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コーズィ

2021.12.11 石塚 大輝

札幌で新築住宅購入!頭金ってどうしても必要?

家を買う お金のこと

こんにちは。COZYの石塚です。

 

家を買うための資金計画を始めると、頭金の準備に頭を悩ませる方も多いでしょう。

「実際どれくらい必要なんですか?」という質問を、僕もお客様からしばしばいただきます。

 

結論から言えば、今は必ず頭金を用意しなければいけない時代ではなくなりました。

その上で、現代の頭金事情や注意点をまとめていけたらと思います。

 

 

札幌で家を買う!その前に頭金って何?相場は?

そもそも頭金とは、ローンを借りずに住宅購入費の一部を現金で支払うこと。

自己資金ともいわれます。

 

手付金との違いを質問されることも多いですね。

手付金は頭金に含まれるのですが、これは売買契約が成立した証拠となるお金のこと。

ただ、頭金と手付金では性質が異なるので、今回は頭金に絞ったお話をしていきたいと思います。

 

頭金の相場は、一般的に契約金額のうちの1割か2割と言われています。

3000万円でお家を建てるなら、300〜600万円ということになりますね。

ところが今は、COZYもそうですが、頭金なしで建てられるお家が増えています。

 

 

住宅購入時「頭金なし」がなぜ可能なのか?

COZY リビング

昔と今とでは金利が違うので、同じ3000万円という額をローンで借りても総返済額がぐっと少なくなりました。

バブル期なんかは住宅ローン金利が約8%ですから、3000万円借りると総支払額はなんと9000万円以上。

月々の返済額も約21万円と高額でした。

ですから、最初に現金で頭金を払ってローンの総額を下げておけば、月々の返済額も減るというわけです。

 

対して現在の金利は1%ちょっと。

3000万円借りた場合の総返済額は約3600万円で、月々の返済額は約8万6000円です。

頭金を払った方がローンの総額が減るという点は同じですが、比較的安定した返済が可能と思える額ですよね。

 

若いお客様で、ご両親が金利の高い時期を知っている世代だと「頭金も用意できないのに何で今家を建てようとしてるの!」と反対されてしまうというお話をよく聞きます。

今はもう事情が違うので、その点は心配は御無用。

逆に、金利が低いために頭金を貯めてから家を建てることについてのリスクもあるということを知っておいてください。

 

 

頭金を貯めてから!住宅購入の先延ばしのリスク

家を建てたいタイミングで頭金が用意できない、だからこれから貯めようという方、ちょっと待ってください。

先ほど触れた金利のことも含め、頭金を貯めるために住宅購入を先延ばしにすることについて、大きく4つのリスクを挙げてみます。

 

1.金利上昇のリスク

金利は今もっとも低い時期にあるとされ、今後は上がるとみられています。

仮に金利が1%から2%に上がったとして、35年ローンで3000万円借りた場合の総返済額を見てみましょう。

 

住宅ローン金利1%:総返済額3556万円(利息556万円)

住宅ローン金利2%:総返済額4173万円(利息1173万円)

差額は581万円。

5年間頑張って500万円の頭金を貯めたとしても、その間に金利が1%上がればむしろ81万円のマイナスになってしまうのです。

 

 

2.物価上昇のリスク

現在、建築資材の価格がどんどん上がっています。

今後、東京オリンピックの影響などで景気がよくなっていくと、建築資材も高騰する可能性が高いと思われます。

そうなると当然、建物の価格自体が上がります。

 

 

3.健康のリスク

例えば去年まで健康診断にまったく引っかかることがなかったとしましょう。

頭金を貯めて来年家を建てようと思っていたら、次の健康診断で体に異変が見つかってローンが組めなくなってしまったという人、実はけっこういるんですよ。

 

 

4.完済が遅くなるリスク

年を重ねれば重ねるほど、ライフステージの中で完済の時期は遅くなります。

定年後、退職金を全部返済に充てるという方も多いですが、退職金を残して完済することができれば老後の生活の安心にもつながるし、第二の人生で趣味を充実させるのにも使えます。

 

また、今は賃貸に住んでいる方だと、仮に月6万の家賃として年間72万円。

自分の物にならない家のためにお金が出ていくだけの期間が延びるのは、もったいない気がしませんか?

 

 

お金に余裕があれば頭金を払った方がお得!?

前項では頭金をこれから貯めることへのリスクをお話ししましたが、現在手持ちの資金に余裕がある人はもちろん払った方がいいです。

もし自己資金が1000万円あって、300万を手元に残して700万を頭金にするのであれば、その700万円に利息がかからない分、得だからです。

 

ただ、どれくらい自己資金を入れるかは難しいところ。

たまに全額現金で支払う人もいますが、利息がまったくかからない代わり、ローンを組まないことによって受けられない優遇措置もあります。

 

例えば住宅ローン減税。

年末時点の返済残高の最大1%が10年間にわたって所得税や住民税から控除される仕組みですが、10年間となるとトータルで損をしてしまう可能性が考えられます。

それを踏まえて、10年目までローンを組んでその後一括返済するという人もいます。

 

また、ローンを返済している間に癌の診断を受けると建物と土地の代金は完済扱いになりますが、自己資金で全額支払ってしまうと何もありません。

 

未来のことは誰にもわからないので何とも言えない部分はありますが、全額現金で支払うことも一概にいいとは言えません。

 

こちらの記事ではボーナス払いについて解説しています。ボーナスをローンの支払いに充てたいと考えている方は、ぜひあわせてご覧ください。
新築でボーナス払い!住宅ローン返済で検討するのはどんな時?

 

住宅購入の頭金は無理せずに!

皆さん、ローンはできるだけ組みたくないとお考えだと思います。

でも、頭金を払ってしまうと手持ちが少なくなって不安だという方に関しては、無理して入れる必要もないのが今の時代です。

金融機関によっては、頭金を入れなくても余裕ができた時に手数料不要で繰り上げ返済ができるところもあります。

 

自己資金をギリギリまで使って頭金に充てる方がむしろ危険。

家を建てるには土地・建物代のほかにもいろいろとお金がかかりますし、万一の病気や事故といった突然の出費にも対処できるようにしておかなければいけません。

 

COZYは頭金を貯めてから家を建てるリスクを踏まえて頭金なし。

カーテンや照明もコミコミで、最低限の設備を月々お家賃並みの支払いで提供できることを売りにしている商品です。

自己資金がなくてもお家を持つことはできますし、その場合の返済計画も僕たちが一緒に考えて夢の実現をお手伝いします。

 

札幌COZYの新築一戸建ての相談窓口でもご相談に乗りますので、お気軽にお問い合わせください!

 

 

石塚 大輝

この記事を書いた人

石塚 大輝ISHIZUKA HIROKI

皆さんこんにちは!
COZY営業の石塚です。

沢山のオーナー様に出会う事ができて、日々幸せを感じております。
これからも沢山幸せなご家庭を増やしていけるように全身全霊で頑張ります。

私のモットーは「お客様の笑顔を増やす事」です。
お家はお客様の一生の暮らしを左右するものですから責任重大ですが、
その分、お客様に喜んで頂けた時はとても嬉しく思います。

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