新築戸建ての外構プラン。庭などは事前に決める? 後でもOK?
新築の際、インテリアにこだわる方は多いですが、エクステリアはつい後回しにしてしまいがちです。
「外構は余裕ができてから」「庭はゆっくり考える」という人も多いです。
でも、家の配置を決めるには、あらかじめ土地の使い方を考えておかなくては。
最低限、駐車スペースと物置の場所は、おうちの設計の段階で決めて、予算もみておいたほうがいいでしょう。
駐車スペースの外構はカーポートが人気
駐車スペースはガレージ、カーポート、青空駐車の三択になりますが、ガレージだと固定資産税の対象になるので、COZYのお客さまにはカーポートが人気です。
当初は必要ないと思っても、雪下ろしが思った以上に大変で、やっぱり屋根がほしいという方も多いので、カーポートを設置できる敷地を確保しておくべきだと思います。
地面は土のままだと、車が出入りするたびに土を引っ張って道路を汚してしまうので、舗装がオススメ。
砂利を入れることもできますが、除雪のときに雪と一緒に砂利を拾ってしまうため、雪国ではあまりオススメしません。
アスファルトとコンクリートの違いは耐久性で、アスファルトが夏の暑い日に柔らかくなってしまうのに対し、コンクリートは住宅の基礎と同じなので頑丈。
寿命が長いぶん費用も高額なので、COZYではアスファルトを選ぶお客さまが多いようです。
こちらの記事では車庫の種類と、それぞれのメリット・デメリットを紹介しています。札幌という土地柄も踏まえながら紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
札幌で新築一戸建てを建てるなら車庫はどうする?ガレージの種類と魅力
物置の設置場所も事前に決定を
物置は入居後すぐに必要になります。
除雪道具、冬タイヤ、スキーなどのスポーツ用品やキャンプ道具、BBQのコンロ、ゴルフバック、自転車など、家の中に収まりきらないものや、ちょっと汚れているものを収納します。
オリジナルの物置も大工さんに頼めばオーダーできますが、通常は場所だけ決めておいて、ホームセンターで購入する方が多いはず。
気をつけてほしいのは、物置を敷地のギリギリに置かないこと。
傾斜になった屋根から隣地に雪が落ちてしまう危険性があるからです。
お隣さんに迷惑をかけないような場所を選んで置くようにしてください。
検討しておきたい庭などの外構(エクステリア)とは?
駐車スペースと物置のほかにも、おさえておきたいエクステリアのポイントを7点ご紹介したいと思います。
これらは入居してから考えても遅くないので、ライフスタイルにあわせて検討してみてください。
(1)アプローチ
玄関から道路へ続く部分です。
コンクリートなどで舗装するほか、タイルやレンガを敷いたり、枕木を並べたり、インターロッキングにしたりと、さまざまなスタイルがあります。
玄関までのアプローチが歩きやすくおしゃれに施工されているかどうかで、おうちの印象は大きく変わってくるので、できれば入居前に完成させたいところです。
(2)ウッドデッキ
COZYのおうちには外に出入りできる掃き出し窓がついています。
といっても、基礎は低くても45センチあるので、そのままでは降りられません。
通常はホームセンターで勝手口用の簡易ステップを買ってくることが多いのですが、ウッドデッキをつけると、使い勝手がぐんとよくなります。
業者に施工を頼むこともできますが、ホームセンターで樹脂製のキットなども売っているので、DIYで取り付けることも可能。
ウッドデッキの先に物干し竿を置けば、洗濯物をかけたり回収したりがとてもラクになります。
(3)フェンス
家の前の道路の交通量が多く人の視線が気になるようなら、目隠し用のフェンスが必要です。
小さい子どもを庭で遊ばせたいというときにも、フェンスがあると安心かもしれません。
ただし、閉鎖的な印象を与えるのは、防犯上よくないので、フェンスの高さや幅、間隔は慎重に選んでください。
また、雪の置き場所で隣家と問題が発生しそうなら、低くてもいいから塀を建てるべきかもしれません。
(4)人工芝
最近は駐車場以外のスペースを人工芝にするのが人気です。
天然芝のように水やりや刈り込みなどの手間がかからず、緑のきれいな庭を楽しむことができます。
人工芝もホームセンターにロールで売っているので、自分で施工も可能。
とはいえ、下地を平らに整地しないと、仕上がりがデコボコになってしまいます。
(5)BBQスペース
新居でやりたいことランキングで上位にランクインするのが、BBQとプール遊びです。
焼き肉をする頻度が高いご家族なら、コンクリートの平板を敷いたBBQスペースを用意するといいでしょう。
イスやコンロがガタガタせず、居心地がよくなります。
ちなみに人工芝は炭火が飛ぶと溶けてしまうので要注意。
(6)家庭菜園コーナー
育てたいのは野菜なのか花壇なのか、どのくらいの種類と本数を植えたいのかによって必要な広さが変わります。
家庭菜園コーナーはレンガなどで囲って黒土を入れると簡単につくれるので、DIYで始める人も少なくありません。
(7)融雪槽
雪を捨てるところのない狭小地では、雪を投げ込んで融かす融雪槽を設置するケースもあります。
札幌は雪が多いので、除雪する範囲と雪を捨てるスペースはあらかじめ考えておくべきです。
外構工事はどこに頼めばいいの?
ジョンソンホームズには「ガーデンライフ」という外構部門があります。
COZYの設計士と営業と現場担当に加えて、外構の担当者も同じ事務所に在籍しているので、設計でも施工でも連携しやすいのがメリット。
内装も外構も同時に施工できるうえ、支払いも一カ所で済みます。
また、半年や一年の点検時に外構も一緒に確認できるので、メンテナンスの面でも安心です。
外構もいっぺんに完成させてから入居できればベストですが、カーポートと舗装だけ頼んで、ウッドデッキなどは自分で楽しみながらつくるのもいいですよね。
とにかく、設計の段階で外構も含めてイメージして、まずはどこまで施工すべきか、一緒に考えましょう。
その他にもお家を建てる際の疑問やお悩みがありましたら、COZYお家の相談窓口にお気軽にお越しください!