新築住宅のおすすめオプション14選!選び方のコツは?
こんにちは、COZYの竹本です。
これまでたくさんのお客様のお家づくりをお手伝いしてきましたが、新築を建てるのって毎回ワクワクします!
新居のイメージを膨らませながら、オーナー様と一緒に「これ良いですよね」「こっちもかわいい」と、デザインや設備選びのお話しをするのがとっても楽しくて。
COZYのお家は標準仕様で十分満足いただけるものになっていますが、「これを叶えたい」という要望をお持ちのお客様のためにオプションもいろいろ用意しています。
お客様からお聞きした使用感や私の実体験を交えながら、おすすめのオプションや不要と感じる方もいるオプション、COZYのおすすめオプションなどをご紹介していきますね。
新築住宅のおすすめオプション14選!
COZYは札幌のハウスメーカーなので、おすすめのオプションを考えていくとけっこう冬場に役立つものが多くなる傾向にあります。
それも踏まえて、札幌の新築戸建てにおすすめの設備&オプションを14点セレクトしました。
ハウスメーカーによって標準仕様かオプションかというところは異なります。
ご参考までに、COZYで標準仕様になっている設備はStandardの意味で「(ST)」、オプションは「(OP)」と付記しておきます。
1. エアフープ(OP)
冬は部屋干しがメインとなる札幌だからこそ、真っ先におすすめしたいアイテムです。
物干し竿を通して使う吊り輪のような製品なのですが(トップの写真がそうです)、吊り輪部分は天井に取り付けた部品から着脱が自由で、使わないときは外してしまっておけるから優秀。
普段はフリールームに洗濯物を干して、親や友人が来たときはそこを客用寝室にするというお宅であれば、エアフープは洗濯物の痕跡を残さず片付けられてすっきりしますよ。
洗濯に関するオプションについては、こちらもご覧ください。
新築住宅におすすめの洗濯スペースは?便利なオプションもご紹介!
2. 風除室(OP)
玄関前にガラスやサッシで作った簡易な小部屋のことで、「玄関フード」と呼ぶこともありますね。
吹雪の中帰ってきて玄関の鍵を開けるとき、雪と強風を避けられるだけでも本当にありがたい!
除雪道具やベビーカーを置いておくなど、ちょっとした収納のように使う方も多いです。
夏場はちょっとしたサンルームみたいな感じになるので、我が家では天気が良い日に風除室の中で靴を乾かすこともあります。
3. 電子錠タイプの玄関キー(OP)
リモコンタイプは一度使うと便利すぎて手放せません。
リモコンキーをバッグに入れておけば、ドアに近づくだけで解錠することができます。
荷物の多いときはもちろん、厳冬期は鍵を探して開けるまでのわずかな時間ですら寒さが辛いですもんね。
ボタンを押してカードをかざすことで解錠するカードタイプもあります。
4. 耐水フロア(ST)
通常のフローリングよりも少し水に強いタイプの床材です。
トイレなどこまめに拭き掃除をしたいところや、よく水を使うユーティリティに取り入れると効果的。
札幌で、と考えると、特にお子さんがいるご家族におすすめです。
お子さんが雪だらけで帰って来て、ユーティリティでスキーウェアを脱がせたら床がビシャビシャに…なんていうときもサッと水気を拭き取ることができるからです。
5. 玄関ポーチの人感センサー付き照明(ST ※照明予算の範囲内の場合)
お家に帰ってきたときにパッと明るく照らしてくれます。
バッグにしまった鍵を探すときなどは手元が明るいと便利です。
6. 洗エールレンジフード(OP)
当社ではオプションとして扱っている、クリナップさんの製品です。
フィルターとファンの油汚れをボタン一つで自動洗浄してくれます。
札幌ならではという感じはあまりしないかもしれませんが、そんなことありません(笑)。
冬はしばしば雪かきに時間を取られて、家事まで手が回らなくなることがあります。
特に共働きのご夫婦だと、掃除をいかに楽にするかというところを重視されている方が多いんですよね。
COZYのお客様からもそういったお話をよく伺うので、雪かきする分、家の中での手間を省けるようにと考えて選びました。
7. 土間暖房(ST)
玄関土間に床暖房が入っているという設備で、これこそ雪国ならではの発想かもしれません。
雪で中が湿った靴も、一晩置けば乾いてほんのり温まっています。
シューズクローゼットにポールやハンガーフックを付けておくと、玄関でお子さんの手袋やスキーウェアを乾かすことができます。
水が滴っていても、土間暖房で乾くので安心です。
8. 床ワイパー洗浄(OP)
