札幌で人気の土地は?穴場やファミリーが住みやすい街もチェック!
こんにちは。COZYの大野です。
ここ数年、札幌の地価はすごいペースで上昇してきましたが、2023年3月現在、ようやく上昇が落ち着いてきたように思います。
お客様が土地に求める条件も、以前とはまたちょっと変わってきているような感じも…?
今回は、札幌の土地に関する情報をお届けします!
※2023年3月時点の情報です。
札幌で人気の土地を知る前に!みんなが望むのはどんな条件?
札幌でのお家づくりを始めたばかりのお客様に多いのが、地下鉄沿線を希望されるケース。
ですが最近は、あくまで私の感覚に過ぎませんが、駅近よりも「ゆったりした広さがあること」を望まれる方が増えてきているようです。
その広さがあることで「お庭や駐車スペースが確保できる」ことももちろんですが、「お隣と程よく距離がある」というところを条件に挙げる方が多いかな、と。
自分たちの土地でゆったりと毎日を過ごしたいというニーズが高まっているみたいですね。
地下鉄駅から徒歩圏内だとどうしても狭小地になりがちで、けっこうキツキツなんです。
そもそもここ数年は土地の高騰が続いていたので、札幌市内の土地は「買えないもの」として候補から外している方も少なくなかったと思います。
そんな背景もあって、この頃は駅近よりも「日当たりが良くてゆったり暮らせて」っていう条件のもと、札幌市内よりも郊外の土地に目を向ける方も多くなっています。
具体的には石狩、当別、南幌といったあたり。
住宅支援のような形で移住者へ補助金を出しているところもあるので、それを利用しながら土地代を安く抑え、建物や暮らしにお金をかけていこうという考え方にシフトしている感じもありますね。
コロナ禍でお家で過ごす時間が長くなったり、リモートワークが普及したりしたことも影響しているのでしょう。
土地の形状や広さなどに注目した土地の選び方のポイントについては、こちらもご覧ください。
土地選びでの失敗例は?後悔しないためのポイントと良い土地の選び方
札幌の土地で人気の地域は?ファミリーが選ぶエリアもチェック
2023年3月現在、札幌でお家を買うお客様の層としては、小さなお子さんがいらっしゃる、あるいは将来的にお子さんを持ちたいと考えている若いご夫婦が多くを占めています。
特にご夫婦2人で賃貸暮らしをしている場合、家賃を払い続けるのが無駄に思えてきて、将来的なことを考えると「もう戸建てを持っていいんじゃないか」と決断する方もいらっしゃいます。
ファミリーのお客様に人気の土地と、それ以外のお客様に人気の土地にはあまり違いはありません。
ですが、お子さんがいらっしゃる場合は「今とあまり環境を変えたくない」「子どもが同級生と気軽に会える距離がいい」というご要望をいただくことはありますね。
そういう場合は現在お住まいの区内で探すようにしています。
市内10区で人気があるのは北区や手稲区あたりです。
どちらも割と穏やかな住環境で土地も比較的押さえやすいので、落ち着いた暮らしを求める方にぴったり。
土地の坪単価は30万円~40万円くらいですが、北区はエリアによってけっこう差があるので都度チェックした方がいいですね。
手稲区は、前田あたりは土地価格が2,000万円台になったりしますが、金山や稲穂あたりだともうちょっと安くて土地自体も広くゆとりがあります。
札幌市内で「穴場かも」と思うのは、伏古や元町のあたり。
土地価格を抑えつつ、地下鉄駅まで徒歩20分くらいでアクセスできます。
ほかに栄町や太平の中間くらい、北40何条みたいなエリアだと、やはり徒歩20分程度で地下鉄駅にもJR駅にも行けます。
長年住んでいる方々が高齢になって住み替えを検討する時期にも差しかかっているようで、「値段の割に広い土地」というような掘り出し物が出てくる可能性もあります。
札幌で良い土地が見つからないときは札幌郊外で人気の地域も選択肢に
初めの方にも書いた通り、広い土地でゆったり暮らしたい、お庭でBBQがしたい、子どもをのびのび遊ばせたいなどのご要望を優先させたい方には郊外の土地に目を向けるのもおすすめです。
少し前は江別や北広島も人気があったのですが、江別はもう出尽くした感じ。
