3人家族必見!無駄のない間取りの考え方
COZY札幌東ショールームの田上です。
COZYのショールームには比較的3人暮らしのご家族が多く来てくださいます。
3人家族が選ぶ平均的な間取りは、3LDKもしくは1階にもう1部屋付く4LDK。
「せっかく新居を建てるなら大きな家に住みたい」などの理由で4LDKを希望する方が多いです。
でも「本当に4LDKも必要?」とお悩みのご家族もいらっしゃるはず。
今回は3人家族の場合の3LDKか4LDKどちらが最適か考えるポイント、家族団欒が叶えられる子供部屋の間取りのポイントをご紹介します。
3人家族の間取りは3LDKと4LDKどちらが最適?
まずはご自身のライフスタイルをチェックしてみましょう。
4LDKにした場合、1階の部屋をどんな用途に使いたいか、下記の番号から当てはまるものを見つけてください。複数選んでもOKです。
① 客間
② 書斎
③ 子供の遊び場
④ ピアノなど習い事のための部屋
⑤ 将来、一緒に住む可能性のある両親の部屋
さて、みなさんはいくつ当てはまりましたか?
答え合わせ!短期間の用途なら3LDKで十分
① 客間にする場合、ご両親やお客さんが使うのは年に何回くらいでしょうか。
たった数日であれば、掃除をする手間だけかかって大変です。
その日だけ2階の子供部屋の1室を空けるという手もあります。
② 書斎はどうでしょう。自宅で仕事をする頻度が多い方は必要ですが、それは何年続くかを考えると本当に必要かどうか判断できます。
③ 子供の遊び場と、④ 習い事のための部屋ならリビングダイニングをちょっと広めに設けることで解決できます。
⑤ ご両親と一緒に住む可能性があっても何年後になるかわからないですし、子供が巣立った後は夫婦2人の生活です。間取りが広いことが将来デメリットになることもあるんです。
このチェック項目はあくまで一部ですが、1階の一部屋が無駄な部屋にならないか、使う目的と頻度をよく想像してみてください。
一部屋でコストが大きく変わる
一部屋カットできれば坪数が減り、COZYの家だと150~200万円の節約に。
余計な光熱費も固定資産税も抑えられ、コストダウンに繋がります。
将来のことを見通しながら、必要最低限の間取りを考えていきましょう。
子供部屋は“こもらせない間取り”がポイント
お子さんがいる場合、部屋数だけではなく子供部屋の間取も大切なポイントです。
新居で初めての自分の部屋を持った子供は大興奮!なかなか部屋から出てこないなんてこともあるでしょう。
でも、親としてはリビングで家族団欒の時間を取りたいと思うもの。
そんなご家族には“部屋にこもらせない”間取りがおすすめです。
子供部屋を広くしない
1つ目は子供部屋を5畳程度に留めるということ。
ベッド、机、棚、クローゼットが置けるこぢんまりとした間取りでも、睡眠や勉強などの最低限のことは不自由しません。
テレビなどを置くスペースはないので、自然とリビングに出てきます。
部屋が狭すぎるのでは…と心配なら、ベッドをロフト型にすれば空間を広く使うことができます。
階段は家族が集まるリビングに
2つ目はリビングに階段を設け、必ず家族と顔を合わせる導線を作ることです。
昔の家は玄関を入ってすぐに階段があり、反抗期などはそのまま部屋にこもってしまうなんてこともありましたが、その心配もありません。
場所を取る子供用品のために収納はたっぷりと
子供部屋だけでなく、子供がいる家庭の間取りで重要なのが収納です。
1~2LDKのアパートでは、雛人形や五月人形、クリスマスツリーにおもちゃ、オムツなど子供用品を収納しきれないことから、新居を構えるきっかけになった方もいるのではないでしょうか。
一軒家にしても、ただこの膨大な荷物を収納できる広さを確保するだけではダメです。
荷物を使う場所に近くて、出しやすい適材適所の収納を設けることが大切です。
子供の数=部屋の数ではない
将来、子供を増やす予定があっても、必ずしも子供の人数分の部屋は必要ありません。
子供同士の年齢が離れていれば、1人が巣立った後に1人部屋を与えればいいんです。
小さい頃は2人部屋にするなど、柔軟に考えるとお家から無駄が省けます。
もし設計の段階で家族が増える可能性があっても「単純に部屋を増やせば良いというわけではない」ということを知っていれば、担当者の言いなりになることも無くなります。
まとめ
家作りには、そのスペースの用途に合った適材適所の間取りが大切です。
3人暮らしでは3LDKか4LDKが一般的ですが、部屋の数に無駄がないかよく考えてみてください。
ポイントは、家族でどう暮らしていくのか、将来をイメージすること。
すると、子供部屋をはじめ一つひとつの部屋の使い方が決まって、場合によってはコストを抑えることにも繋がりますよ。