これも家事を楽にする設備の一つで、お風呂の床をスイッチ一つで掃除してくれるもの。
皮脂や角質の汚れを洗浄する上、除菌水を吹き付けることで雑菌やカビの繁殖を抑える効果も。
お子さんが小さいと、最後に小掃除してお風呂から上がろうと思っても「子どもに早く服を着せなきゃ」と、結局後回しにしてしまうことがありますよね。
そんなご家庭にもおすすめです。
9. 収納くんmini(OP)
当社ではオプションとして扱っている、LIXILさんの製品です。
トイレの壁に埋め込むタイプの縦長収納で、床掃除の邪魔になりません。
上段と下段が扉付き収納、中段が棚になっていて、スリムでスタイリッシュですが容量は十分。
備品や掃除道具をしまっておけるほか、中段は飾り棚として使っても良いですね。
10. 中棚(収納用内部パーツ)
お布団をしまうような大きさの収納スペースには、中棚を付けるとより使いやすくなります。
布団圧縮袋などを活用して取り出しやすくしている人もいると思いますが、私のオーナー様方のお家を見せてもらうと意外とそのまましまっているケースが多いんですよね。
お布団を重ねれば重ねるほど下の方に収納した物は取り出しにくくなりますが、中棚があると上下に分かれるので使いやすさがアップします。
札幌の人は冬場、掛け布団のほかにタオルケットや毛布などを組み合わせて寝るときの体感温度を調節する習慣があります。
よく使う物を上段に置いておくといったように使い分けもできますよ。
11. 室内窓(OP)
最近はデザイン性を意識したオプションを選ばれるお客様も多い印象。
室内窓はお部屋のアクセントになりますし、場所によっては明かり取りとして実用的に機能することもあります。
12.アイアンパイプ(OP)
ブルックリンテイストを意識したデザインでよく目にする黒いアイアンパイプ。
これもデザインを重視する方に喜ばれるオプションです。
室内物干し用に使うと、生活感が薄まっておしゃれに見えます。
玄関に設置してカバンを掛けても良いし、オーナー様のお宅でドライフラワーを吊るして飾ってあったのを見た時は「センスが良いなぁ」と感動しました。
13. ゆったりめの洗面化粧台&カウンター(OP)
通常より幅の広い洗面化粧台はここ最近の人気アイテム。
さらに長いカウンターも付けて、2人並んでもゆとりがあるようなスタイルが好まれています。
14. ニッチ(OP)
壁の一部にくぼみを作る「ニッチ」は、飾り棚やちょっとした収納として使い勝手がよく、玄関、リビング、キッチン、トイレとさまざまな場所で活躍してくれます。
新築のオプションで不要と感じやすいものは?選び方のコツを解説
オプションって、選ぼうとするとあれもこれも欲しくなってしまうんですよ。
でも残念ながら、実際に住み始めてから「やっぱりいらなかったかなぁ」と思うケースも案外少なくないようです。
一般的によくある例を挙げてみましょう。
2階のトイレ
年を取ってから、寝室からトイレへすぐ行けるように…など、「将来的に」と考えて付けられるケースも多い2階のトイレ。
その場合、今は元気なので結局使っていないということも。
将来的には必要であっても、住み始めてしばらく必要性が感じられない設備は、「なくてよかったかも…」と思ってしまいやすいですよね。
浴室乾燥機
賃貸住まいの現状を考えると、すごく欲しくなってしまう気持ちはわかります。
でも、戸建てを検討している人はこれから干せるスペースを確保しようとしているので、いらなくなってしまう方も多いのではないかな、と思います。
付けたは良いけれど電気代が心配で結局使えないという話を聞くこともあります。
電動物干しユニット
天井に取り付けておくと、洗濯物を部屋干しするためのパイプを電動で上げ下げできるという優れモノ。
物干しスペースを確保できないお家には便利ですし、洗濯物をかけるときは干しやすい高さになるので使いやすいのですが、気が付けば下げっぱなしで使っていた…となると、電動であることが無駄に感じてしまいがちです。
床下収納・屋根裏収納・小屋裏収納
私自身、床下収納って良いな♪と思って付けましたが、屈んで物を出し入れするのが面倒で今は使っていません(笑)。
屋根裏収納や小屋裏収納も同じ理屈で、はしごを下ろして上るのがそれこそ面倒ですし、天井が低く狭いので物を出したりしまったりするのもなかなか辛い。
そういうところだと年1回使うか使わないかというような物を入れておくことになりますが、何を置いたか忘れちゃいます…。
…と、デメリットばかりみたいになってしまいましたが、本当はどれもとても便利なオプションなんです!
