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2019.11.14

「持ち家(マイホーム)」と「賃貸」あなたはどっち派?違いを比較

家を買う 家づくりの基本

こんにちは。COZYの田上です。

 

「持ち家と賃貸、どっちがお得かな…?」

よく比較されることですし、多くのお客様からご相談をいただくテーマの一つです。

実は、自分たちがどう暮らしたいかによるので、一概に「こちらです!」とは言えません。

実際にマイホームを建てた僕の実感としては持ち家をオススメしたいところですが、今回は皆さんの参考になりそうなお話をいくつかするにとどめておきますね(笑)

 

 

持ち家(マイホーム)と賃貸のメリット&デメリット

まずは「持ち家(マイホーム)と賃貸」それぞれの特徴を踏まえ、メリットとデメリットを挙げてみましょう。

 

【持ち家は自分の資産になり、自由度が高い】

・持ち家のメリット

何と言っても、持ち家は自分の資産になり、自由度の高い暮らしができるのが最大のメリット。

お隣さんと壁1枚でつながっている賃貸に比べれば、近所の生活音はお互いにほとんど気にならないし、プライベートな空間を確保できます。

自分たちが暮らしやすい間取りを工夫し、収納スペースを設けることも可能。

 

また、今でこそペット可の賃貸は増えていますが、それでも足音や鳴き声に気を遣うし、壁や床を汚したり破損したりすると飼い主が直さなければいけません。

持ち家なら、高いところに猫の遊び場を作ってあげることもできます。

そんなちょっとした改装をDIYで楽しんでいる方も多いんですよ。

 

そして賃貸だと住んでいる限り家賃を支払う必要がありますが、持ち家だと住宅ローンを完済してしまえば、住居費の負担が少なくなります。

老後収入が減ったとしても住居費が少なく済むので、安心して暮らせます。

 

・持ち家のデメリット

賃貸よりも頭金や諸費用などの初期費用がかかり、住宅ローンを組むならローンの費用が必要です。

固定資産税などの税金や保険など、住宅以外にも負担がかかります。

 

そして家のどこかが壊れたら、当然自腹で補修しなければなりません。

どんなにお金をかけていい家を建てても、リフォームやメンテナンスをしなければ劣化します。

不測の事態で発生した補修ならともかく、メンテナンスは自分が意識してやっていかないといけないので、プランを立てて定期的に行いましょう。

 

 

【賃貸は維持管理が楽で、すぐ引っ越しが可能】

・賃貸のメリット

賃貸物件を借りる場合、家の設備が壊れた時にはたいてい管理会社が面倒を見てくれます。

札幌だと冬は雪かきも大変ですが、集合住宅であれば駐車場だけやればいいとか、あるいは駐車スペースに屋根が付いていればその必要もありません。

転勤の可能性がある仕事をしている方なら、引っ越しの時も身軽に動けます。

 

・賃貸のデメリット

月々の家賃を払い続けても自分のものにはならないので、その金額をもったいないと考える方もいます。

あと、プロパンガスを使っていると、意外に一軒家より賃貸のほうが光熱費がかかっていることもあるんですよ。

僕がマンションに住んでいた時はプロパンガスの給湯で、ボイラーには灯油を使っていました。

それが給湯、それもシャワーだけで1カ月に3万円になったことがあります。

プロパンガスは大家さんが契約しているので住民には業者の選択権がなく、設備や価格設定によっては高額になることもあるのだそうです。

 

 

持ち家と賃貸、それぞれのコストも比較

持ち家か賃貸か、比較検討するのに参考になりそうなコストのお話をいくつか。

 

【持ち家編:固定資産税が上がるケースとは】

持ち家が自分の資産になることはメリットでもあるのですが「固定資産税」のことをお忘れなく。

レンガ造りや塗り壁など、デザインにこだわって建てればその分不動産の資産価値は上がりますが、イコール固定資産税も高くなるということ。

 

