検討し、借入先を決めることをおすすめします。

 

みなさんの中でももしまだ迷っている、自分たちにはどちらが合っているか判断しがたいという方がいらっしゃいましたら、気軽に相談にお越しください。

お金のことを考えるとしんどくなってしまうという方も、ご相談がてらCOZYのオープンハウスやモデルハウス見学にお越しいただければ、きっとお家づくりへのモチベーションが上がるはずです!

 

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大野 理胡

この記事を書いた人

大野 理胡OHNO RIKO

みなさま、はじめまして!COZYの大野理胡と申します。
私自身マンションで育ち、幼い頃から戸建てののびのびとした環境に強い憧れがありました。

家が変わると、気持ちも、暮らし方も、大きく変化すると思っています。(私は変わりました!笑)

まっすぐ、目の前のことに一生懸命、自分ごととして考えられる人間でありたいと思っています。
皆さんのしたい暮らし、叶えたいこと、そばで聞いているだけで私まで楽しいです。
「大野に頼んで良かった」と思っていただけるように頑張りますので、皆さんの叶えたいこと、何でも教えてください!

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