何が悪かったか強いて言うなら、「相性が悪かった」。
私は床下収納を使わなくなってしまいましたが、どうしてもそこに置きたいものがある人には便利だし、「付けてよかった」と思って使っているでしょう。
大切なのは「自分に本当に必要かどうか」を事前にイメージすることです。
オプションにはお金もかかりますから金銭的にも「損した」と後悔しないよう、カタログを見るときは、そこを意識して選んでいくと良いと思いますよ。
不要と後悔しがちなオプションについてはこちらもあわせてご覧ください。
COZYおすすめの新築住宅オプションと標準仕様の特長
それでは、COZYおすすめのオプションもご紹介していきますね!
また、他社ではオプションとして扱われることの多い設備でも、COZYでは標準仕様となっているものもありますので、そちらもあわせてご紹介します!
COZYのおすすめオプション
COZYでお家を建てるときに、おすすめのオプション7つをご紹介します。
①IHクッキングヒーター
ガスコンロと比べると選ぶ人は半々といったところですが、「お家を持ったら絶対IHにしたかった」という方は多いように思います。
見た目がすっきりしているのと、平面なので掃除がしやすいというところが選ばれるポイントです。
②食洗機・食器洗い乾燥機
今はビルトインタイプが主流で、家族の人数が多いご家庭はやっぱり食洗機を使うとすごく楽みたいです。
オーナー様の中には、「食器は自分で洗うけれど、水切りかごを設置するのがいやだから食洗機で乾燥させる」という方も。
もう標準仕様にしても良いのでは…と思うくらいの人気オプションです。
キッチン周りのおすすめオプションについては、こちらでさらに詳しく解説しています。
新築キッチンのおすすめデザインや機能は?あると便利なオプションも
③浴室のタオル掛けバー
浴室のドアが折戸でなく開き戸であれば表側(ユーティリティ側)に取り付けます。
バスマットを乾かすのにちょうどよく、好きなデザインのマットならインテリア代わりになって、ちょっぴりテンションが上がるかも。
④人工大理石浴槽
奥行きを感じさせる光沢があって、高級感が出ます。
水や皮脂を弾く性質で、汚れが落ちやすいという嬉しい特徴もあります。
⑤玄関先の手洗い
コロナ禍で手洗いがすっかり習慣化しましたよね。
玄関にあればお客様が来たときに使ってもらいやすいし、お家に上がってほかのところに触れる前にしっかり手を洗えるというところがポイントです。
⑥ニッチ
COZYでもやっぱりニッチはおすすめです。
玄関ならカギを置いたり、ご家族の写真や季節の花を飾ったり。
トイレではトイレットペーパーや生理用品を置いて、カーテンをかけておくという使い方をする人もいます。
リビングなら、給湯暖房、インターフォン、照明のスイッチなどをニッチの中にまとめるとすっきりしますし、蓋を付けると生活感が薄まります。
最近、COZYでは壁の向こう側が見える「くり抜きニッチ」も選べるようになりました。
ニッチの内側に好みの色・柄のアクセントクロスを張るのもおしゃれです。
⑦カーポート(別途注文)
ハウスメーカーが用意している設備やオプションというところからはちょっと離れますが、特に札幌で新築を建てる場合、車の雪下ろしの手間が省けるのは大きなメリット。
夏場はカーポートを日除け代わりに、下でバーベキューをしたりビニールプールでお子さんを遊ばせたりする方もいらっしゃいます。
COZYはこんなものが標準仕様!