一方で、木造住宅は住んでいる期間が長くなるにつれて家の価値が下がっていきますが、土地は一生モノ。

建売住宅の場合は駅近で利便性のいい物件が多いので、家を安く買っても、のちのち近くに商業施設ができたりすると、土地の評価が上がって固定資産税が高くなる可能性があります。

 

 

【持ち家編:長く快適に住むため事前に備えを】

壊れない家やメンテナンスフリーの家なんてありません。

10年も住めば外壁を中心に補修が必要になる部分が出てきます。

 

COZYのお家の場合、住み始めてから15年後に100万円くらいかけて修繕することを想定しています。

内訳は、外壁や屋根の塗り直し、コーキングに足場代といったところです。

 

100万円と聞くと大金ですが、「15年の間に月々数千円ずつ貯める」と考えるとどうでしょう。

毎月住居の維持管理費として数千円を茶封筒に入れて、計画的に貯めていくと備えができるんです。

 

 

【賃貸編:子供が生まれて住み替えたら…?】

例えばお子さんが生まれたタイミングで駅近賃貸の2LDKから3LDKに移ったとすると、家賃の金額が月に2〜3万上がります。

「子供が巣立つまでの18年間は3LDKで暮らして、いずれ夫婦2人になったら2LDKに戻ってもいいよね」っていうのが当初の考え方です。

でも、その頃には家の中の物が増えていて手狭なところには移りたくない、また、年齢的にも賃貸住宅を借りられるケースが少ないのが現状。

結局、お子さんが結婚して帰省してくるから実家を3LDKのまま残しておこうということはけっこうあるようです。

なので、家賃の面から賃貸を検討する時は、住み替えて増えた金額を一生払い続けると考えた方が現実的です。

 

 

「持ち家」が向いている人とは?ご自分のライフスタイルにあわせて検討しよう!

家族 団らん

「持ち家と賃貸どちらにしよう?」

そう考えるタイミングってどんな時でしょう?

僕がお客様からご相談を受けるのは、お子さんが生まれる、または生まれた時、結婚した時、お子さんが小学校へ上がる時といった節目の時期が多いです。

 

ハウスメーカーという仕事柄、どちらかというと持ち家の方に気持ちが傾いている率は高いのですが、なぜそのタイミングかというと、以下のようなご要望が出てくるから。

・近所に気兼ねせずのびのびと子供を育てたい

・夫婦のプライベート空間を持ちたい

・ペットを飼いたい

・子供が大きくなったから部屋を別にしたい

・収納スペースを増やしたい

…etc.

こんな理由で住み替えを検討しているなら、僕はやっぱり持ち家をオススメします。

 

漠然とであっても、自分の家がほしいと考えた時が一つのタイミング。

これからどんな暮らしがしたいかをより具体的にイメージすれば、持ち家と賃貸のどちらが自分に向いているかが見えてくるはずです。

 

 

持ち家「賃貸」で迷ったら暮らし方や優先度を明確にして選択を!

大まかに言ってしまえば「自由度の高い暮らしがしたい人は持ち家」、「家の維持管理に手間をかけたくない人は賃貸」ということになりますが、そこは本当に人それぞれでケースバイケース。

ほかのいろいろな希望や条件も考慮した上でどう暮らしたいか、何を優先したいかを明確にして決断しましょう。

 

ただ、暮らしてみて「やっぱり違うな」と思うことがあったとしたら、簡単に手放せない分、持ち家の方が「損をした」という後悔の気持ちは大きいのかもしれません。

だからこそ僕たちCOZYスタッフは、事前の打ち合わせだけでなくアフターサービスにも力を注いでいます。

ハウスメーカーを選ぶ時は、住み始めてから発生した設備の故障などについて、どこまで対応してくれるかということにも目を向けていただくと、コスト以上の満足感があるお家づくりができると思うのです。

一度ご相談に来ていただければ、持ち家でも賃貸でも、ご要望に沿うような住まいを中立的・客観的にご提案します。

 

札幌COZYの住宅見学会・相談会でもお家に関するご相談や、持ち家の良さを体感できる見学会を開催しています!お気軽に遊びにいらしてください♪

 

 

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