札幌の新築ならガスから電気をつくる「コレモ」で お得に賢い暮らしを!北ガスショールーム探検vol.1
こんにちは! COZYの武山です。
暖房フル稼働の冬は、光熱費の高さにげんなりしますよね。
北海道だから仕方ないよなぁと思ってはいても、やっぱり少しでも安くなって欲しい。
これから戸建てを建てる人なら、なおさら気になる部分だと思います。
実は、ジョンソンホームズで今新築中の社員たちが、省エネのためにこぞって導入している発電システムがあるんです!
それが北ガスの「コレモ」。
家でガスから電気をつくって、余った電力は北ガスに買い取ってもらえるという、かなりお得なシステム。
もちろん僕もこの冬新築した自宅に導入しました!
そこでみなさんにもその魅力をお伝えしようと、「コレモ」がどんな仕組みで省エネになるのか、どれくらい光熱費が安くなるのかを、北ガスショールーム「SAGATIK(サガティック)」に直撃取材!
第1弾は「コレモ」の特徴やメリットについて。
北海道ガス(株)マイホーム発電推進チームの佐藤有亮さんに、詳しく教えてもらいました。
北ガス「コレモ」は、家庭で発電できて光熱費が節約できる!
「コレモ」の特徴や光熱費節約のひみつ
武山:まずは「コレモ」とは何か?を分かりやすく教えてもらえますか。
佐藤:コレモは、ガスエンジンで発電する機械です。
初期のタイプが発売されたのが2011年。それから2回モデルチェンジして、2017年8月に最新のタイプが出ました。
給湯と暖房を1台でまかなえる省エネ型の家庭用ボイラー「エコジョーズ」とセットで使用するもので、エコジョーズで暖房スイッチをオンにするとコレモが稼働して発電し、つくった電気をおウチの中で使うことができるんです。
武山:ガスで発電できるんですよね。
佐藤:新しいコレモは、発電と同時に発生した熱を暖房にも使うのでエネルギーのムダも少ないんです。
車だと、エンジンをかけるとマフラーから熱い排気が出てきますよね。その熱を有効活用する、みたいなイメージです。
発生熱を暖房用温水の加熱に利用するのが、新しいコレモの特徴の一つです。
武山:発生熱が暖房に使われるなら、エコジョーズで暖房しなくても済むんですか?
佐藤:部屋がそれほど寒くない時はコレモの発生熱だけで家の中を暖めることができますよ。
設定温度より下がった時だけエコジョーズが自動で運転するから、光熱費が抑えられるんです。
武山:春や秋だと、コレモだけで暖房がまかなえそうですよね!
佐藤:冬でも日差しの強い日中なんかは、エコジョーズの暖房を使わなくて済みますよ。
それにコレモは自宅で発電するので、電気代を大幅に節約できます。
冬が長い北海道だからこそ、暖房を効率よく使えるこのシステムの効果がよく分かると思います。
実際の導入費用や光熱費は?
武山:ウチにも付けたい!という時に気になるのが、コレモの導入費用や実際の光熱費ですよね。
導入費用は世帯人数やパネルヒーターの枚数とかでも変わってきますけど、費用をかけてもその後の暮らしを考えたらお得ですよね?
佐藤:そうなんです! 例えばエコジョーズだけのおウチと、コレモも入れたおウチを比較すると、だいたい30~33坪くらいの家であれば光熱費は年間で7~8万円もの差が出てきます。
ある程度初期投資しても、回収までの年数はそうかからないと思います。
武山:年間7~8万円!? そんなに差があるなんて知りませんでした!
佐藤:光熱費も、実際には世帯人数や住宅性能によって異なるので、詳しくはお問い合わせいただければと思います。
発電も暖房も、スマートリモコン一つで簡単に操作できる
武山:今年8月、コレモのリニューアルと同時に「スマートリモコン」というのも出ましたよね。
コレモにしか付けられないんでしょうか?
