新築の洗面台ならTOTOサクアがこんなに便利!TOTOショールーム探検vol.3
こんにちは。COZY札幌豊平ショールームの川口です。
これから家を建てる方やリフォームを考えている方は、今のバスやトイレ、洗面台などの住宅設備は、どんなところが使いやすくなっているのか気になりますよね。
「TOTO」札幌ショールーム探検シリーズ3回目の今回は、洗面化粧台サクアの最新機能を紹介します。
引き続きショールームを案内してくれるのは、TOTO北海道支社住宅営業課の小林千尋さん。
二級建築士、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネージャーの資格を持つ住宅のプロです。
お客さん目線で商品の使い心地を説明するのが上手くて、毎回感心しています。
前後左右に向きを変えられる水栓が便利
川口:今回は、洗髪洗面化粧台「サクア」に注目したいと思います。
TOTOさんは30年以上前、業界初の髪を洗える洗面台「シャンプードレッサー」を開発し、朝シャンブームが起きましたね。
2016年にリニューアルした新しい「サクア」は、どんな最新機能を備えているんでしょうか?
小林:では、まず水栓から行きましょうか。
この「エアインスウィング水栓」は、向きを前後左右に動かして、水が流れ落ちる角度を変えられます。
屈んで奥まで手を伸ばさなくても、お水の方が前に出てきてくれるんですね。
川口:腰が痛い人も、小さなお子さんもラクに手が洗えますね。
小林:髪を洗うのにも便利ですよ。水栓を引き出してハンドシャワーとして使えるので、シャンプーが残りやすい襟足もしっかり流せます。
それと、壁から水栓が生えているようなすっきりしたデザインなので、根元に汚れがたまりません。
川口:掃除しやすくていいですね!
小林:「エアインスウィング水栓」は、洗面台水栓では初のエアイン機能を搭載しています。
水滴に空気を含ませるTOTO独自の技術で、従来品に比べて約20%の節水が可能になりました。
川口:水道代も、お湯のガス代も節約できるわけですね。
お湯と水の切り替えを意識して給湯器のガスを節約
小林:エコと節約に役立つ機能が、ほかにもあります。
水栓のレバーが、お湯と水をきちんと使い分けられるように設計されているんですよ。
お湯と水の混合水栓って、夏でもレバーを真ん中にして使っていませんか?
実はレバーが真ん中だと、給湯器が着火してしまうんです。レバーを左に振り切ると熱いお湯、右に振り切れば冷たい水が出ますが、その中間はぬるま湯が出ているんですよ。
川口:えっ、そうなんですか? それは知りませんでした。
ガスがもったいないですね。
小林:そこで、ユーザーの皆様の意識付けのために工夫した部分があるんです。
レバーを左右に動かしてみてもらえますか?
川口:あれ? 真ん中よりちょっと左のあたりで一度、カチッとひっかかりますね。
小林:そう、そのクリック感がポイントなんです。
レバーの中央部は水が出て、カチッとクリックするところでお湯と切り替わります。
水を使うつもりで、うっかりお湯を出してしまうことがなくなり、ガスのムダ使いを防げるんです。
この「エコシングル水栓」は、2011年にエコプロダクツ大賞のエコプロダクツ部門で環境大臣賞を受賞しています。
四角い洗面ボウルは洗濯物の手洗いにも大活躍
川口:洗面台のボウルはどれも丸いものだと思っていましたけど、「サクア」は四角いんですね。
小林:陶器は焼く時に縮んだり、重みで変形したりするので、直線的な四角い形のものを作るのは、技術的にとても難しいんです。
陶器の製造は当社の得意分野ですから、表面がツルッツルで汚れが付きにくく、しかも使い勝手のいい洗面台を作ろうと考えた結果、この「ひろびろ陶器ボウル」が誕生しました。
底が平らなので、バケツや洗面器を置いてもガタガタしません。
川口:これだけボウルが広いと、洗濯物の手洗いもしやすそうですね。
小林:ブラウスやセーターのようなかさばる衣類や、スニーカーも洗えますよ。
川口:1カ月か2カ月の赤ちゃんだったらベビーバスを使わなくても、ここで沐浴できるんじゃないでしょうか。
ところで、ボウルの左右のフチが広くて平らのは、何か理由があるんですか?
小林:何かを洗っている時、手元に洗剤や洗濯物などを仮置きできないと不便なので、物を置けるように設計されています。
川口:洗面台でコンタクトレンズを入れる時なんかも、ここにいろいろ置けると便利ですね。
小林:手前のフチは薄く、奥に向かって傾斜しています。
洗顔する時に手から肘にお湯が伝ってボウルのフチにたまると、お腹がぬれるでしょう?
お腹がべちゃべちゃになるのを防ぐ構造になっているんです。
水あかがたまりにくく掃除がしやすい排水口
川口:洗面台で髪を洗うと、排水口に髪がたまりますよね。
その辺も、掃除しやすい工夫とかあるんでしょうか?
小林:金具と陶器のすき間が少なく、水あかや汚れがたまりにくい「お掃除ラクラク排水口」に、水の渦を利用して髪の毛をまとめる「らくポイへアキャッチャー」がセットされています。
ヘアキャッチャーを外してひっくり返せば、たまった髪の毛をポイッと捨てられます。
収納スペースを20%拡大した奥ひろ収納「奥ひろし」
小林:収納スペースの広さにも注目してください。キャビネットが大きいでしょう?
川口:なんでこんなに奥まで収納スペースを取れるんですか?
洗面ボウルの下って、曲がりくねった配水管がありますよね?
小林:この奥ひろ収納「奥ひろし」は、配水管の形状をシンプルにして従来より奥に配置しているので、配水管の手前の空間が以前より20%広いんですよ。
川口:ボウルの手前のデッドスペースまで、収納スペースになっていますね。小さい物をしまっておくのに便利ですね。
小林:収納部分の扉のカラーバリエーションも豊富で、ダーク系・ミディアム系・ライト系・ホワイト系の全11色から選べます。
新築の洗面台ならこだわりを持って決めたいですよね。こちらの記事では新築のコーディネートに失敗しないための注意点を解説しています。ぜひご覧ください。
新築のコーディネートに失敗しないための注意点やポイントを紹介!
洗面台でメイクがしやすい「スウィング三面鏡」
小林:鏡はくもり止めコートで加工した「エコミラー」を使用しているので、くもり止めの電気ヒーターが付いたタイプより、電気代がお得です。
特許商品の「スウィング三面鏡」は左右のミラーが両開きになっていて、内側から開くと収納スペースに物を出し入れできます。
外側から開くと三面鏡になり、さらに袖鏡を手前に引き出して、手鏡のように使えるんです。
川口:これ、めっちゃいいですね。今は鏡台を使わない女性が多いですから、洗面台でお化粧する方におすすめですね!
「TOTOはとうとうここまで来た!」と、またまた驚いたTOTO札幌ショールーム探検。
今回は洗髪洗面化粧台「サクア」について説明してもらいました。