子供部屋を広さごとに解説!4.5畳、5畳、6畳のレイアウトは?
こんにちは。COZYの竹本です。
うちのお客様は小さなお子さんがいる、あるいはこれから生まれるご夫婦が多いのですが、「子供部屋をどのくらいの広さにするか」については、みなさんけっこう悩まれます。
なんとなく「広いほうがいいよね」と考えがちですが、実は広ければいいというものでもないのが難しいところ。
どんな家具を置くか、どんなふうに過ごすかを示しながら、4.5畳、5畳、6畳の3パターンについてご紹介していきますので、ご検討の際の参考にしてください!
子供部屋はどのくらいの広さにする?家具との関係性も大事
先に答えから言っちゃいますけど、子供部屋の平均的な広さ、最近は4.5畳くらいなんです。
たいていのお客様は「6畳くらいほしい」とおっしゃいますが、「どうして6畳がいいんですか?」と聞くと「えーなんでだろう?」って、あんまり根拠がないことが多いですね。
子供部屋のイメージが固まっていない方が半分、あと半分は自分が子供の頃に何を持っていたか思い出して、お部屋の広さを考えていらっしゃるように感じます。
昔は今より大きなお家を建てる傾向があったので、現在30代、40代で戸建てで育った人たちは、6畳かそれ以上の子供部屋を使っていた人も多いと思うんです。
当時だとシングルベッド、勉強机、本棚、ラジカセやブラウン管テレビを置いて、収納がなければ洋服ダンスや衣装ケースを使っていた方もいるでしょうから、スペースとしては広くもなく狭くもなく、という感じだったのでは。
ですが今は勉強机やテレビ、音楽を聞くための機器もコンパクトなものが増えたので、家具にとられるスペースが少なくて済むようになりました。
ちなみに私の場合、中学生のころに自宅を増築することになり、与えられたのが8畳の子供部屋。
家具はシングルベッドとちっちゃなテレビ、メイク台と姿見を置きましたが(勉強机は捨ててしまいました 笑)、さすがに8畳は広すぎてスペースを持て余していました。
現在、子供部屋の家具としてマストといえるのはシングルベッドと勉強机の2つに、テレビを置くか置かないか、というところ。
デジタル世代らしく、タブレットで動画を見られれば十分というお子さんも少なくありません。
ほかにどうしても置きたい趣味のもの、例えば電子ピアノなどがあれば別ですが、わたしは「ベッドと机を入れてもこれくらいのスペースを取れますよ」とお話しします。
すると、「4.5畳でいいね」と納得されるお客様が多いです。
COZYの場合はお部屋の床面積とは別に0.5畳~0.7畳くらいの収納を設けていますので、それで安心していただけるケースがほとんどです。
お子さんの成長や将来も視野に入れた子供部屋の広さの考え方は「新築で失敗しないために!子供部屋の広さの正解とは?」でも詳しく解説していますので、参考にしてください。
では、人気の4.5畳から5畳、6畳というようにお部屋が広くなっていくとどんな違いが出てくるか、それぞれで見ていきましょう。
4.5畳の子供部屋はここがポイント!家具の配置やレイアウトのヒント
4.5畳のお部屋は、シングルベッドと勉強机が入ってちょうどいいくらいのサイズ感。
あとは机の隣に3段くらいの小型の本棚を置いても窮屈にはならないと思います。
ここでの過ごし方としては「寝る」「勉強する」が主体。
お子さんにできるだけリビングで過ごしてほしいと考える親御さんなら、このくらいがいいと感じる方も多いです。
窮屈ではないとはいえ、もうちょっとスペースを有効に使いたければ、ベッドと机が一体になった家具を使うといいでしょう。
二段ベッドの下段に机を配置したようなデザインなので、高いところに寝るような感覚も、お子さんがワクワクするポイントのようです。
また、クローゼットの扉を外してしまえば、ちょっと広くなったように感じられます。
レイアウトの工夫としては、ちょっとした棚を机のそばの壁などに取り付けてあげてはいかがでしょうか?
家族の写真や好きなキャラクターのフィギュアを飾ったりして、自分らしさを表現できます。
ちなみに、年の近いお子さんが複数いるご家庭では、小さいうちは一緒の部屋で遊ばせて、大きくなったら間仕切りを入れようと考えている方もいらっしゃいます。
そうすることで1人ずつスペースを分けられますよね。
その場合も、やっぱり1人4.5畳は最低限必要な広さだと思うので、2人で使うなら9畳相当のお部屋を用意してあげるといいでしょう。
5畳の子供部屋はここがポイント!家具の配置やレイアウトのヒント
5畳になるとベッドや机のほかに0.5畳分のゆとりが生まれるので、タンスや漫画をたくさん並べられる本棚も置けるようになります。
4.5畳のところでご紹介したベッドと机を組み合わせた家具は、5畳のお部屋にもおすすめです。
COZYの場合はこの0.5畳が通路分のスペースになってしまいますが、アイデア次第で壁面を活かすこともできますね。
ディアウォールを使って2×4材と材有孔ボードを取り付ければ、写真やドライフラワーを飾ったり、帽子をかけて見せる収納にしたりして楽しめますよ!
ほかに0.5畳のスペースが増えたことで置けそうなものとしては、ギターなどの楽器やマガジンラック、パソコンといった趣味の道具。
お部屋の中に、自分好みの空間を作れるようになります。
6畳の子供部屋はここがポイント!家具の配置やレイアウトのヒント
6畳になると、お子さん1人のお部屋としてはもう十分といっていい広さ。
体感的にもだいぶゆとりがあって、お友達を2~3人呼んでも窮屈に感じないと思います。
COZYのお客様の例では、親御さんが4.5畳と思っていても小学校高学年~中学生のお子さんが「やっぱりこれくらいがいい、友達呼びたいから」とおっしゃって、6畳に決まることも。
テレビを置いたり、お気に入りのチェアとミニテーブルを置いたりもできるので、生活にプラスアルファのリラックススペースができるような感じでしょうか。
4.5畳のところでご紹介したように、クローゼットの扉を外すのは6畳でもおすすめ。
広く感じる以外にも、お友達が来ることを意識して片付けの習慣がつくかもしれません。
見せる収納にしてもいいですし、ロールスクリーンを取り付けて、1人のときは上げる、来客時は下ろすというようにしてもスマートです。
コンパクトな子供部屋を機能的に使うのが現代流。広さは4.5畳から!
近年、子供部屋の平均的な広さは4.5畳。
あまり広くても中学時代の私のように持て余してしまうので(笑)、実体験から言っても6畳くらいまでで十分です。
家具はシングルベッドと勉強机をマストとして、あとはどんなものを置きたいか、お子さんにはどんなふうに過ごしてほしいかをイメージしながら検討していくといいと思います。
4.5畳は寝ること、勉強することを主な用途とするならちょうどいい広さ。
5畳だと趣味のスペースが増え、DIYを楽しみながら個性を表現することできます。
6畳になればお友達を呼んだり、テレビやミニテーブルなどお気に入りの空間でリラックスしたりと快適に。
ただ、あまりに快適だとこもってしまうことを心配される親御さんもいらっしゃいます。
家族でコミュニケーションを取る機会を意識的に作るとか、約束事を決めるとかしておくといいかもしれません。
お部屋の広さを考えるなら、モデルルームやオープンハウスの見学をぜひおすすめします。
ホームページから随時受け付けしていますので、お気軽にご予約の上お越しください。
たくさんのオーナー様のお家づくりをサポートしてきた私たちCOZYのスタッフが、経験に基づいたアドバイスと豊富なアイデアを用意してお迎えいたします!