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2020.05.01 渋川 達也

カーポートは新築時に建てる?メリットや注意点、費用をご紹介!

暮らしを楽しむ 家のこと

こんにちは。COZYの渋川です。

 

車をお持ちのお客様だと、新築でお家を建てる時にカーポートを設置するかどうか悩まれる方がけっこういらっしゃいます。

結果的に「とりあえず住んでみてから」とする方が多いのですが、お家を建てる前に検討したほうがいいこともありますのでぜひご一読ください。

 

 

カーポートのメリットは?建てるなら新築時がいい理由とは?

ご自宅の敷地内に車を置くとしたら、カーポートでなくても駐車スペースがあればいいとか、あるいはガレージがいいという方もいるでしょう。

カーポートは、駐車スペースやガレージに比べてどんなメリットやデメリットがあるのか、新築時に建てると良い理由など、明らかにしていきます。

 

カーポートを設置するメリット

カーポートを設置するメリットについてまずお話しします。

駐車スペースと比べると、屋根が付くので雨や雪を極力避けて車を乗り降りすることができます。

荷物を持っている時などは特に助かりますね。

そして、雪国に住む人にとって一番うれしいのが、冬場に車の雪下ろしをしないで済むということ。

車の周辺の除雪も軽減されるので、出し入れも楽です。

 

ほかにも汚れや落下物、直射日光を避けることができるので、より長くきれいに車の状態を保つことができます。

以上はガレージにも言えることですが、ガレージを設置するとなると土地の面積や費用の面で条件と合わなくなってくることもあり、カーポートのほうが計画に組み込みやすいというところもメリットです。

 

デメリットとしては、カーポートそばにお家の窓があったりすると日当たりが確保しにくいこと、それと、雪が積もる地域だと冬は施工できないことでしょう。

 

 

カーポートを建てるなら新築時をおすすめする理由

僕としては、デメリットはそれほど感じなくて済むと思うんです。

日当たりや積雪の問題は、新築時に一緒にカーポートを建てることで解消されるものでもあるからです。

 

初めからカーポートを建築計画に含めておけば、住宅の日当たりや積雪時期を考慮して工事を進めることができます。

実際、僕のオーナー様でも「住んでから考える」という方は多いのですが、結局除雪を経験して設置を決心されるケースがほとんどです。

駐車場や車の雪かきの手間は、これまでに一軒家に住んだことがある方だとイメージしやすいのですが、賃貸で暮らしてきた方にはその負担はイメージしづらいもの。

実際に新しいお家で車の雪下ろしや敷地内の雪かきをするようになると、想像した以上に負担を感じるようですね。

 

また、住んでから、つまり外構工事を完了してからカーポートを設置するとなると、柱を立てるところに新しく穴を開けたり、場合によっては敷いた砂利を撤去したり、アスファルトを剥がしたりすることもあるので、余分な工事費用がかかることになります。

 

以上から、カーポートのメリットを生かすには新築時に建てるほうがさまざまな面で合理的だと考えています。

 

 

新築住宅にカーポートを設置する時のヒント&注意すべきこと

庭でバーベキューをする家族

カーポートを設置する際には、お家との位置関係や配置をよく検討しましょう。

先ほど書いたように、リビングなどの日当たりに影響しないか、車の出し入れや除雪がしにくくならないかといった点をチェックしてください。

カーポートの近くに物置をうまく配置すれば、物の出し入れも屋根の下で行えるので便利です。

土地の向きによっては、冬場に雪が吹き溜まりになる場所への設置を避ける必要がありますが、もしそういうところに建ててしまっても、吹き込み防止のボードをサイドに張ることで対処は可能です。

 

次に、カーポート自体の大きさに注意。

お持ちの車に合わせることは当然ですが、例えば今はご夫婦2人で軽自動車に乗っていても、お子さんが生まれたらファミリーカーに買い替えるかもしれません。

先を見越して、幅などに余裕をもたせたほうがいい場合もあります。

柱の位置が車に近いと、小さなお子さんが勢いよくドアを開けてぶつけちゃうことも。

スライドドアでない車にはありがちな出来事です。

 

実は広めのカーポートって、ちょっとしたメリットもあるんです。

新築に住んだら庭でバーベキューをするのが夢、という人も多いですよね。

この時、車をちょっとずらしてカーポートの下でやると炎天下でも雨天でも快適です。

車を置く位置によってはそれが道路からの目隠しに。

あとはお子さんをプールで遊ばせたり、DIYで家具を作ったりする時にカーポート下のスペースを活用する方もいらっしゃいます。

この先の暮らしをイメージしながら、活用法を考えてみると楽しいと思いますよ。

カーポート以外にもおすすめの設備やオプションがあります。こちらの記事で解説していますのであわせてご覧ください。
新築住宅におすすめの設備&オプションは?重宝する10選をご紹介!

 

新築住宅にカーポートを設置すると費用はどのくらい?

家の模型とノートと電卓

カーポートの価格は、材質や耐久性によってさまざまです。

関東圏などは柱が片側のみに付いていて屋根がアクリル素材のカーポートもありますが、北海道では雪の重さに耐えられるよう、柱は両側、屋根は金属製のしっかりしたものを設置するのが一般的です。

 

新築を建てる際、同時にカーポートを設置する場合はプラス80万円〜100万円弱がだいたいの目安になると思います。

柱が片側のみのカーポートの方が価格は安くなりますが、北海道なら安全性も考慮して頑丈なものを選んだ方が良いでしょう。

多めに100万円としても、35年ローンで月々のお支払いはプラス3000円ほどですから、検討可能な範囲ではないでしょうか。

 

 

カーポートは新築時に設置がおすすめ!迷ったら相談しよう!

僕自身、冬場の雪下ろしは面倒に思いますし、車の汚れがけっこう気になるほうなので、今は賃貸ですがガレージ付きの物件にこだわって探しました。

将来的に自分の家を建てたら、やっぱりカーポートはほしいなと思っているんです。

 

新築時にカーポートを設置することのメリットは、お家との位置関係やお庭の使い方を考えながらベストな建て方を探っていけること。

ハウスメーカーに依頼すれば、例えば当社なら10年後、20年後のお家の外壁のメンテナンスのことも考えて、足場を組むスペースを確保しながらカーポートの位置を調整するようにしています。

カーポート自体のメンテナンスとしては塗装や金具の緩みのチェックなどが挙げられますが、当社の場合はワンストップサービスを提供しているので、お家の点検と一緒にメーカーさんを手配することも可能です。

 

また、後付けになると工事費用はかさみますが、「住んでから考える」という方に関しては設置すると思われる場所の土をならしておくこともできます。

カーポートの設置を考えたら、新築時に建てるか後にするかに関わらず、まずは僕たちハウスメーカーに相談してください。
お客様にとってベストとなる方法を一緒に考えていきましょう!

 

カーポートのこと以外でも、お客様がお望みの暮らしが一つでも多く実現するようお手伝いしたいと思っています。

気になることや迷っていることがあれば、お気軽にCOZYのお家の相談窓口にご相談にお越しください。

 

渋川 達也

この記事を書いた人

渋川 達也SHIBUKAWA TATSUYA

COZY営業の渋川達也(しぶかわたつや)です!
お家づくりは一生に一度の大きな買い物です。
その経験も一生の大事な思い出になるようにお手伝いさせて頂きたいと思いますので、
よろしくお願い致します!

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