佐藤:エコジョーズだけの場合でも、付属のリモコンからスマートリモコンに変えることができます。
新しいコレモは、スマートリモコンを付けるのが必須になります。
武山:スマートリモコンは、センサーで温度を制御するらしいですね。
佐藤:そうです。リモコンで暖房の室温設定をするだけでセンサーが室温を感知して、自動で暖房のオンオフを制御します。
武山:リモコン一つで全自動ですか?
佐藤:暖房スイッチをオンにすれば自動で発電が始まりますし、室温設定も画面をタッチするだけ。すごく簡単なんですよ。
武山:エアコン感覚で使えますね。
佐藤:しかも、スマートリモコンでさらに省エネになったんです。
武山:というと…?
佐藤:従来のリモコンだと、お部屋の温度が暖まったときに燃焼は止まってもボイラーのポンプは稼働し、温水が家の中を循環し続けていました。
それだと電気代がもったいないですよね。
武山:確かに。
佐藤:そこでスマートリモコンでは、家の中が暖まった時点でポンプの運転も止まるようにしたんです。
自動制御で温水循環をストップするので、手間もありません。電気代も含め、完全にムダを省きました。
武山:このリモコン画面、すごく分かりやすいです!
佐藤:「発電」はコレモが発電している電力で真ん中の「消費」は自宅で消費している電力、「購入」は買っている電力。すべてリアルタイムで分かります。
武山:新しいコレモだと、電気を売ることもできますよね。「いくら売電している」というのもリモコンで分かるんですか?
佐藤:そうなんです。新しいコレモには売電機能が付いていて、コレモでつくった電気を売っている時は「購入」の部分が「売電」の表示に変わります。
売電について、もう少し詳しく説明しますね。
最新コレモは売電機能付き! 余った電気は北ガスが買い取りしてくれる
佐藤:先にお話ししたように、新しいコレモは暖房のスイッチをオンにすると自動で発電運転を始めます。
従来のコレモだと、家の中の電力の負荷に合わせて発電したり収まったりを繰り返して、電気が余らないように制御していました。
でも新しいコレモはMAXで発電し続けるんです。
武山:黙って働き続ける仕組みに変わった、と。
佐藤:はい。MAXで発電し続けると、どうしてもおウチで使わない余った電気が出てきてしまいます。
その余った電気を売電できるようになったのが、新しいコレモの大きな特徴なんです。
北ガスが買い取るので、弊社と電気のご契約をしていただく必要があるんですけどね。
武山:でも北ガスさんに電気を売るほど発電できるということは、電気を買う必要はないのでは?
佐藤:季節や時間帯によって電気の使用量は異なりますから、ご家庭で余った分は買い取り、不足分は購入するということになります。
年間の約5割はコレモで発電した電気でまかなえる感じです。
暖房を使っている時に発電するものなので、冬の発電量が一番多くなりますね。
武山:どのご家庭も、光熱費は冬が一番心配じゃないですか。
自家発電には他にソーラー発電もありますけど、稼働は夏がメインだし、そもそも北海道は夏の光熱費が高くない。
だから僕はいつもお客様に「コレモなら、光熱費の高い冬こそ威力を発揮するのでお得ですよ」ってお勧めしてます。
佐藤:仰る通りです(笑)。コレモは冬の長い北海道のために作られたものですから。
興味を持たれた方は、ぜひ北ガスショールームへお越しいただくか、お電話でお問い合わせください!
便利でお得なコレモ。次回は導入の要件などを紹介!
普段COZYのお客様にもお勧めしている「コレモ」ですが、そのお得さと便利さに改めて驚きました。
この冬完成する僕の新居でも導入したので、これからが楽しみです!
今回伺ったのはコレモの基礎知識。
次回は「もしも」の時のための安心機能、導入の要件やお客様の声など、さらに深堀した情報をお届けします!
第2回目ではコレモを導入できる家の条件やメリットを紹介しています。あわせてご覧ください。
天然ガスで自家発電も。「エコジョーズ+コレモ」で始める新築一戸建て省エネ生活!北ガスショールーム探検vol.2
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