札幌の新築一戸建てなら
コーズィ

2019.06.10 石塚 大輝

札幌の土地は値上がりする一方!今後はしばらく下がる見込みなし

家を買う 土地のこと

こんにちは。COZYの石塚です。

お客様の理想の暮らしを叶えるために、僕たちは土地探しからお手伝いをしています。

現在、札幌市全体で見ると地価は上がる一方。

「少子化が進んでいるし、増税前の駆け込み需要も落ち着いたから、もうちょっと待てば下がるでしょう?」

「空き家が増えているからそのうちいい土地が出てくるはず」

お客様からはそんなお声も上がりますが、少なくとも今の状況から言えば、まったくそんな見通しは立ちません。

札幌市内に家を建てたいとお考えなら、土地はなるべく早く確保した方がいいのです。

 

 

札幌の土地が値上がりし続けている理由とは?

「土地の価格が上がり続けているなら次は下がるはず」。こういう考え方はあって当然なのですが、今の札幌の土地事情から言って、それはしばらくありえません。

例えば坪単価で見ると、2015年の札幌市内全域の平均値は約33万円でした。

これが2018年になると約42万円、2019年4月現在では約45万円とさらに上がっています。

仮に50坪の土地とすると、2015年に1650万円だった土地が2018年で2100万円、2019年4月現在は2250万円。

差額にもびっくりしてしまいますね。

 

なぜ土地の価格が下がらないか、大きな理由として以下の3つが考えられます。

 

①札幌一極集中が加速している

北海道全域の人口の推移を見ると、1997年を境に徐々に減ってきていて、2040年までにはほとんどの市町村の人口が激減するといわれています。

確かに、札幌市外であれば今後土地の価格は下がるでしょうし、空き家についてもいずれ取り壊され、土地が売り出されることでしょう。

でも、地方を出た人がどこへ行くかというと、それが札幌および近郊なのです。

 

みなさんの周りでも、今は札幌に住んでいても市外の出身だという人は多いのではないでしょうか。

道内各市町村の人口減少と並行して札幌一極集中は今後も加速していくと考えられ、推計によると、2040年には全道人口の約42%が札幌に集中するのだそうです。

ここに住みたいという人が多くなればいい土地からどんどん売れていきますし、価格も上がって当然です。

 

ちなみに、東京・大阪・名古屋といった3大都市と、札幌・仙台・広島・福岡といった地方都市との関係についても触れておくと、3大都市で土地の価格が上昇する場合、地方都市の土地の価格も少し遅れて上昇するのだそうです。

現在、3大都市が上昇傾向にあることを考えると、札幌もまだまだ上がるのではないかなと考えるのが自然です。

 

 

②外国人観光客の増加で商業用地の需要も増えている

ここ数年、街を歩いていると、外国人観光客がすごく多いなと感じませんか。

観光客が多くなれば、ホテルやレジャー施設といった観光客向けのスポットを増やすために土地の需要も高まります。

北海道を訪れる観光客は今後もまだ増える見込みがあるとされ、商業用地が値上がりする傾向もしばらく落ち着きそうにありません。

札幌市中心部や地下鉄沿線など利便性が高いエリアに住みたいと考えている人は、市内のほかのエリアと比べても土地の価格がますます上がっていくことを意識しておく必要があります。

 

 

③低金利により不動産投資がしやすい時代背景がある

①②のように札幌市内の土地の需要が目に見えて増えてくると、投資目的で所有する方も多くなります。

現在は金利が低くローンの利率を抑えられることもあって、不動産投資がしやすい時代。

株の売買と同じで、価値が上がり続けている間は所有者がまず手放さないので、家を建てたい人にとってはいい土地がなかなか出てこない状況でもあります。

 

 

今後を考えると、やはり土地購入は早めの決断が得!