他社ではオプション扱いになっていることが多くても、COZYでは標準仕様として取り入れているものがいろいろありますので、あわせてご紹介します。
長期保証が付いた外壁材
一般的な標準仕様の新築住宅では、外壁材の保証期間は10~15年ごと。
保証期間の長い外壁材はオプション扱いになることが多いです。
その点、現在のCOZYは標準仕様で塗膜の変色・褪色30年保証の外壁材を使っています。
保証期間が長いということは、次のメンテナンスは30年後で良いので、メンテナンスの回数が減ります。
メンテナンス回数が減ればコストも大幅ダウン!
当社の試算では、約185万円お得になると考えています。
窓のサッシの色変更
せっかく自分のお家を持つのですから、外壁に合わせて窓枠の色もコーディネートしたいですよね。
一般にはオプションにしているハウスメーカーが多いと思いますが、COZYでは標準仕様。
けっこう印象が変わるので検討してみる価値はあると思います。
浄水器一体型水栓
赤ちゃんのミルクを作るときやお米を研ぐときは浄水に、シンクを洗うときは原水に。
ワンタッチで原水と浄水を切り替えられる水栓は、使ってみると便利さを実感するはずです。
外断熱
ごく最近、外断熱もCOZYの標準仕様となりました。
基礎はこれまで内断熱だけだったのですが、外断熱工法を取り入れたことによって断熱性能が上がり、ZEHオリエンテッドに対応する断熱等級が認められました。
これにより、こどもエコすまい支援事業の補助金を得られるというメリットもあり、若いご夫婦に喜ばれています。
断熱性能がアップしたということは外気の影響をより受けにくくなったということですから、猛暑だったこの夏も、最新のCOZYのお家では涼しく感じました。
COZYのオーナー様の多くは「標準仕様で満足」と喜んでくださっています。
その上で自分たちがこだわりたいものを「オプション」として加えるのがCOZYのスタイルなんです。
実際、オプションにはお家の本体価格に+αのお金がかかりますから、本当に自分たちにとって必要かどうかというところはきちんと見極める必要があると思います。
その上で、オプションブックには機能的で使いやすい物を厳選していますので、お好みに合えばぜひご活用ください。
新築住宅のオプションは本当に自分たちに必要か想像してみるのがおすすめ!
COZYは札幌のハウスメーカーなので、冬場のお役立ちアイテムを中心におすすめのオプションを14点挙げてみました。
COZYで標準仕様になっている設備はStandardの意味で「(ST)」、オプションは「(OP)」と付記しておきます。
- エアフープ(OP)
- 風除室(OP)
- 電子錠タイプの玄関キー(OP)
- 耐水フロア(ST)
- 玄関ポーチの人感センサー付き照明(ST ※照明予算の範囲内の場合)
- 洗エールレンジフード(OP)
- 土間暖房(ST)
- 床ワイパー洗浄(OP)
- 収納くんmini(OP)
- 中棚(収納用内部パーツ)
- 室内窓(OP)
- アイアンパイプ(OP)
- ゆったりめの洗面化粧台&カウンター(OP)
- ニッチ(OP)
選ぼうとするとあれもこれも欲しくなってしまうオプションですが、2階のトイレや浴室乾燥機、電動物干し、床下収納・屋根裏収納など、使う方との相性によっては結局使わず後悔してしまいがちなものもあります。
大切なのは「自分に本当に必要かどうか」を事前にイメージすること。
カタログを見る時はそこを意識して選んでいくと良いと思います。
COZYでおすすめしたいオプションは、IHクッキングヒーターや食洗機、浴室のタオル掛けバー、玄関先の手洗いなど。
もちろん、これらもライフスタイルによって必要・不要は変わりますが、満足度の高いオプションです。
COZYでは、他社ではオプション扱いになることの多い「窓のサッシの色変更」や「浄水器一体型水栓」などが標準仕様。
オプションなしでも満足してくださるオーナー様も多いですが、その上で自分たちの生活をより便利にできるオプションがあれば、ぜひ検討してみてくださいね!
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