北広島は言うまでもなく新球場の開業で土地がものすごく高騰しています。
そこで今おすすめしたいエリアをご紹介します。
【南幌町】
お子さんの医療費が無料だったり、通学の交通費補助が最大1万円出たり、お米がもらえたりと行政がすごく頑張って移住促進に取り組んでいます。
分譲地がきちんと整備されていつつ、昔ながらの街並みも残っているので地域に溶け込んで暮らすのが楽しくなりそう。
隣接する長沼町や由仁町も含めて農業地帯でもありますから、農家さんの直売所があちこちにあって新鮮な季節の野菜を買えるのもいいですね。
【石狩市花川南】
石狩市ではありますが、実は手稲区のすぐ隣で「思いのほか札幌に近い」と驚かれる方もいらっしゃいます。
コストコやイオンといった商業施設にもアクセスしやすく、バスを利用すればJRも地下鉄も使えます。
バス自体の本数が多く、お仕事や飲み会でちょっと遅くなっても安心して帰宅できたりと、案外利便性も高いんですよ。
【札幌市北区篠路】
札幌市内ですが、北区の中でも奥まった地域という印象。
ここ最近は新しいお家が増えて新興住宅街のようになっています。
街並みはきれいで戸建てが多く、静かでのどかな雰囲気です。
小鳩団地の方ならJR篠路駅まで徒歩20分以内で行けますし、車なら篠路駅周辺の商業施設へアクセスすることも容易なのでお買い物に不便がなく、住みやすいと思います。
【当別町】
どのエリアを選んでもJR当別駅やJR当別太美駅まで徒歩15分ほどで行けるので、JRをメインに使う方にもおすすめ。
若いご夫婦の移住が増えていて、篠路と同様、新築のお家が多いきれいな街並みです。
町立小学校と中学校を統合し、小中一貫校として2022年4月に開校した町立とうべつ学園は開放感あふれるきれいな校舎で、親御さんにも喜ばれているようです。
町内の人気スポット「北欧の風 道の駅とうべつ」にはフードコートもあって、お出かけにぴったりです。
土地探しは、家づくりのプロである私たちですら難しいと感じるもの。
初めてお家づくりに臨む皆さんが自力で「ここだ!」と思える場所を見つけるのはすごく大変なことでしょう。
だからこそ、迷ったときはぜひ気軽にプロを頼っていただきたいなと思うんです。
「絶対にこのエリアがいい」と強いご希望をお持ちの方でも、「新しいお家でどんな暮らしがしたいですか」とお聞きしていくと、「土地にこだわらなくても叶うんだね」と、理想の暮らしによりマッチした札幌郊外の土地を選ばれるケースも多々あります。
その結果、土地代が安く済んでお家や趣味にお金をかけられるようになることも。
私たちとお話しいただくことで、ご自身も気が付いていない「理想」の形が見えてくるかもしれませんよ。
札幌の土地探しは人気の郊外も視野に入れてみて!
2023年3月現在、ようやく土地価格の高騰が落ち着いてきた札幌市。
コロナ禍でお家での過ごし方を見直した方も多いようで、これまでのように駅近を望まれる方よりも、広い土地でゆったり暮らせるという条件を優先する方が増えてきているように思います。
客層を問わず札幌市内で現在人気があるのは北区、手稲区。
どちらも穏やかな住環境で、エリアによっては土地の価格も抑えられているので落ち着いた暮らしがしたいという方にもぴったりです。
坪単価としては30万円~40万円くらいが相場ですが、区内でも安価な地域はあるのでこまめにチェックするといいでしょう。
伏古や元町、また、栄町と太平の中間くらいの北40何条付近のエリアは地下鉄駅やJR駅まで徒歩20分ほどの穴場。
古くからの住民の世代交代の時期に差し掛かっている気配もあり、掘り出し物が見つかる可能性もあると見ています。
札幌近郊へ目を向けるなら、南幌町や石狩市の花川南、当別町といったエリアもおすすめです。
土地探しに悩んだときは、私たちのような家づくりのプロにぜひご相談ください。
ショールームでのご相談はもちろん、COZYのお家を実際に見ていただけるオープンハウスの機会もご活用いただきたく思います。
ホームページからご予約を受け付けていますので、チェックしてみてくださいね。
※2023年3月時点の情報です。