家と虫眼鏡と電卓

僕らが土地をご案内する中で「ここいいかもね」と言いつつ迷う方はけっこういらっしゃいます。

「もっといいところがあるのでは」「本当にここが一番かな」と思っちゃうんですよね。

 

その気持ち、わかります!一生住むと決めているならなおさらです。

でもここ4年ほど、坪単価の上昇率が平均3%程度の推移で上がっているんです。

札幌市内全域の平均坪単価で、先ほど50坪の土地が2019年4月現在2250万円と試算しましたが、2018年の2200万円と比べると150万円も増えています。

このペースでいけば、同じ条件の土地が1年後には100万単位で高くなっていることでしょう。

 

「もっといいところを」と違う土地を見て「これなら前のほうがよかった。また違うところを」と言っているうちにどんどん値上がりする、いわば「負のスパイラル」。

当社のお客様の中にも何年もかけて土地を探す方はいらっしゃいますが、納得できずに結局新築を諦めて中古住宅を買ったり、一戸建てを諦めて賃貸暮らしを続けたり…。

手間と労力をかけて土地探しをしても、決めきれないと疲れてしまうだけでもったいないんです。

過去3年ほどの間に決断したお客様方は、みなさん「思い切って買ってよかった」とおっしゃっています。

僕のような営業マンが言っても「本当かな」と思われるかもしれませんが、札幌の土地探しが年々難しくなってきている今、実際にあるお話です。

 

 

土地が決まれば、家を建てるのは今後先延ばしにしても大丈夫?

ようやく土地が決まった際、「家はあとでいいや」というお客様もたまにいらっしゃいますが、先延ばしにするリスクは多いものです。

賃貸にお住まいの場合、家賃が月5万円だとしても1年間で60万円も自分のものにならないお家にお金を払うことになります。

また、家を建てる時に多くの方は住宅ローンを利用しますが、先延ばしにすることによって完済時の年齢が上がることも考えておく必要がありますし、土地を購入して1年以内に家が完成していなければならないというような縛りもあります。

お子さんがいればいずれ家を出ていくでしょうから、家族そろって新しい家で暮らせる時間が短くなることもリスクの一つといえばそうかもしれません。

それに、意外とみなさん気にかけていないのが健康問題です。

前年の健康診断の結果が良好でも、いざ家を建てようとしたその年に病気が見つかって住宅ローンが利用できなくなるというケースがしばしばあるんですよ。

 

逆に急いで家を建てることのデメリットがあるとすれば、ライフプランの変更が予測される場合。

転職する可能性があるとか、子どもが増える、親と同居するなどの理由で家族構成に変化がありそうだとか、そういう状況が明確にならないうちは少し待ってもいいかもしれません。

 

ただ、土地はお家を建てて初めて意味をなすと僕は考えています。

日当たりがどうかとか、駐車スペースや物置はどこに設置するというようなことを検討するにあたっては、やっぱり土地と住宅を並行してプランニングしていく方がいいですよ。

土地だけ買って、あとで家を建てようとした時に「思ったのと違ったな」っていうことになると残念ですからね。

 

 

札幌で土地を探すなら、値上がりを考えて早めの決断を!

住宅地の空地

本当は、お客様がそれぞれに「今だ」と思ったタイミングで家を建てるのが一番いいんです。

ですが、札幌の土地の価格は今後しばらく上がり続けると見られるので、札幌市内や近郊に住みたいのなら「安くなるまで待つ」「よりよい土地をもっと探す」といったやり方では新築自体を諦めることになりかねません。

また、土地そのものも少なくなってきているので、お金さえあればどこでも住めるなんていうこともないのです。

 

そもそも100点満点の土地なんて、なかなか見つからないもの。

その土地での楽しい暮らしがある程度イメージできるなら、エイッと決めてしまっていいのではないでしょうか。

「どうしてもこのエリアに」というご希望が最優先であれば別ですが、お客様の叶えたい暮らしのイメージをお聞きすると、場所にこだわらなくても実現できるじゃないですか、というケースが多々あります。

そういったお手伝いをするために、僕たちハウスメーカーの仕事はあると思っています。

土地探しにお悩みの方、場所にこだわらず希望の暮らしを実現したい方は、ぜひ一度お気軽に札幌COZYの新築一戸建て相談窓口へご相談ください。

どんな質問でも親身にご対応いたします!

 

 

石塚 大輝

この記事を書いた人

石塚 大輝ISHIZUKA HIROKI

皆さんこんにちは!
COZY営業の石塚です。

沢山のオーナー様に出会う事ができて、日々幸せを感じております。
これからも沢山幸せなご家庭を増やしていけるように全身全霊で頑張ります。

私のモットーは「お客様の笑顔を増やす事」です。
お家はお客様の一生の暮らしを左右するものですから責任重大ですが、
その分、お客様に喜んで頂けた時はとても嬉しく思います。

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