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2017.11.27

【保存版】家の冬支度。不在の時も暖房は入れたまま水道の水抜きをしない。

暮らしを楽しむ 家のこと

こんにちは! ジョンソンレディの神田恵理です。

今回は家を建ててから初めて冬を迎える人のために、冬支度についてお話しします。

さらに寒くなるこれからの時期や、来年の冬支度のためにも役立つ大切なお話です。

 

実際にひと冬越してみないと、分からないことがたくさんあると思います。

今すぐお伝えしたい大事なことから先に説明しますね。

 

帰省や旅行で留守にする時、暖房を止めないで

例年冬になると、家を建てたばかりのお客様から「うちの水抜き栓って、どこにありましたっけ?」とお問い合わせがあります。

年末年始に帰省する間は暖房を止めて、水道が凍らないように水抜きしなきゃって考えるんですね。

 

セントラルヒーティングの一戸建てでは、何日も家を空ける場合でも暖房は入れたままにして、水落としはしません。

留守にする予定が1週間以上、いえ、1カ月以上でも、暖房は絶対に止めないでください。

 

ストーブの家とセントラルヒーティングの家では、暮らし方がまったく違います。

何日も暖房を切って室温を下げてしまうと、室温を上げる時にたくさんエネルギーを使うので、光熱費の節約にはなりません。

 

水道は自分で水抜きしないで、そのままに

水道の水抜きは自分でしないでください。

 

一軒家は配管が複雑なので、自分で水抜きするのは難しいんです。

工事店のプロに頼むと、水抜き1回で1万5,000円くらいかかりますが、失敗して水道管が凍結したら、もっともっとかかります。

 

長期で不在にする人は、私たちジョンソンレディに何でも相談してください。

 

冬が来る前に済ませておきたいこと

今年は雪が降るのが早く、もう本格的な冬を迎えていますが、次の冬に備えて冬支度のポイントをまとめました。

ぜひ保存版にしてください。

 

夏のうちに翌冬の排雪の予約を

雪が多い年は雪投げ場が足りなくなって、あわてて排雪の業者さんに連絡する人もいるかもしれません。

真冬だったら「もう予約でいっぱいです」って言われます。実は排雪の予約って、毎年6月には始まるんです。

ひと冬過ごしてみて雪投げ場に困ったら、来年は早めに申し込んだ方がいいですね。

 

10月はセントラルヒーティングを試運転

暖房のチェックは、10月のうちにはやっておきたいですね。

まずセントラルヒーティングのボイラーのスイッチを入れて、変な音がしないか、異臭がしないかを確認してください。

 

次に、お部屋のパネルヒーターをチェックします。

温度を調節するサーモスタットバルブは、暖房を止めている春から秋は、目盛りの「9」まで全開にしてあるはず。

中間の「3」か「5」に絞ってから、ちゃんと暖まるか確かめましょう。

 

これから家を建てる人は暖房の試運転の前に、ホームタンクへの灯油の配送を頼んでくださいね。

 

11月中旬までにスノーダクトの清掃を

無落雪住宅は、雪が積もる前にスノーダクトのお掃除が必要です。

屋根に積もった雪が熱や雪の重みで溶け、家の中のダクトを通って流れる仕組みなので、ダクトが詰まってしまうと、溜まった水が板金の隙間から家の中に漏れてきます。

 

屋根の上は枯れ葉が積もるだけじゃなく、カラスが落としていったゴミが転がっていることもあります。家の周りに木が少なくても、油断はできません。

 

外壁の脚立に乗れば届く場所に、点検用のはしごが付いているので、そこから屋根に上れば自分で掃除ができます。

屋根に登るのが怖い人は、ジョンソンレディに相談してくだされば業者をご紹介します。料金は地域によるので、個別にお問い合わせを。

雪が降ったらドレーンヒーターをONに

スノーダクトには融雪水の排水管がつながっていて、それが凍らないように温めるドレーンヒーターが付いています。

雪が降ったら、そのスイッチを忘れずに入れてください。たいていのお宅では、ユーティリティにスイッチがあるはず。一度ONにしたら、春まで入れっぱなしにします。

 

テラスのドレーンや換気システムのお掃除も

2階にテラスがあるお宅は、テラスのドレーンもお掃除しておきましょう。

排水口が詰まったまま凍って、雪解け水が流れなくなったら大変です。2月頃にハッと気付いたら、テラスに水が何センチも溜まっていたお宅もあるんですよ。

 

もうひとつ忘れてはいけないのが、24時間換気システムの掃除です。吸気口に掃除機をかけて、ホコリを取っておきましょう。

 

家の中で快適な湿度を保つコツ

冬は室内が乾燥しやすいので、皆さん加湿器を使うと思います。

リビングは40%くらいの湿度を保つといいですね。

 

リビングの真ん中に向けて加湿するイメージで、加湿器を置くのがコツです。

吸気口や掃き出し窓の近くなど、温度が低い場所に置くと、室内が結露しやすくなるので要注意です。

 

寝室や室内干しをする部屋は結露に注意

寝室にも加湿器を置く人が多いのですが、寝室は人の寝汗で湿度が上がりやすく、すぐ60%くらいになります。

50%を超えると結露しやすいので、湿度を上げ過ぎないように気を付けて。結露でクローゼットの奥などが、黒カビだらけになることもあります。

 

湿度を自動で設定できないタイプの加湿器を使う時は、湿度計を置くと安心です。

 

洗濯物を室内干しする時、室温が下がっていると結露しやすくなります。

人がいない部屋に干す時も、温度を下げないようにしてください。

 

ほかにも雪が降る前に済ませておきたいことがいろいろ

庭の散水栓の水抜きに庭木の冬囲い、除雪道具の点検。窓の網戸を外して洗ってからしまったり、カーテンを冬用の断熱性が高いものに替えたり。

 

リフォームを考えるお宅には、サッシを2重にするインナーサッシもおすすめです。

何か気になることがあったら、いつでもジョンソンレディに相談してください。

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